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日曜の朝はGUZZI、再び

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2019年 09月 23日

シートをリヂット化

 シートをリヂット化しました。

 何度か書いてきましたがサドルシートを交換してから、コイルスプリング~ヘアピンスプリングと徐々に後ろ側を下げるセットアップを行ってきました。今度はそれをもう一段推し進めてシート全体を若干下げ、後方に移動、そうしてリヂット化という改造をしました。
 いつも書いているように私は高めのシートで高くて遠い位置からのハンドルを使ったコントロールを好みとしており、特にエルドラードにおいてはそれをかなり意識してシートの高さを決めてきました。シートを交換するまではかなりいい線に行っているつもりでしたが、交換後のシートでは今いち位置合わせがうまく行っていない部分も有りました。スプリングの交換で決まったかな?と思ったのですが、東北ツーリングの際に750アンバサダーに交換試乗した時にハンドリングの違いに驚きました。私はその差の答えをタイヤに求めたのですが、友人からはシートの位置に原因が有るのでは?との見解を貰いました。なるほどと思う部分も有り先日までのセットアップから少し変えることにしました。高さもさることながらシート位置が少し前寄りなのが私も気に成っていたのです。

 
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 シート位置を動かす方法は前側取り付け位置をステイで変更(移動)し、後ろ側はスプリングを廃しリヂットにします。
写真は位置を確認するために2ヶ所からステイを出して位置を確認しているところです。右側のフレームの部分はノーマルのシートが取り付けられていた部分、前側は今のシートとタンクを共締めしている部分です。それぞれ穴までの距離が35mmほどです。このステイの状態でそれぞれの位置にシートを取り付けて見ましたが、前側の方がいいと確認できました。

 
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 後ろ側はゴム足をフレームから生やしてスプリングの代わりに取り付けリヂット化します。
ゴム足は二種類用意しましたが、短い方を二段重ねが高さ的にちょうどいいような感じがしましたので、とりあえず試着でこの高さを試します。

 
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 こんな感じで元々のシート取り付け穴を使いシートを支えるようにします。シートのベースが乗り上げた状態で固定はしません、乗っている限りは浮き上がることはありません、カブの吸盤シートと同じような物です。
 またフレームの前側上(タンクの直後)に5mm厚の防振ゴムを縛りつけシート前面の裏側が当たった状態で固定できるようにしました。
 今回の前側のステイ、後のゴム足、防振ゴムの取り付けは同じループ乗り(V700)の友人が同じシートで既に行っている取り付け方法で、それをベースに真似させてもらいました。先駆者がいると本当に楽できます!

 
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 前側はこんな感じです。シートをうら返しにして見ています。シートとタンクは共締めでしたが、ステイを噛ませて後ろに3cm下に1.5cmほど動かします。
 この写真でフレームに巻いた防振ゴムが良く判りますね。シートベースの鉄板がここに当たり位置決めされます。

 
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 最終的にこまごまと取り付けの試行はありましたが、何とか位置決めもできました。
この状態でシート位置は今までに較べて写真で見えるように、前側は後に3cmほど下に1.5cm程移動、後ろ側はさらに2cmほど下に下がったイメージです。いままでコイルスプリングの時は極端な前下がり(後上がり)からヘアピンスプリングの緩やかな前下がり、そして今回の座面がほぼフラットな状態と3つのポジションを試し、一番自分に合っているものを採用するつもりですが、今回のが決まりかもしれません。
 ただし、ヘアピンスプリングを採用していたひとつ前の状態もかなり良かったのは事実で、東北ツーリングでも文句は無く、乗り心地も良かったのです。

