日曜の朝はGUZZI、再び

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2018年 05月 29日

エルドラドがいない。

 エルドラドが手元にないのです。

 私はバイクに乗り始めてもう40年以上になりますが、メインのバイクが手元に無い事はほとんど無く、長期の整備や買い替えでもブランクが空く事はほとんど有りませんでした。セカンドバイクが数台有ったり、季節的に乗らなくても良いかと思えるときも有ったのですが、今回エルドラドのトランスミッションオイル漏れの修理で預けてからまだ一週間余りしか経っていないのに何故だか強烈に寂しいのです。TW225に乗って通勤してもそれはそれで楽しいのですが、心の奥底にある虚無感というのか、言葉で言い表すには難しい重さみたいなものを感じているのです。直前まで2泊3日のツーリングで濃密な時間を過ごしてきたからより一層手元に無い事に対して落差が大きいのかもしれません。言い表しづらい重さの原因は・・・。
 修理自体の方法や時間などはGUZZIのスペシャリストに預けたので100%の信頼を持っているのですが、預けた時の現状確認された時に情けない事に良かれと思って自分で行った整備/調整の不備を指摘され、理論立てて説明できない忸怩たる思いがのしかかってきました。また後日試乗してもらった時に再び指摘された不備に返す言葉も無くただうなだれるだけでした。また今回最大の願いであったオイル漏れを止めることに関しても、漏れた最大の理由がわたしの怠慢というか油脂の選択ミスの可能性が高いのです、トランスミッションオイルの選択は私ではなくすでに入っていたものを継続使用したのですが、一番初めの初めにチェックしてこれなら問題無しとしてオイル交換をしなかった事が悔やまれるのです。赤くてきれいなトランスミッションオイルだったので嬉しかったのですが、そこに落とし穴が有った可能性が高いのです。交換するチャンスが有ったのにみすみす逃してしまい、結果がオイル漏れ、オイルに対してもう少し知識を持っていれば防げた可能性も有るのです。そんなことがあったので、まだこの先の整備の方向性も決まっていないにもかかわらず少し気持が重いのです。ブログを書いて整備の話を散々書いているにもかかわらず、この程度なんだよなぁ、と。
 まぁ手元に無いものに対してぐずぐず考えても仕方ないのでお任せした事は全て信頼してお願いしましょう。


 
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 トランスミッションオイルをミネラル系に交換して試走してもらっても漏れが少なくなることはあっても根本的にはだめなので、トランスミッションケースを下ろす事になりました。ここまでは想定内なので下ろしてもらってシール交換をお願いしています。リアホールを外してスイングアームを外して見たところ、赤色丸で囲った部分のアウトプットシャフトのシールも酷く漏っていてスイングアーム内にオイルがかなり回っていて酷かったようです。わたしが一番初めに気がついてブーツを嵌め直してオイルを外に出さなくしただけの所です。逃げ場の無くなったオイルはブーツの中を通りユニヴァーサルジョイントを潜り(潤滑して?(笑))スイングアームのパイプの中に溜まっていったようです。すごいですね。

 
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 エンジンを左側真横から見ら透視図です。右側の後にはトランスミッションケースが装着されている図です。トランスミッションケースの右側の赤丸の部分のオイルシールが今回盛大に漏った所です。↓の通りにオイルが伝い通称『ヘソ』と呼ばれる四角い穴から外に垂れてきます。トランスミッション側がクラッチプレートに近いのも見て取れます。
 左側の赤丸はクランクエンド(後端)のオイルシールです、たぶんここもオイルが漏れている筈です。トランスミッションオイルが酷く漏れる前はエンジンオイルが僅かながら漏れ出ていましたから。
 今回のトランスミッションオイルの漏れの原因の可能性について考えます、まったくの一つの可能性としての話ですが、化学合成のミッションオイルを良かれと思って既に入っていたものをそのままにした訳ですが、合成油に含まれる多くの添加薬品の何かがオイルシールのゴムを犯し膨潤させてシール機能を落としたのではないかと。膨潤は時間と温度に依存するようですから、前のオーナーが距離をあまり走らなかったこと、わたしが一気に距離を重ねた事、このところの気温の上昇が重なり合っての漏れではないかと。エンジンオイルの化学合成とはトランスミッションオイルの化学合成は切り離して考えないといけないようですので、単純に古いバイクに化学合成油は漏れるとの結論では無いと思います。しかし、まったく的外れでもないとも思っております。結論はこの先の経過を見るしかないです。

