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2018年 01月 13日

クラッチワイヤ交換

 クラッチワイヤを交換した。

 いつもはこの手の部品は予備的に交換してはずした方を携帯するのが常ですが、今回は予備的に交換したわけではありません。事の始まりは、2日続けてエルドラドに乗って二日目の途中辺りからクラッチの遊びの量が少し増えてきて停止時にニュートラルに入れにくい症状が出始めたのです。経験的にクラッチの遊びが増える時は絶対にワイヤが切れる前兆です、ワイヤが解れて力が逃げて軽くなったり、遊びが増えたりするんですよね。

 
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 自宅の車庫にエルドラドを頭から突っ込んでニュートラルを出そうとしたら、クラッチが切れきらなくてクラッチレヴァーを握っていても少し駆動が掛かっている状態でした。クラッチの遊び調整をしなくてはなりませんね、その時はそう思ったのですよ、まさかまだワイヤが切れるほどじゃないと思っていたので。
 レヴァーの元で調整をしようと思いましたが、小手先の調整では引ききれない状態でした。ではミッションケース側で調整しましょう。遊びを調整しながらクラッチレヴァーを何度か握っていたらパーンッ!カチーン!と連続音が・・・ワイヤエンドのタイコが飛んでパーンッ!、ミッションエンドのクラッチレヴァーが反動でフレームに当たってカチーン!でした。
 覗きこんだエンジンの下ではこんな感じでしたよ。ワイヤ切れではなくタイコ抜けでした、ワイヤの遊びが増えていったのは徐々に太鼓の中のワイヤが抜けて行ったからなんですね。なんだよそれは。

 
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 取り外したクラッチワイヤを確認しましょう。エルドラドの後方のどこかにすっ飛んでいったタイコは家の前の路上にありました。小さめのワイヤエンドでワイヤを挟み込み大き目のタイコのテーパーの掛かった穴に入るようになっているのですね。この時は強い力ですっ飛んでいってしまったのでふたつの部品が挟まってしまっていますが。
 ワイヤに曲がりの跡が有りますが、これは私の整備ミスでハンドル交換時にクラッチワイヤの遊びを大きくするためにミッションケース側のレヴァーにハンマーの木の柄を挟んでワイヤの遊びを作った時に曲げてしまったのです。今回のタイコ飛びとは直接関係ないです。
 今回のタイコ飛びの原因は小さい方のワイヤエンドにワイヤを通した後のハンダの入り込みが良くなかったのが原因のように見えました。このあともう一度ワイヤをほつれない様に慎重に押し込んだらきれいに通りましたので、ワイヤエンドを少し曲げて引っ掛かりを作りバーナーで炙ってハンダを溶かし込んで見たいと思います。うまくいったら携帯用の予備に出来ますものね。
 乗り始めのときに気付いていたのですが、このクラッチワイヤは国内登録の時に新品に交換されていたようですよ、物凄くきれいなインナーワイヤでしたから。ということはあまり出来の良いワイヤではなかったいう事でしょうね。

 
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 エルドラドを買ってすぐにアメリカから細かな補修部品をいくつもまとめて取り寄せました、その中に補修用のクラッチワイヤも頼んでありましたので今回は焦りもせずに助かりました。いつもサドルバッグの中に入れて持ち歩いていました。今回はラッキーな事に家の車庫での調整時にタイコが飛んでしまったので工具も揃っていたので簡単な作業で交換できましたが、出先の路肩で同じ事をするともっと時間が掛かったでしょうね。一番時間が掛かるのはミッションケース横のワイヤの遊び調整のダブルロックナットの調整ですね(ちなみに私は両側から挟むタイプです)。フレームが邪魔をしてオープンレンチを振るスペースがないのが問題ですね(一番下の写真参照)。

 
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 ワイヤを交換する前に新品のうちにオイルを通しておきましょう。簡易的な時はCRC5-56をワイヤインジェクターでぶっ込みますが、時間が有る時はサラサラのミシン油をゆっくりと通します、こちらの方が断然滑らかですし持ちが違います。ただしいつまでたってもワイヤエンドからオイルが染み出し続けますけどね!

 
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 取り付けました。今まで付いていたものよりほんの僅かインナーワイヤの長さが長かったようで最適な位置に調整したらここまでアウターを引かないといけませんでした、これではワイヤが伸びてくると調整幅が少なくて困るかもしれません。クラッチレヴァー側にカラーを入れることも考えないといけないかもしれません。
 ちなみに私はダブルロックナットを挟み込むスタイルです、ここのナットの留め方に個人差が出ますね。(笑)

 
 翌日早速乗りました、今までとクラッチの当たり位置が違うので、走りながら好みの位置に何度か調整しました。出発時にローで半クラッチを僅かに当てたときにスッと車体が動いて完全に繋いだ時に車体が飛びなさない位置が理想です。乾式クラッチですから半クラッチの時間は極僅かにしたいのです、トルクの大きさもありますが、乾式クラッチで半クラッチを長く使うのはクラッチ盤を痛める元ですし減りも早いはずです。
 クラッチの繋がりもうまく調整できて、走り回っているとクラッチレヴァーの引く力も軽くなったことに気付きました。これ位軽いと楽だなぁ。あとはしばらく走って初期伸びを取ったら完成ですね。
 太鼓の抜けてしまったワイヤはリペアにトライしてみようと思っています。ワイヤを通しなおし、先端を少し広げて抜けにくくし、バーナーで炙ってハンダを溶かし込む作業をしてみたいと思っています。今まで経験したことがないからです、うまくいったら携帯してスペアにしましょう。 



















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# by Gambaldo850 | 2018-01-13 05:29 | Eldorado | Comments(8)