 
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 翌日の朝練の写真です、これだけはスマートフォンの写真を使います。
シートを移動した状態です、作った本人ですら何も言われなければ違いが判りませんが、良く観察すればシートとタンクの間に僅かな隙間が出来たことが判りますし、シート後方がままでより低いことも判ります。
 では一番大切な乗った時の話をしましょう。車庫から出して跨った状態でシートが低くなっていることが判ります。以前使っていたサドルシート(破けたヤツ)はシート高は有ったものの前方の幅が狭かったので足つきは良かったのですが、現状のシートは幅が広いので高さより幅で足つき性が悪いのですが、ヘアピンスプリングの時でつま先でかかとは触れるくらいでしたが、今回はかかとがしっかり付いて膝も曲がるくらいです。たった1.5cmほどの差でこんなに違います。また後に少し下がったのでハンドルが僅かに遠くなった感じがします。
 走り始めるとやはり路面の悪いところでのクッション性が落ちました、今までお尻に伝わらなかった大きな段差のショックが伝わるようになりました。でもリヂット化したその分シートはかっちりとしてしっかりと状態がお尻に伝わります。僅かに後ろ目に座っているのでハンドリングは先日よりゆったり感じますが、変化は小さいです。一番の変化は信号で止まる直前の最後の2m位の安定が上がりました。今までハンドルへの入力に反応し過ぎてふらつく感じがあったのですが、ふらつきが僅かになりました。このふらつきはタイヤ交換から出たのでトレッドの形が関係有りそうですよ。
 コーナー直前のハンドリングですが、予想より変化は少なくて軽快なハンドリングに成ったかと言えば成っていない!でも、今までより余裕が出て安心感は上がったような気がする。狙った軽快感は出ずに安定感が出た(笑)。今まで少し『鈍』な部分があってエルドラードらしかったけど、『鈍』と言うよりは安心感に変わったのかな。
 座面がほぼフラットに成ったのには少し違和感が有ったけど、これは慣れた、長い距離を乗らないと結論は出せないので、保留。後を高くするのはゴム脚を嵩増しすればいいので難しくない。
 しばらくこれで乗ります、九州はこれで行ってどうなるか確かめます。




















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by Gambaldo850 | 2019-09-23 05:06 | Eldorado | Comments(4)
2019年 09月 18日

2nd Anniversary

エルドラードが来てもう2年経ちました。

 正直なところまだ2年?と言うくらい濃厚な日々を過ごしています。台風の余波のあと、湿りきった空気の中を集配デポまでエルドラードを引き取りに行ったのがもうずいぶん前に感じています。さっき本当に2年か?と整備録を見てみましたが、やはり丸2年で間違い無いや。9月15日の時点で丸2年24400kmの走行でした。

 
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 引き取りに行った場所は自宅から10kmも無いくらいの所だったのですが、その帰り道に愕然としたんです、これはかなり手を入れないとまともに走らないぞって。今では考えられない様なバランスの悪い回り方、変な振動、機械音も大きかった。ベースとして考えていたからがっかりはしなかったけど、手強かったらどうしようってその日の空と同じような曇った心持でした。でも、手を入れて行くとどんどん快調になり素性は悪い子じゃなかったのが判り安心しました。とともに前のオーナーはこの状態で乗り続けていて嫌になっちゃったのかもしれないなぁって、前のオーナーに少し同情すると共にエルドラードも本調子じゃなくて可哀想だったなぁって思いました。
 私だって威張れるほどの整備のスキルが有るわけじゃないですが、素人なりに古いバイクの基本整備を順番にこなして行っただけでした。基本的なメカニズムが特別な物ではなく、汎用的な知識と整備で何とか普通の状態まで持ってこれたのはとてもラッキーなことでした。

 
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 調子よく走り始めたらもうこっちのもの。自分の好みにどんどんカスタムしていくだけ、なるべくノーマルのシルエットはいじくらず、見る人が見れば判る細かな部品の交換を繰り返しました。また走り始めればいろんなところに不都合が出てくるもので、ひとつづつ丁寧にしつこく修理、補修、観察を続けていました(います)。また調整できる部品では自分の好みの乗り味に成るようにいわゆるチューニングします。160km/hで走り続けることは出来ないけど、50km/hでは延々と気持ちよく走り続けられるようなチューニングです。
 細かなトラブルが私を鍛えてくれました、前車のTX650でもずいぶん点火系/キャブレターで鍛えられましたが、エルドラードはその経験を生かしてのさらなる経験の積み上げ、観察眼の進化もあります。友人達に教えられることも多く、GUZZI仲間の輪の中に加われて本当にラッキーです。
 整備のスキルが僅かに上がったり、観察のセンサーが鋭く成ったりしましたが、反比例するように体力が衰え、体が無理を受け付けない、変なところが痛いなんてことが起きています。しつこくエルドラードに乗り続けるには体を鍛え直さないといけませんね。


 
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 以前のバイクに較べれば日帰りツーリングの回数がずいぶん減りました。以前は毎週のように房総に行っていたし、山梨や長野への日帰りも数多く走っていました。最近はその数は一年に数回ずつになりました。その代わり泊まりのロングの数が増えて総走行距離は今の方が多いくらいです。一発ロングの人に成ったかのよう。わたしの中での変化は無いのです、いまでも休みのタイミングさえ合えば日帰りで行きたいところは多いのですが、可能ならば平日に行きたくて・・・それが良くないのか。
 年間の走行距離が減っていないのは誇らしく思っています、常々書いているように年間1万kmは走り続けたいものだと思っているからです。年齢と共に減るのでしょうが、可能な限り穏やかに減らしたいものです。