 
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 クランクシャフト単体のイラストです、前項のクランクシャフト後端にオイルシールが嵌るのですが、その内側に大きなクランクホルダーの部品が入りますので、オイルシールは一番外側です。マイクロメーターで測っている辺りはクランクホルダーの辺りですが、そのもう少し外側の赤丸の辺りにオイルシールが嵌ります。今回エンジンオイルもこの部分から漏れているので交換するのですが、このシールが嵌る部分に錆による腐食や荒れがあった場合エンジンO/Hでクランクを取出しラッピングで磨き上げないといけないかもね、と少し恐ろしい事を言われましたが、それは最悪の場合の想定だと思います。思いたいです。

 
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 最悪の時はこのような作業が待っております。ここまでやらなくてはいけない場合はそれなりのコストと覚悟が必要ですが、願わくばそうならない事を祈ります。
 ループGUZZIは作られてから45年ほど経つのが普通ですのでやらなければならない事も多く、今回のわたしのシール交換も多分過去に交換歴があるはずですが、エンジンを下ろすほどのメインテナンスをされたかどうかは判りません、プロが各部を分解していけば整備歴を判断できるのでしょうが、幸か不幸か私は自分の目で見る事ができません。見たらひっくり返るような結末が有るかもしれませんが(苦笑)。
 古いバイクに乗り続けるということはこのようなことにも覚悟が必要ですね、自分で出来ることとプロにお願いすることの切り分け、構造を理解してトラブルに対処する事、部品の手配、待つ時間、そしてコスト。全てそのバイクを好きで楽しく乗るための手段ですね。どれか一つでも辛くなると乗る楽しみも減ってしまいます。

 いずれにしましても、リアホイールからトランスミッションケースまで順番に下ろされ分解部分のすべてのオイルシール/ガスケットは更新されてオイル漏れの憂いは無くなってくるはずです。長い目で見れば乗り始めにやっつけてしまえばこの先長く安心して乗れるようになるはずです。もしかしたら最後の大型バイクかもしれないエルドラドですからこの先の憂いを全て払拭し、乗ることを純粋に楽しめるようになりたいです。あの楽しい乗り味が戻ってくることを待つばかりです。

  5月28日現在、トランスミッションケースは外されているのを確認しました。



















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by Gambaldo850 | 2018-05-29 05:31 | Eldorado | Comments(8)
2018年 05月 25日

ルマン会議へ 2日目3日目

ルマン会議参加ツーリングの2日目と3日目の話です。

 前日は戸狩温泉のレトロな宿で早くに意識を失いましたが、夜中にかなりの雨音で目が覚めました。朝までに上がるのかなぁとぼんやり感じながら再び眠りについたのでした。どこに泊まっても犬の散歩の習慣で5時過ぎには目が覚めてしまいます、薄日は射しているのですが、霧雨がまだ残っていました。天気予報ではもう数時間で晴れてくると言うが、予報通り非常に寒いのです、ライトダウンを着込んでバイクを見に行きました。前夜に作業場を空けてくださり全く雨に濡れる事が無かったのは本当に嬉しかったです。旅先での小さな親切は心に沁みるものです。

 
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 旅館の定番朝ごはん(塩鮭、生卵、味付け海苔、漬物などなど)を食べていたら徐々に青空がのぞいてきたことが判りました、予報が当たっている事を確信、今日は南下するのでもっとよくなる予報。
 バイクを外に出してカキツバタの前で記念撮影、尾形光琳/燕子花図屏風ふうに撮れる・・・はず無いじゃん。陽も射し路面がずいぶん乾いてきたことも確認しましたが、とにかく北風も強くかなり寒いのです。予報では15℃位にしかならないようで昨日と15℃以上低いなんて、この季節は本当に侮れない、3年前に夜間走行で死にそう(笑)になってから常にライトダウンジャケットは携帯しています。予定より少し早いけど出発しました。今日は山と高原めぐりでゆっくりと走ります。

 
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 同じ角度の写真ばかりですいません、この後からの写真が一番好きなので多くなってしまいます。
走り始めて予想以上に寒いのでびびりました、寒いとトイレが近いので一時間も走らずにトイレ休憩になってしまいました。見知らぬ大きな施設の駐車場で休憩してトイレを拝借、この寒さでの1500m以上の峠越えはやばい感じがしますのでルートを再調査、使い込んだ地図はこういうときにいい仕事しますね。国道292の渋峠はパス、国道406の菅平もパス、しばらく国道403を南下して県道35で低めの峠越えで真田の里に向かうことにしました。天気は予報通り雲ひとつ無い快晴でした。
 が、県道35のあるコーナーで明らかなオーヴァースピードでコントロールを失いかけた大型SUVがこちらの車線にかなりはみ出してきてマジに命の危機を感じました、勘弁してくれよ、自分の腕とクルマの性能を過信するなよ。

