日曜の朝はGUZZI、再び

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2019年 03月 02日

燃費について

  エルドラードの燃費について思うところを。

 私はいつからでしょう、所有するバイク(車も)の燃費を記録するようになりました。30年以上も前からでしょうか、その頃は単に記録としてとっているだけでしたが、そのうち燃費にも傾向があることに気づくようになりました。当時は今のような表計算ソフトなど無い時代ですから自分で升目の表を作り電卓で各数値を計算後に書き込んでいました。通勤時の標準的燃費や季節変動が判るようになりました。そのうち興味本位で古いバイクをいじるようになると整備の成果が燃費に反映されることも判って来ました。特にここ10年はそんなことばかりして快調で燃費のいいところを探る楽しみが出てきました。
 燃費を記録しているといろんなことに気付くのですが、そこからもう一歩踏み込んで原因(要因)を探るとバイク趣味に深みが出てきますよ。機械的な要因を探って調整したり走り方の研究にもなります。さらにもう一歩踏み込んで、どこをどういじるとどのような結果が出るかを探るのも結構知的好奇心をくすぐられて楽しいものです。はじめは記録を録るだけで十分、傾向を見るだけでもいいです。一歩踏み込んでバイクいじり、もう一歩踏み込んでより深い理解を得ようと思うのです。三歩目の踏み込みはまだ未踏の世界です(笑)。

 
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 さて、エルドラードの直近5ヶ月の燃費を抜き出してみましょう。

 エルドラードが来ると決まってから仲間にどのくらいの燃費なのか聞いて回りましたが、皆大体16~18km/ℓの間だよという答えでした(以下/ℓは略)。過去のGUZZI 1000S時代もその程度(平均18kmちょいか)だったのでなるほどと思っていました。受け取ったまま全くの無調整の状態で給油したら16kmだったので、うむと思ったのですが、少し調子悪いし、もっといける雰囲気は経験的に判りましたのでさっそく点火系を一新しましたら19kmほどに伸びました、ほら見てご覧!と思いましたが、こうなれば20kmの大台は狙いたい。電気が正常ならば次はキャブレターです、分解して確認すると標準と違うジェットが入っていたり、ニードルの位置が違ったりしていました。それをした理由があるのでしょうが、まずは標準から試すのがセオリィですよね。標準セットアップを目指しますが、マニュアル通りの調整値に収まらずに現状を優先ということで一番調子のいい位置を私のエルドラードの標準位置と決めました。メモを取りながら毎週末の朝練で微調整と大胆な振りを試しながら詰めていくとほぼ決まりました。その時点で21km弱まで伸ばすことが出来、20km半ば(20.5kmとか20.6km)を私のエルドラードの標準値としました。
 何度かの電気的不調を繰り返すと燃費に反映されるのですぐに判りました。ポイントギャップの調整や点火タイミングのずれが原因のことが多いのですが、コンデンサーが弱って来ると前兆現象として燃費降下が有ることも判りました。やはり電気がしっかりしないと気分よく走るために無意識に僅かに多めにアクセルを開けるのでしょうか。
 細かな調整や電気的いたずら(キャブのアース取りとか)、機械的いたずら(バランスパイプの結合とか)の効果を探るために最低400kmは走って燃費への反映を見たりします。効果が有ることもあるし、全く不明なことも有ります。
 機械的な音やライディングフィールによって快調不調を感じ取るのは比較的簡単なことですが、燃費の上下によってその理由を推理し、調整してその結果がいい方に出るのかまったくダメかの遊びを繰り返しているとだんだんエルドラード個体のバイクいじりの理解が進んでいくものですね。こういう遊びが乗ることをより楽しくしてくれるようです。

 さて、過去5ヶ月の推移を見ていきましょう。全てうまくいっているところが出発点だと思ってください。
九州に向かうために大阪までの高速走行をしました、といっても95km/hを上限としたのんびりした走りでの燃費が過去最高の23.4kmと23.3kmを記録しました。私の目標は一般道のツーリングで22kmですのでこれはうれしかったですよ。ところが翌日九州を縦断途中からアフターファイヤーが頻発し、大分県の玖珠市で給油したら20kmまで落ちました、その翌日大隅半島をパンパン言わせながらも快走したら19.4kmとますます落ちました。しかも帰りの東名高速は行きと同じ走り方なのに23.4km⇒19.7kmと大幅にダウンしました。帰宅後の調査でポイントギャップが詰まっていて点火時期も遅れ気味でした、このことからポイントギャップの詰まりの症状としてアフターファイヤーの頻発が上げられ、燃費も悪化するとの結論が見えてきます。ほぼ同じ現象は夏の東北でも経験しました。
 その後は20km台をキープしていました。いたずら心で左右のキャブレターの負圧を連結させるパイプを作ったところ、1kmほど燃費が上がりました、しっかりと結果が出るんですよ。
 ところが年末にかけて徐々に下落傾向が出てきました、勿論走り方の要因は大きいのですが、朝練4回の平均値を5回(都合20回!)も繰り返せば傾向は乗り手の問題だけではないことは証明出来るでしょう。考えられるのはまた点火系のずれなのですが、確認してもポイントギャップや点火タイミングは正常でしたので、これは季節変動であると結論できそうです(昨冬はまだそこまで詰め切れていなかった)。今までの経験から寒いとどうしても燃費が落ちるようです。せっかく酸素は濃いのにキャブレター経路の気温低下でガソリンの噴霧化が良くなく燃焼効率も落ちいつもの走りを期待すると、やはり気が付かない程度のアクセル開度の差が出るのでしょうね(やはり乗り手の問題か?)。その証拠に気温が少し上がってきた2月の終わりには再び21.5kmまで回復しましたから。

 燃費の推移から細かなことを推測するのですが、全てが合っているとは限りません。今までの経験が通じないバイクが有るのです、私の通勤快速タウンメイト90です。11年間の燃費の推移を見ると季節変動ははっきり出るのですが、理由の判らない燃費悪化、キャブ調整の結果の出なさ、タイヤ空気圧、チェーンの張りなど細かな要素があるのですが、ほとんど効果無く悪化したり、良くなったり、このバイクだけは理屈を越えた何かが有るようです(笑)。

 おまけ。
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# by Gambaldo850 | 2019-03-02 05:30 | Eldorado | Comments(8)