 今回の3枚の写真ですが、買い直した新しいスマートフォンで撮ったものです、普段はスマホのカメラはほとんど記録用でまともな写真を撮るつもりは無くコンパクトカメラで写真を撮っていました。ところが最新のスマホのカメラの性能は凄くて、ためしに撮った写真の凄さに圧倒されました。それが一枚目の写真です、色の出方も凄いのですが、ディティールの映り込みが凄いので驚きました。ここに載せるためにサイズを変更し、情報も減らしましたが、それでも十分な写真です。これはスマホの凄さを表しているけど、今使っているデヂカメを買い換えろってことなのか?

 そんな感じで、今回はお終いです。
丸2年走ったエルドラードはますます快調で毎回乗るのが楽しみです、毎週末が楽しみです。




















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by Gambaldo850 | 2019-09-18 05:09 | Eldorado | Comments(10)
2019年 09月 14日

軽整備と九州


帰ってきてから。

 東北ツーリングから帰ってきてもうひと月近くたってしまいました。まだまだ暑い日も有りますが、確実に秋に近づいているのが毎日バイクに乗っていると判ります。さて、ツーリングから帰ってきてからの軽整備とこれからの計画についてお話しします。

 
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 まずは毎度のこの写真でお分かりのオイル交換です。ツーリング直前のキリのいい距離での交換からツーリングの後のキリの良い距離(記録しやすいようになるべく100kmの単位で揃えるか1000km単位をメドに)で交換します。今回は1000kmのキリのいいところで24000kmで交換でした、もうエルドラードが来てそんなに成るんですよ。前回の交換から2400kmです。オイルとしては全く問題の無い距離でしょうね、この倍走ってもきっと大丈夫でしょう。今度試します。
 過去のBMWやTX650はそこそこオイルは減って1000kmで300ccとかOHVのBMWはかなり減ってツーリング先での補給はしょっちゅうでしたが、エルドラードはオイル交換スパンでは全く減りません、いつもロングに行くときは300ccのオイルを持って走るのですが、全く必要ないですね。

 
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 磁石付きのドレンボルトに捕まるスラッヂも僅かで、金属のように光る物も無し、黒い物も粘りも弱く良い感じです。このエンジンはクランクシャフトのシャフトの中のオイルラインに遠心力でスラッヂを捕まえる機構が有りまして、数万kmに一度エンジンOHしてオイルラインを掃除しないといけないのですが、私のは一体どうなっているのでしょう、過去にあけたような形跡は無いので、石炭のようになったスラッヂが遠心分離機のように外側に張り付いているのでしょう。良いオイルを入れ続けるとその固形スラッヂが溶けて外に出てくる・・・なんてこと無いかなぁ。

 
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 これもいつぞや書きましたが、オイルパンの下側に3本レール状のスキッドプレート(アンダーガード?)が有るのですが、その真ん中のヤツがドレンボルトの下に有るので(一番上の写真で確認できます)オイル交換の度に雫が入り込んでしまうのです、それと相変わらずのオイル漏れ(トランスミッションケースを下ろさないと交換できない)のオイルが僅かに入り込むのです。半年も走ればオイルと砂の香ばしい化合物が出来上がります。定期的に掃除しないと気分が悪い。オイルはエンジン前側にも回って関係のないフロントカヴァーの下側もオイリィに成り汚くなります。仕方ないから綺麗にしましょう。

 
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 マイナスドライヴァーでこそげ落としてからパーツクリーナーで綺麗に洗い流しておきましょう。面倒なことに完全に油気を取ってしまうと今度は錆びて来るという面倒なところです。

 雨の中のツーリングでしたから細かな奥の方まで汚れが入っているので、根気良くバイク掃除していきます。普段手を入れないエンジンの裏側とか、スイングアームの根元、リアフェンダーの裏側とか、もう結構汚れているものですね。以前に較べて掃除自体あまり根を詰めて出来なくなりました。面倒になったというのが正直なところ。
 でも、掃除していると自分の世界に入り込んでしまうようで2時間くらいあっという間に過ぎてしまいますね。この日も塗装部分(特にフレーム)などをオイルを沁みこませたウエスで拭き上げ塗装面にオイルの膜を作っておきました。俗に言うオイル磨きってやつですね。古いバイクだから水洗いはしないし、根気良く雨の汚れを落とすしか無いんですね。久しぶりにアルミリムとスポークも磨きました。こういうところが綺麗だとバイクも引き立ちますね。