 
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 凝りもせず旅のお供のハッピードリンクショップで同じ角度の写真を撮る。マジで身体を温めるために温かいコーヒーが欲しくなった。

 
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 国道144で鳥居峠越え、本来ならば406で菅平からの群馬県入りのはずだったのですが、寒さに負けて緩めの鳥居峠を選択。こちらは大正解、快晴の空いている登りワインディングを延々エルドラドの鼓動と快音を聞きながらの走行は極楽でした。

 
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 国道144から嬬恋パノラマラインの北ルートへ入ります。久しぶりのパノラマラインは吹きさらしの強風でしたが、その分雲は無く最高のシチュエーションで私を迎えてくれました。浅間山から高峰高原方面までくっきりと見えています。緑の絨毯に高原野菜畑の連なり。

 
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 一番左奥が浅間山、目を凝らすと噴煙がわずかに見えました。明日のルマン会議は浅間山の向こう側で行われます。日本のオートバイの黎明期を支えた浅間の火山レースの開催地ですね、感慨深いものがあります。

 
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 気分が良いので同じ場所で少しアングルを変えてもう一枚。サイドスタンドで停めて置くと反対側に転がっていくのではないかと思えるほどの北風です。でも結構気持ちよかった。

 
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 パノラマライン北ルートを往復して国道144から県道94の鹿沢温泉経由で湯の丸高原の峠を越えます。ここも峠のてっぺんは風が抜けるようで強風でした。地蔵峠の九十九折れの下りをトボトボと下りました。後から車が来ないので限界のダウンスピードでリアブレーキを駆使して歩くようなスピードで走ると妙な面白さがありました。
 林を抜けると小諸の町から佐久の盆地が全て見渡せる場所に出ました。ここでゆっくり一休み、宿は2時前に来るな!と事務局のお達しでしたがこの時点で一時半頃、もう走るのもいいかなと思えて仲間に連絡をいれ受付の設営を条件に宿に向かいました。

 
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ルマン会議定宿の小諸温泉中棚荘です。今回は10回大会ということとガンバさんGUZZI復帰記念ということで無理やり宿の正面に我がエルドラドをドンと置かせてもらいました。今までBMW、ハーレー、ヤマハ各車で恥ずかしげも無く参加していましたが、今回からは大きな顔をして正面に置けます。(決して他機種だと冷遇される訳でもありません、ルマン会議のコンセプトはGUZZI好きが条件ですから)

 
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 私はこの先、ちょっと先の目標が出来てしまいました。仕事をリタイヤする日が来て小銭と暇が有るようならばシングルのMOTO GUZZIを飼いたい!有り余る時間と少しのお金で延々とバイクをいじりつつノロノロと走り回りたいのです。ファルコーネじゃなくてもいい、アイローネでもいい、アウターフライホイールのベーコンスライサーを飼いたい! 話に聞くところによると250のアイローネの方が日本の道路事情にあっているとの情報も有りますので、その辺りを考慮に入れて。
 ルマン会議の前夜祭の会場に同日に開催される浅間ミーティングに参加する方が寄ってくれました、偶然とはいえ今年の浅間ミーティングの主役はGUZZIだったようです。じっくりとファルコーネ(実は違うらしいのですが、詳しく判りません、500ccというのは判りました)を拝見し写真を撮らせていただきました。

 全国からたくさんのGUZZI乗りが続々と集まるのを迎え入れながら、懐かしい顔やいつもの顔を見ているといよいよ盛り上がってきました。このあと三々五々温泉に浸かり準備万端整ったら夜の宴会が始まります。乾杯をしたら後はジャンケン大会までそれぞれの話で盛り上がります。一次会の後には場所を移して深夜までの二次会で夜が更けていき、久しぶりの夜更かしをしましたが、いつの間にか部屋に戻り爆睡しましたがまだまだ宴たけなわのようでした。ルマン会議の本道は前夜祭にあるのかと思うこの頃、本当に。

 続けて3日目の話も書きます。
ルマン会議本会議の当日です、昨夜は遅くまでしゃべっていたのにおじさんは朝が早いんですよ、私は酒を飲まないので、いつもと同じ時間に何故かちゃんと目が覚めてしまうのです。寒い朝でした、昨日の朝も雨上がりなのに冷えていたのですが、今朝はそれに輪をかけて寒いのです。のちに判るのですが、小諸の朝は8℃でした、昨日の戸狩が13℃だったことを思えばもう一段寒い。

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車種ごとに分かれてグループごとに出発します。大人数がいっぺんにエンジンをかけての出発ではかなり迷惑だし、途中の道でも色々と面倒なので小グループでの行動をします。わたし達は5台のループで出発しました、道に詳しいのはわたしともう一人、実はみんな一番後ろを走ってみんなのいい音を聞きたいんです、だから普通のバイクと違いトップ争いじゃなくてシンガリ争い(笑)。小諸の町からサンラインから国道18号を中軽井沢の駅前まで、そこから国道146を北上、鬼押し出しハイウェーに入ります。ここまでもかなり冷えていて寒かったけど、この空と緑を見たら今日の晴天とルマン会議の盛会を確信できましたよ!

 
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 9時半頃ころからお昼くらいまでの開催で、別段何をするわけじゃなくただ集まってそれぞれのバイクを見て話しているだけ、当日のみの参加の方も多く結局GUZZIは100台くらい集まったと思います。
 快晴の会場、すぐ後には浅間山でした。
 
 
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 ブログでコメントを下さったsmokeさんもZ750-D1で来てくださいましたが、私が帰り際にしか気付かなかったのでほとんどお話できませんでした、ごめんなさい。また、何台かのループも会場に来てくださったのですが、ちっともお話ができませんでした、残念でした。

 このあと友人とお昼を食べて解散、私は懲りずに国道18号碓氷峠の旧道をゆるりと下り、二日前の国道254を可能な所まで南下して事故でかなり混んでいたらしい関越道をパス出来たようで、普通に流れている関越道に途中から乗って首都高もがらがらで帰宅できました。
 楽しかったツーリングも自宅にバイクを停めてブーツを脱ぐまでがツーリング、無事家に帰ってこれたことに感謝。エルドラドもしっかりと最後まで走りきりタフネスさを証明し、トランスミッションオイル漏れによるトラブルも無く安心しました。(翌日に修理に出しました)

 二日間の走行 434km それぞれ一日に200km程度しか走れなかったのは仕方なしです。
 平均燃費 21.2km/ℓ 期待したほど伸ばせなかったのですが、この辺が落ち着きどころなのかもしれません。

 3日間で832kmでした、次回のツーリングはもう少し一日の距離を伸ばしてみたいです。
 燃費的には大幅な伸びはありませんでしたが、コンスタントに21kmを走るので整備の甲斐があったと思いたいです。

 ツーリングレポートにお付き合いくださってありがとうございました。次回以降エルドラドが修理で手元に無いのでどうしようか思案中です、どうしましょう。修理レポートもお店に押しかけて写真を撮るわけにいかず、何か考えないとね。修理が終わったら詳しいいレポートを書きます。



















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by Gambaldo850 | 2018-05-25 04:38 | Eldorado | Comments(4)
2018年 05月 21日

ルマン会議へ 1日目

2泊3日のツーリングへ、

 1年に一度のGUZZI乗りの祭典、輝け!全国ルマン会議の記念すべき第10回が行われました。毎年それにあわせて前後の日を絡めてツーリングに向かうことにしています。
 今年は遇数年ですから長野県小諸での前夜祭、軽井沢での本会議の集会があります。奇数年は岐阜県揖斐川です。今回は小諸なので普通に行けば大した距離を走ることも出来ないのでぐるっと周回ルートを考え金曜日にたくさん走り、土曜日は景色のいいところを中心に訪れて早目に宿に入ろうと思っていました。一日目の宿は長野県の北部の戸狩温泉に宿を取り、東京~栃木~福島~新潟と巡って長野入りするルートにするつもりでしたが、天気予報は北に向かうほど悪い予報なので残念ながらコースを変更しました。

 
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 今回はエルドラドでの初めてのお泊りツーリングでした。元気に走り回って欲しいものです。
以前ならば犬の散歩の後に出発ですが、先月愛犬を亡くしましたので散歩無しで柔軟体操ののちに出発です。今回は都内からなるべく国道254(川越街道)を走り続けることにします。
 金曜日の朝ですから都内を出るまで時間も掛かり、なおかつ埼玉県内では延々と通勤ラッシュにはまってしまい、休みなのは自分だけだったと自分の馬鹿さ加減を痛感しました。休みの早朝以外はこのルートは使っちゃだめでした(苦笑)。
 
 
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 延々埼玉県内を北上し、それでも目新しい景色を見ながらの走行でしたからまだ苦痛ではありませんでした。群馬県に入り藤岡辺りからやっと道も空いてきました。日差しも強くなり今日はかなり暑くなるようです、実際この後に長野市内で32℃を経験しました。
 国道を走りながらどこかいい感じの脇道が無いかなぁって探しながら走りましてやっとよさそうな土手を見つけ一休み、誰もいない土手道で休憩と伸びを一発。暑いけどまだ気持ちいといえる晴天です。