 
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 10月は今年も九州に行きます。昨年初めてバイクで九州上陸しましたが、とにかく時間がタイトで走りぬけてしまった!というだけでした。それでも十分楽しい事は判ったのですが、いかんせん納得できない。いままでの東北と同じようにポイントを絞ってじっくりと走りこんでみたいと思うようになりました。今回は阿蘇が目的です。

 
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 昨年はフェリーで鹿児島県の志布志に着きましたが、今年はなんとその航路が行きたい日に限って運休(欠航)の予定です。鹿児島から桜島を見ながら北上し、船で天草に渡り熊本~阿蘇と走ってみんなと集まる大分県玖珠に行こうと考えていましたが、九州縦断が無理となりました。往復共に大阪南港~別府便となりました。そこで考えたのはしつこい位2日間掛けて阿蘇を重点的に回ろうと考えたのでした。地元の友人からも情報をたっぷり貰い、予習も欠かさず、行きたいところ、見たい景色をピックアップ、上手に繋いで2日間みっちりと阿蘇周辺を走り回ります。昨年は外輪山のほんの一部を舐めた程度しか走れなかったし、雄大な景色はほとんど確認できなかったのが心残りでしたから今年はあらゆる展望台に寄り、噂の絶景を楽しむつもりです。
 バイク用のツーリングマップルも有用ですが、ひとつの県に絞り込むならばライトマップルの方が細かいところまで確認できます。今までずっとこれでやってきたので今回も同じようにルートつくりを楽しみます。


 10月18,19,20日に熊本~大分を走っています、のろのろ走っている赤いエルドラードを見かけたら優しくしてね(笑)。




















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by Gambaldo850 | 2019-09-14 11:27 | Eldorado | Comments(4)
2019年 09月 10日

東北ツーリング5日目

東北ツーリング5日目、最終日です。

 長々と書いてまいりましたが、今日が最終日です。楽しいことは時間が早く過ぎるのは当たり前、もう5日目のツーリングととても思えない時間の進むことの早いこと。
 体はそれなりに疲れてはいるのですが、3日目の朝ほどじゃなかった、疲れが中一日で襲って来る様になってから(歳をとった証拠)ロングツーリングは3日目の朝が一番きついことに気が付いた(苦笑)。

 
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 昨夜の天気予報では晴れの予報だった会津地方ですが、山の方を見るとどんより低い雲でいつ降って来てもおかしくない感じでした。と言うか既に路面が濡れてきているように見える・・・焦ってスマホで雨雲レーダーを見てみるとなんとピンポイントで会津だけに雨雲が掛かっている!こんなことって有りか?
 私は自分に暗示を掛けるためも有り『晴れ男』であると常に言い張っています、が、昨日からの天気はかなり厳しいものがありました。普段ロングツーリングにいても丸一日強い雨に降られることはほとんど無く、午前中だけとか午後二時間だけと言うのがほとんどで、運がよければ一度も降られないなんていうのがしょっちゅうなのでマジで『晴れ男』なんですよ。
 ところがなによ?ピンポイントで会津だけ雨かよ。写真でも僅かに左上に写っている水溜りに雨が降っているのが判ると思います。仕方ないので、完全雨装備で出発します。でもレーダーを信じるならば一時間も走らないで雨雲から逃げられるはずですよ。セル一発でエンジン始動、このツーリングの間一度も愚図らなかったエルドラードは本当に頼もしい相棒です。
 

 
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 国道121号を延々と南下しますよ。走り慣れた会津西街道は毎年冬に雪の中を会津の東山温泉に向かうために走っていますし、高速道路を使わない時の東北ツーリングのメインルートです。圧倒的に車が少ないし、気分良く自分のペースで流せるのでリラックスできるんです。流れの速い国道4号の方が距離が稼げるのは判りますが、そういう問題じゃないの。
 会津若松から芦ノ牧温泉の先くらいまでは結構な降りでなんだか昨日のデジャブーみたいだとちょっと落ち込んでいましたが、下郷を過ぎた辺りでは雨も止み路面も乾いてきたので一安心。
 恒例の国道おにぎり串刺し三兄弟で記念撮影、この辺りではもう薄っすらとお日様も刺してきたほどです。なんだかおなかが冷えてしまっておなかが痛いよ、弱ったもんだね。

 
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 ずいぶん南下してきて栃木県まで入ったのか、鬼怒川温泉の街中でやっと休憩できそうな場所を発見。トイレと、合羽の乾燥と、水分補給とおなかを温めなくっちゃ!
 
 
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 とにかく日が出てさっきまでが嘘の様に気温が上がってきて合羽を脱ぎ捨て、上着も脱ぎ、シャツも一枚脱ぎ、ベンチに座って炭酸水をがぶ飲み。とにかく乾かせ、時間はたっぷりあるから長めに休もう。グローヴもしっかり乾かさないとまた手がまっ黄色になってしまうよ。
上の写真と角度違いだけど、とりあえずもう一枚。このとき思い出したのは、数年前のTX650での東北ツーリングの時のことでした、今回とは逆に初日にこのコースを北上している時に雨に遭い福島県内のコメリの駐車場で全く同じように着る物を脱ぎ捨てて乾燥させたことがありました。なんだかこのコースはそういうことが有るのか?と。
 この時点でまだ10時過ぎ位だったでしょうか、予定のコースは考えて有ったのですが、なんだか少し気力が無くなって来ました。霧降高原を回ろうかとも思ったのですが、面倒になって帰ろうと思いました。
 

 
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 今市まで出て、鹿沼に向かって杉並木を走りました。今はこの杉並木の中を走る道はほとんどバイパスに成ってしまい、並木を走ることがほとんど出来ません。逆にわざわざ並木を走る人もいないので走っているのは私一人です。ですからここで『変態走行』を試してみます。可能な限りスピードを落として40km/hで走ってみます。あはは、面白いや、道の両脇が土塁になっているので排気音が反響して良い感じだ。ドスドスと低音が響き渡ります。うれしくなって記念撮影を一枚。

 
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 こんな感じで誰もいない、杉並木を走り抜けます。
気温がかなり高くなってもう一枚インナーを脱いで、鹿沼の市内をゼーゼーいいながら通り抜け、もう面倒だ!東北道に乗ってしまえ!って、あまり得意じゃない高速走行に切り替えました。東北ではあんなに寒い思いをしたのに、今はメッシュジャケットを通り抜ける風さえもぬるくて暑い。少し多めに脚を開いて脇も開けて、風を一杯に受けて走り抜けました。
 都内に向かってどんどん気温が上がるのが判ります。埼玉は暑い。都内も空気が淀んで暑い。あの爽やかな東北の日々は幻だったのか?

 少し混んでいた首都高をゆるゆるとやり過ごし、帰宅したのが午後1時半頃でした。もっと走るつもりだったけど、帰ってきちゃうとそれはそれで安心しちゃってああぁ良かったって(笑)。

 本日の走行 275km まぁ会津から真っ直ぐ帰ってくればこんなもの、良しとしましょう。
 平均燃費 21km/ℓ ツーリング時には平均的な燃費です。

 今回の東北ツーリングは直前にエンジン始動出来なくなってもうダメかと思われたのですが、何とか修理完了、始めはいろんな心配があったのですが、走り始めたら絶好調で愚図ることも無く最高のお供でした。念願の岩手変態走行も出来たのもうれしかったこと。楽しい思い出も多く、良いツーリングだった。最近少しツーリングの回数が減った気もするけど、その分一度の走行距離も増えたし、年間の走行は昨年よりも多い。今年も10月には九州を走る予定です。

 5日間の走行 1874km 2000kmには届かなかったけど、それでもよし。また来年行こう。

 長いツーリングレポートにお付き合いくださってありがとうございました。

 


















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by Gambaldo850 | 2019-09-10 05:33 | Eldorado | Comments(8)
2019年 09月 06日

東北ツーリング4日目

東北ツーリング四日目です。

数日前からこの日は雨らしいとの話しでした。とりあえず最終日で三日間はいい天気が続いていたので仕方ないかなぁという感じはしていましたが、私だけは皆と違ってもう一日東北を走る予定だったので予定が大きく変わりました。しかも明け方にはホテルの二重窓を通しても雨音が聞こえるほどの大雨が降っているのが判るほどでした。
 私は福島の会津若松に宿を取っていて初日に走った栗駒周辺~蔵王周辺の山の向こう側を南下する予定でした。しかしこれは無理っぽいので、なるべく直線的に会津若松に向かうこととします。