 
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 下仁田から内山峠を越えて長野県佐久市に入りました。水分補給でツーリングのお供のハッピードリンクショップで一休み。新緑の山並みがいい感じです。峠の手前までは曇りがちな空でしたが信州入りしたら一気に雲が取れました。

 
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 国道142から国道152へ、そうして県道をつないで国道143へ。そこから県道12に行きます。途中いかにも日本の原風景のような場所で記念撮影。水の張られて田植えされた田んぼはいい物ですね。すでに蛙が鳴いているし。

 
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 県道12は麻績(おみ)の辺りから北側は左にアルプスを見ながらの走行になる道で私の大好きなルートなのですが、急に気温が上がったせいか、霞がかかってしまい雪の残るアルプスの峰々は薄ぼんやりと見えるだけ、私がデヂカメで写真を撮っても写りません。

 
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 県道12号は沿道の木々も生長したようで観望も良くなくなってしまったのは残念でした。前後にクルマの全くいない尾根筋の道を高目のギアでドベドベ言わせてエルドラドで走るのは凄い快感でよだれが出そうでしたよ。

 
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 花粉症の方!気持ち悪くなりそうでごめんなさい。長野の山の中では何の花粉でしょうか、もう凄いことに成っていました。今回私は古いベルスタッフのオイル引きのジャケットを着ていったのですが、そのオイルが花粉を捕まえて離しませんでした。道の駅で気が付いて驚きましたが、手で払っても全く取れませんでした。どうしよう。

 
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 同じく道の駅でサイドスタンドで止まっていたらちょっと恐ろしい量のトランスミッションオイルがこぼれてきて、裏側を慌てて覗き込んでみたら結構な滴が滴っておりました。今日現在もう修理に出してしまったので良いのですが、この時も困ったなぁどうしたものかなぁと少し心が痛みました。ツーリング途中でクラッチの滑りが出ませんように!

 
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 県道12から一旦国道19号に出て今度は県道36をつないで北上します。通過途中の小川村は中学/高校時代の友人の家があるので久しぶりに訪れて懐かしかったです。この道もアルプス展望広場が有るのですが、相変わらず雲の中のようなアルプスの峰々でした。先ほどよりは少しは条件がよくなってきたかな?
 ところが一時間ほど前から非常に暑いのです、なんだかおかしいのじゃないか?と思ったのですが、この日の夕刻宿に入って確認したらお隣の長野市内は32℃も有ったようです、どうりで凄い暑さな訳です。ジャケットの前をかなり開けての走行になりました。

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  国道406の鬼無里まで来たら『おやき』のいろは堂に寄らない訳には参りません。多くの種類のおやきがあり目移りしますが、定番の野沢菜とキノコは外せません。かなりお腹が一杯になるのですが、美味いものは美味い。バイクで走っているとあとから少し胸焼けをするのは私だけ?年を取った証拠?

 
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 県道36の戸隠神社の手前の大観望の展望台で一休み。ここも私の定番休憩所です、少し固まってしまった背中を伸ばし、風景を見ながら人工的な音が一切しない瞬間をじっくりと味わいます。風の音と鳥のさえずりしか耳に届きません、私たちはいつもどんな音に包まれて生きているのでしょう。
 写真の左側にもアルプスを遠望出来るのですが、やはりきれいには見えませんでした。もう少し早い季節の日に来るべきなのでしょうね。はっきりアルプスが見えるときは確かに寒かったものねぇ、ツーリングは楽しいけど寒いのは少し辛いからこの季節が最高なんですが。

 
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 左側に黒姫山が見えてきたので牧場(?)の脇道に入り込んでまた一休み。私が信州を走る最大の目的はたくさんの山を見ることなのです。日本国内広しと言えども、信州ほど山を見ながら走れる場所はそうそう有る訳ではありません、思い起こせばあそこがよかった!あそこの景色は最高だった!すごい風景だよねぇ、と思い出すのは皆場所は違えども信州なんですよ。寒い冬には来ない観光客的意見ですが。

 
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 国道18号から国道117で再び北上します、宿を取った戸狩温泉はもうすぐ近く。最後の休憩は私の旅のお供ハッピードリンクショップ、これって関東近県じゃあまり見ないけど、長野に行くとやたら有るんだけど、そういうもの?コンビニですら入るのが面倒くさい私には最適な休憩場所なのですよ。
 宿を取った戸狩温泉は中学時代にスキー合宿を行った場所で、非常に懐かしく、もう一度訪れてみたいとずっと思っていた場所でした。もう40年以上前の話なのですが、なんとその頃にエルドラドが誕生しているのですよね。それは凄い事で、オイルも漏れるわなぁ(笑)。
 この日は昭和レトロなスキー宿に泊まりました。町の風景や駅前の雰囲気は記憶の中で何一つ合致しませんでしたが、それはそれで嬉しいものでした。
 すっかり固まってしまった身体を温泉でほぐし、食べ切れないほどの夕食を頂き、部屋でぼんやりしていたらそのまま寝てしまいました。夜中に大雨が降ったようで、親切に作業場を空けてくれてエルドラドを収納してくれた優しさで全くバイクを濡らさないで済みました、バイク乗りの年齢が上がってきてバイクに対する対応が変わってきた事を感じました。