 
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 前日に雨の当たらないように屋根のある場所にバイクを停めさせてくれたホテルの配慮に大感謝。写真ではいまいち写りが判りませんが、大粒の雨が降り続いています。一応予報では時間の経過で徐々に弱くなるような雰囲気でしたが、9時過ぎても雨脚の変化は無く、9時半には出発の準備をしようと話し合いました。標高の高い山の上のホテルでしたから雨脚が強いのかもしれないし、ガスが掛かっているのかもしれません、南下して回復を祈るしかありません。
 
 
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 完全な雨装備を装着するのですが、この降りではどの程度までカヴァーできるのか、どうせ走り始めてすぐに沁みてくるんだろうなぁと。
 気が重くなっているのを表すような二台のループの後姿。ホテルから出てすぐに私は分岐して皆と別れてしばらく一般道を走るつもりです。皆は盛岡まで出て東北道を都内までひたすら走り続ける予定です。
 

 
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 雫石環状線から県道1号へ。途中渡る橋の下の川の茶色い濁流がもう怖い、物凄いうねりで見ているだけで吸い込まれそう。県道1号を延々と南下して行くのですが、私はこの道が大好きです。連なる低い山の谷筋をうねるように結んでいて、定期的に集落を通過する。車はほとんど走っていないので、バックミラーを見ながら可能な限りゆっくり走り続けます。10数年前にロングツーリングを再開した時に初めて岩手に来た時に南下したのがこの道で思い入れも強いし、晴れていれば本当に気分のいいカントリィロードだ。
 南下するにしたがい、徐々に雨も弱まり、路面が乾いてくる場面もあった。これは非常にうれしかった。このときはトイレ休憩をしていたら急に雨が降り出してとてもがっかりする直前に撮った写真です。もうブーツの中はびっしょりです。

 
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 県道1号を最後まで南下し、国道107を左折錦秋湖の湖畔を走ります、雨は先ほどより強く降りもう心も体のびっしょりです。どんな高性能の合羽を着ていてもやはりこの雨の中を半日近く走れば袖口、首周りからの雨の進入は防げず、長袖のインナー二枚がもうびっしょりになってきたのが判ります、しかもずいぶん寒いし、この時点で20度無いくらいでした。
 県道37を平泉方面へ右折、ここは行きにも走った場所、このルートも大好きな道のひとつ。全く車の走っていないへヴィーウエットの道を淡々と流します。やっと国道4号に合流、すぐにあったコンビニに飛び込む。トイレを借りて着替えるしかない、なんだか数年前もここで着替えたような気がする・・・長袖、半袖、そしてライトダウンジャケット!これから高速に乗るから寒さ避けです、だってメッシュジャケットなんだもの。
 高速も普通に雨が降っていましたが、なんだか気持ちが楽になりました。のんびり行こう。

 
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 衝撃的な写真を!
今まで散々安いグローヴを使ってきたけど、雨の日にここまで色落ちしたのは初めてです。普段、真冬以外はグリップスワニーの黄色いグローヴを使っていて今回夏向けにより薄手の黄色いグローヴを買いました、グリップスワニーのパチ物ですが、ナメシが良く非常に付け心地が良いのでいい買い物をしたとほくそ笑んでおりました。朝から昼過ぎまで雨の中を走って時々手をニギニギすると黄色い汁が出ているのが判っていましたが、高速で休憩した時に思わずのけ反るほどの色落ち具合!私の手がまるで安物のたくあんのように見事に黄色く染まっております。
 はやり革製品は値段なんだぁ、としみじみ自分の手を見て痛感しました。この後3日ほど手を洗っても黄色味は抜けず、爪はもっと酷くて未だにほんのり黄色い・・・10日以上。

 
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 途中ガソリンが不安になり国見SAで給油、心配する必要の無い燃費でしたが、雨の中のガス欠立ち往生だけは勘弁してもらいたい。平泉から磐越道の会津若松まで行くつもりでしたが、結構おなかが冷えてしまって、暖かい天ぷらそばを食べて体を温めて、しばらく休憩ののち出発。高速は250km以上走らなければいけないのでしんどくなってきました。
 雨の高速をゆっくり走り続ける大型トラックを見つけていつものコバンザメ走行に徹します。ところが、福島に入り磐越道を曲がってしばらくしたら霧が凄くなって来て・・・霧というより雲の中に入った感じ?50mほど先が見えない、これはまずいと思い一旦路肩に寄ってから大型トラックの後ろに付きそのテイルライトを頼りに走ることにしました。10km近く視界が効かないままの走行で怖かった。会津若松まで我慢できずその手前の河東で降りる、この辺は良く知っているので裏道を使って市内のビジネスホテルまでたどり着いた。会津の町は雨が上がったようだった。

 
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 散々降られたけど、宿の辺りは路面も乾いていてなんだかほっとした。屋根のあるところに停めさせてもらって、荷を解き、ゆっくりと風呂に浸かって体を温め、濡れた衣類を乾かして、夕食は会津の町へ・・・お酒を飲まない私は晩御飯のヴァリエーションが無くって、目に付いたお店に入ってお終い。

 本日の走行 423km 久しぶりに大雨の中をたくさん走った、でもまだ夏だから良かった。ずいぶん冷えたなぁ。
 平均燃費 20.7km/ℓ あまり良くないのは何でだろう?もう一声欲しかったな。

 次回は帰宅までの話です、9月1日現在爪はほんのり黄色く、際はもっと黄色いです。角質層は染まると強いのね(苦笑)。




















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by Gambaldo850 | 2019-09-06 05:30 | Eldorado | Comments(4)
2019年 09月 02日

東北ツーリング3日目



 東北ツーリング3日目です。

 いよいよ今回の岩手ツーリングのメインエヴェント、岩手のループマスターとのドベドベツーリングをする日です。昨年雨の中点火トラブルを抱えてマスターの工房に滑り込んで応急修理をしてもらってから早一年、今年はループを連ねて私のリクエストの高原牧場を訪ねる予定です。この後詳しく書きますけど、マスター自身が『変態走行』と名づけた走りは未体験の快感を私達にくれました。

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 この日の予定はマイスターに付いて行って十和田湖近くの絶景の高原牧場へ連れて行ってもらう予定でした、数ヶ月前から打ち合わせて決めていたことでした。しかし、私の考えより時間が掛かることが判明しました。宿に泊まって朝ごはんを食べることを考えるとマスターの工房(GUZZI Farm)にがんばっても9時前にしか着けず、Farmから目的地まで変態走行では4時間掛かると判明し目的地変更しました。
 この日はまるてんさんのアンバサダー(750)、私とマスターのエルドラード(850と948改?)のループ3台のツーリングです。

 
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 岩手県北部にあるループGUZZIの世界では知らぬ人がいないマスターの工房、GUZZI Farmに到着です。
前日の宿からここまで65kmほどでしたが、なるべく早く宿を出てそこそこ飛ばして小1時間掛かりました。宿を出るときは快晴でしたが、北上するに連れて『やませ』がでてきてちょっとし峠越えでは寒いくらいでした。

 
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 マスターが磨き上げた究極のドベドベマシーン・エルドラード通称あかべこ。マスターの技術と愛情を注ぎ込んだループ界の珠玉のエルドラードです。

 
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 GUZZI Farmを出た所から変態走行が始まります。40~45km/hで走り続けるのがこのツーリングの走り方です。聞き違いじゃありません、最高速度45kmで走り続けるのです。ある意味高回転を使うより過酷な走行かも知れませんし、しっかりとした整備がないと楽しめません。低回転低負荷(高負荷は厳禁)です。

 
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 大きな重いフライホイールを持つループGUZZIのトップギアで低回転で鼓動と排気音を感じて/聞いて走り続けます。前後に全く車のいない環境でないとこの走りをすることが出来ません。今の私の住環境では無理だなぁ。

 
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 三桁県道、広域農道を延々と繋いで走り続けます。道を知っていないとこの走行を続けることが出来ないのと、臨機応変にルート変更が出来る経験がないといけません。
 45km/hを上限にしてツーリングなんて出来るのか?と普通の人は思います、私だって50kmが限界じゃないのか?と思っていたのが正直なところ、いつもの朝練で最大落としても50kmくらいまでだもんなぁ。

  
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 メーターを見てください、左のタコメーターが2000回転、右のスピードメーターが30kmと60kmの中間辺りを指している様に見えると思います。
 このスピードで走り続けると鼓動と音でどんどん気持ちよくなって来るんですよ、軽いトランス状態(笑)に入っちゃうような感じで、自分の音と前を走るマスターの音がシンクロしたり、もう面白くてしょうがないの。どんなコーナーや坂道もブレーキをほとんど使わないでスピードをキープしたまま走り続けます。