 本日の走行 402km 一般道のみのツーリングだとこの辺りがちょうどいいのかな?朝一番の渋滞が無ければもっと行けたけど。
 平均燃費 21.5km/ℓ もう少し伸びるかと思ったが、このくらいが妥協点なのかも知れません。

 次回もツーリングの話が書けると思います。お付き合いくださりありがとうございます。



















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by Gambaldo850 | 2018-05-21 19:21 | Eldorado | Comments(14)
2018年 05月 17日

オイルシール交換へ

いよいよプロに分解してもらう日が来ました。

 私はバイクいじりが好きで、可能な限り自分で出来る事は自分でやりたいと思っています。自分の好みの工具を持って機械がどうなっているのか観察しながら分解整備をしたいのです。難しいところも考えながら時間をかけて整備してみたいと思っています。しかし、自分では無理だと思う所、専用の工具が必要でその工具が高価などとなると考えてしまいます。今回いろんなところからのオイル漏れを修理するに当たってはじめは自分でやりたいと思っていたのですが、いくつかの理由で今回はプロに作業をお願いすることにしました。GUZZIのエンジン固有のオイル漏れの位置が有り、私のエルドラドも見事に例外なく漏れました。修理交換するにはトランスミッションケースを取り外すところまで分解しないといけないのですが、今回は車庫の都合と時間の都合でプロにお願いすることにしました。

 以下パーツリストからの転載とネット上で見つけた写真を使ってお話します。

 
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 今回一番漏れているのが23番のオイルシールです。トランスミッションケースのインプットシャフトの根元の部分のオイルシールで、そのインプットシャフトの先端にはクラッチの内側に繋がるクラッチハブの大きなスプラインの付いた部品が嵌め込まれていてハブを外してのシール交換になります。また、同じくトランスミッションケースの後ろ側のドライヴシャフトに繋がるレイシャフトの出口にも同じサイズのオイルシールが有り、普段はシャフトブーツの中でユニヴァーサルジョイントと結合しているので見えませんが、ここも私の所に来た時から漏れていました。

 
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 トランスミッションケースのインプットシャフトの頭に付くクラッチハブとその奥のオイルシールの写真ですが、しっかりシャフトとオイルシールのリップの接触面からトランスミッションオイルが漏れ出ているのが見えます。私のオイルは赤かったのでエンジンオイルではなくトランスミッションオイルだとすぐに判りました。漏れるオイルの量が増えると乾式のクラッチ板にオイルが回って滑り/張り付きが起こる可能性が有りますので今回分解整備を決心しました。
 クラッチハブは4つ爪のリングナットで留められておりナットを外してハブをギアプラーで引き出してはずします。自分でやるにはリングナットを回す駒と可能ならばインパクトレンチとハブホルダーが有れば作業は捗ります。


 
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 レイシャフト(アウトプットシャフト)の出口の写真です。出口のスプラインにユニヴァーサルジョイントが嵌ります。写真の青く見えているのがオイルシールです。ここからトランスミッションオイルが漏れ出しシャフトブーツの中に流れ出ます。ブーツの嵌め合いが悪いとケース下に流れます。
 奥まったシールですからシールインストーラーやシール叩きが有ると便利でしょうね。

 
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 クランクケースのクランクシャフトの前後エンドのオイルシールです、21番と25番ですが、今回交換をするのは後の21番の方です、状況によっては25番も交換しますが、こちらはのちの軽作業でも交換できるので後回しの可能性も有ります。21番が一番初めに漏れていたのですが、何度かのオイル交換とオイル銘柄の変更で一時期に較べればかなり漏れは少なくなりましたが、漏れているのは変わりません。トランスミッションオイルも含めてクラッチハウジングの下の排出穴から出てきますが、今は赤いトランスミッションオイルのほうが多くてエンジンオイルの確認が取れません。
 *この図のオイルパンの位置が前後逆になっておりドレンボルトが前に有りますが、本当は後ろ側になります。

 
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 クランクの後ろ側アウトプットシャフトの写真です。写真中心の茶色の物がオイルシールです。クランク後端に8mmボルト6点で重いフライホイールが付きその内側に乾式のクラッチプレートが二組入り込み、スターターモーターが飛び込み回す大きなリングギアにより蓋をされます。クラッチスプリングは車と違いダイヤフラムスプリングではなくコイルスプリング8本で押さえつけられます。
 この写真ではかなりオイル漏れが有るようですが、エンジン側はクラッチ板本体までオイルが回ることは少ないようです。ハウジング下端に黄色く囲った部分に漏れたオイルの1cmほどの排出穴が確認できます。
 もし中古のGUZZIを買う機会があるならば必ずここを覗きましょう、漏れていると今回と同じ作業をするコストが上乗せされますよ。

 
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 ドライヴ系の構成です。左端の23番がジョイントブーツです、その後にユニヴァーサルジョイントも見えますね。今回オイル漏れの交換をするのは後ろ側のファイナルケースとスイングアームの勘合部分のガスケットとOリングです。44番の大きなOリングがよれたり、へたったりすると勘合部より漏れるようです、本来43番と45番のガスケットがあるので漏れ出てこないようなのですが、実際はにじみが酷くなります。
 55番の大きなシールもよく漏れを起こす部分ですが、先日のリアタイヤ交換時には漏れは確認できませんでした。ここを含めて今回紹介した全ての部分はGUZZIのオイル漏れのお約束の部分です、ひとつづつゆっくり漏れる事もあれば複数がいっぺんに来る時もあります。しかし、丈夫な部品達ですから一度思い切って交換すれば長く幸せに乗れるはずです。(本当にそう願っています)
 
 エルドラドが私のところに来るまでに今回のシールなどが交換された履歴があるのか、全く無交換でここまで来ているのか開けてみないと判りません。無交換ということは有り得ないと思うのですが。
 作業すべてをお願いしてしまうので私が実際に目にすることはできませんが、その辺りはしっかり聞いておこうと思っています。自分で作業するのでしたらある程度楽しみながらできますが、プロにお願いするのでしたら『結果』だけを期待します。

明日よりツーリングに出ますのでコメントのお返事が出来なかったり遅れたりしそうです、ご容赦ください。



















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by Gambaldo850 | 2018-05-17 05:30 | Eldorado | Comments(4)
2018年 05月 13日

オイル交換/漏れ…

またオイル交換の話です。

今回の話は前回の北関東ツーリングの一週間前の話です。話が前後していますが、あまり気にしないでください。

 エルドラドが私のところに来てくれてからもう5000km走らせることができました。乗り始めの初めにこのエンジンはオイルフィルターを持っていないのでオイル管理はしっかりとすること、短めのスパンでオイル交換をした方がいいとGUZZIの神様のような人から人伝てにアドヴァイスをもらいました。結構そういうことはしっかりと守る真面目な私です、知らないこと、経験の少ないことは自分で判断ができるまで先達のアドヴァイスに従います。

 
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 5000kmで4回目のオイル交換です、一番初めは納車されてすぐに(現状販売で受け取ったものですから)交換、そしてフラッシングの意味を込めて1000km目に交換とオイルパンの掃除、オイルパンがとてもきれいだったことを確認しました、たぶん前のオーナーがいいオイルを入れていてくれたのでしょう。2000km走って三度目の交換でした。そして今回また2000km走って5000km時に交換しました。
 出てきたオイルはご覧のようにまだ向こうが透けて見えるほどの汚れが少ないオイルです。逆説的にいうといいオイルほど汚れを吸収して黒くなっているという話もあるのですが、まぁそれはどうでもいいことです。