 
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 休憩できる様な場所が無いんだむ~ん って言われたけど、いつものように喉が渇いたら『ズース』が飲めるところならどこでも良いんですよって。だって、おしゃれなカフェが目的じゃなくて走り続けることが目的なんですから!
 休憩時間は私の質問タイム!ループを快調に維持するためのノウハウを何度も何度聞きましたし、マスターも嫌な顔ひとつせず惜しげもなく教えてくれます。休憩時間の楽しさは同じ趣味を持つ者同士の深い話題で盛り上がりました。話は尽きませんが再スタートです。

 
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 この写真がなんだか好き。偶然とはいえメーター周りにピントがきっちり合って私が見ている風景に近い感じです。
いつものようにツーリング時に作るコマ図もしっかりピントが合っています。次回以降のブログの話とつながりますので、この黄色いグローヴのことを覚えて置いてください。なんとなくでいいから黄色い手袋・・・を。

 
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 少しいたずらして自分の横顔を走りながら撮ってみました。普段はこのようなことはしないのですが、このスピードで走っているとかなり余裕が有ってカメラで自撮りすることも怖くありません。
 本当はもっとにやけた顔を撮りたかったのですが、口がへの字になってしまいますねぇ、にんまりに成らない。

 
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 やませの中の曇りで薄ら寒かった海岸方面から内陸に向かうとどんどん天気が良くなって暑くなってきました。日陰に停めて休憩タイム、マスターからはバナナの供給あり(笑)。
 ここは広域農道のTの字の交差点なんですが、右に行けば本来の目的地の高原牧場なのでしたが、まだここから一時間は掛かるねぇて。休憩中にちょうどお昼のチャイムがどこからか聞こえてきたのでお昼ご飯に向かって走りましょう。

 
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 青森県はにんにくの名産地、田子(たっこ)の町のガーリックセンターでにんにくラーメンを食べましょう!これは私のリクエストでツーリングコースに入れてもらったもの!ここまでのルートもかなり複雑で帰宅後にかなり大判の青森県の地図をたどってみたものの幾つか判らない所がでてきました。ただ、キリストのお墓やピラミッドの近くを通ったことは覚えています(笑)
 熱いにんにくラーメンの美味さや追いにんにくしてもあとが臭くないのもとても良かった!食後の日差しも凄くて水分をたっぷり補給とシャツにも散布しました。

 
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 食後も打ち合わせどおりに県道と広域農道を繋いでもらって判りやすい道をたどりました、もうお別れの時間が迫ってきました。私たちは今夜の宿まで結構な距離を戻らないといけないのでマスターとは3時くらいにお別れしないといけませんでした。県道6号に出る直前で最後の休憩を取りました。今日一日お付き合いして下さったマスターと別れを惜しみます。
 緑の田んぼと青い空に赤べこが良く映えるねぇって。

 
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 名残惜しいはお互いですが、ここでさよならまた会う日まで。アンバサダーとエルドラードに打ち跨りいざ出発。
ちょっとセンチメンタルな気分になったけれど、それを上回る今日の低速走行の感動と感触がまだ残っており、本当にいい日だったと心から思えた。新たな扉を開けてくれたマスターとイーハートーブの道に感謝したい。

 
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 今夜の宿に向かう私達の後姿。今回は幾つかの写真をマスターのHPよりいただきました、ありがとうございました。
二台のループで宿に向かったのですが、最後の最後に残り20km位に成った時でしょうか、お互いのバイクを交換しようとなって私はアンバサダーに久しぶりに乗りました。跨った瞬間にポジションの違いに戸惑いました(お互いにそういう感想でした)が乗り始めてびっくり!750のエンジンの力強いことといったら!絶対的パワーはエルドラードに分が有るようですが、荒削りな鼓動感が直接全身を揺さぶる感じで、もう少し角の丸くてまろやかなエルドラードとは別世界のフィーリングです。あえて判りやすく言えば振動の少ないアイアン・スポーツスターのようでした。タイヤ銘柄の違いでハンドリングも軽快でシャープでとても乗りやすくていい判断目標が出来た気がしました。
この話に成った時に友人の一人が言った『アンバサダーは太いバチで叩く和太鼓、エルドラードはフェルトで包まれたスティックで叩くティンパニみたいだ』というのがぴったり合っています。

 やたら景色のいいホテルにたどり着き、ゆったりとお風呂に入ったら晩御飯前にウトウトしてしまい危うく風邪を引くところでした。

 本日の走行 290km うち変態走行が約半分でした。全部一般道です。
 平均燃費 22.9km/ℓ やはり脅威の燃費、アクセル一定の低回転走行は好燃費を引き出しますね。




















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by Gambaldo850 | 2019-09-02 05:40 | Eldorado | Comments(12)