 
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 この写真で見ていただきたいのは、先日付けたオイルキャッチタンクの効果です(笑)。キャッチタンクの下の透明な蓋の底にオイルミストの液化したものがほんの少し捕まっているのが確認できます。たったこれだけですが、これが滴ったりホースの口に付着して下回りをいじる時に袖口に付いて気分が悪かったんです。
 そしてもう一つ大事な確認場所。それが赤丸で囲って矢印で示した場所なのですが、ここにはフライホイールやクラッチ板が入る車でいうとベルハウジングがあるのですが、その一番下に幅3mmほど長さ10mmほどの穴が開いています。クランクシャフトのアウトプット側のオイルシールやミッションのインプットシャフトのオイルシルールが弱りオイル漏れを起こすとこの穴からオイルが漏れてきてオイルシールが弱っていますよの印になるのですが、しっかりと湿っております。
 乗り始めの頃はエンジンオイルの色をしたオイルが100kmで一滴くらい出ていましたが、最近はミッションオイル(赤いからすぐ判るようにしている)も漏れて来ました。かなり悲しい状況なのですが、これはいずれ後周りをガッツリばらしてトランスミッションケースを外してすべてのオイルシールを交換しましょうの警告なのです。エンジン側のオイルシールが弱ってエンジンオイルが漏れてきても構造的に乾式のクラッチプレート(とフリクションプレート)に直接オイルがかかることはないのですが、ミッション側は漏れる量が増えるとクラッチに回ってしまう可能性が高いのです。
 いま思案中なのですが、いつやるか、自分でやるか、お店にお願いするか、少し気が重いのです。今までの経験で自分である程度は行けるのはなんとなく根拠のない自信はあるのですが、シャフトのアライメント出しと交換シールの手配と・・・一番の問題は車庫が狭いのでばらしたままで放置できないので一日の勝負、または連休をかけて二日で全て組み上げないといけないことなんです。信頼の置けるお店に出すのが一番いいのは判っているのですが、いつ出すかまるで決心が付かず愚図愚図しています。
 また、自分で分解するとなるといくつかの専用工具と交換部品(シール関係)を買わないといけないと思うのですが、通販サイトで確認しましたら専用工具(4~5点)だけで3万円程度するようです。ほかの物で流用もできるのでしょうが、どうせなら専用品を使って見たいと思いました。可能なら電動のインパクトレンチも欲しいと思います。そのコストを考えるとプロにお願いしたほうが安心で安価でしょう。しかし自分のバイクを可能な所までばらして確認してみたい欲求もあるのは正直な所。
とりあえずミッションオイル量が多いと漏れ易いとアドヴァイスをもらったのでわずか50ccほどですがスポイトで抜いてみましたが、根本的な対策ではないですね。チェックボルトより上だと漏れやすいようですのでボルト穴よりほんの少し下までにしました。
 

 
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 外したドレンボルトですが、今回は前回ほとんどなかったスラッヂが捕まっていました。オイルの銘柄は変えていないのでなんだろうなぁと思っています。スラッヂがオイルの成分のポリマーが原因であるのならば気温と共にオイルに辛い状態が出てきていると思っていいのでしょうか。今まで鉱物系の硬めのオイルを使っていましたが、このまでもいいのかな?どうなんだろう。オイルに関しては大してこだわりも薀蓄もないのですが、硬めの鉱物系、暑くなってきたら化学合成を試そうと思っていたくらいです。ノンポリマーを謳うものもありますが、コストを思うとまだ手を出していません。2倍持つならコストは釣りあうのですが、どうなんだろうなぁ。

 
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 相変わらず愚図愚図考えながら今回は価格だけを目安にValvolineの鉱物油を使います。スラッヂやいろんなことを考えると矛盾した選択ですが、以前から結構使っていたし、今回は手元にちょうど3ℓ有ったので使います。ただし、今回は連休中に行くツーリングとルマン会議に合わせたツーリングをこなしたら交換する短期限定使用です。次のオイル交換までにトランスミッションケースの取り外しの方策を決めようと思っています。一気にすべての油脂関係(エンジン、トランスミッション、ファイナルケース)の交換をします。

 
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 タンクの前方に保険のライセンスホルダーを付けました。欧州(英国のみ?)の保険のライセンスを入れるホルダーです。本当はフロントフォークとフェンダーの間に付けたかったのですが、フェンダーの取り付けねじ径と角度がうまく合致しなかったのでフロントバンパーの留めねじに共締めしました。
 中に入っているのは友人がずいぶん前に作ってくれたいつも集まる高速のパーキングの名前が入ったオリヂナルのドラゴンの図柄です。

 
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 拡大するとこんな感じです。『辰巳』なのでドラゴンボールということで。これはGUZZIヴァージョンですが、BMWヴァージョンやHONDAヴァージョンもあったかな?YAMAHAヴァージョンは無かったです(笑)。


 
  次回以降更新の間隔が少し開くかもしれません、ご容赦ください。出かけることが多くなりそうなんです。



















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by Gambaldo850 | 2018-05-13 05:15 | Eldorado | Comments(6)
2018年 05月 09日

北関東ツーリング

北関東を走ってきました。
毎年この時期に、連休の中日を狙って北関東方面にツーリングに行きます。今年も5日のこどもの日に行ってきました。本当は前日の4日の予定でしたが、天気予報で午後から北関東は不安定な天気だと盛んに言っていたの一日ずらしました。予報通り宇都宮では雹が、友人が走っていた嬬恋方面は雪が降ったそうです。5日はさわやかな気候で絶好のツーリング日和でした。

 
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 いつも北関東方面を引っ張って行ってくれる友人のV11 LeMansと共に新旧GUZZIです。V11も新しいとは言えない年数に成ってきましたね。私とっては倒立フォーク、フューエルインジェクション、シングルリアサスのバイクは『新しい』バイクなんですが、かなりずれていますね。
 今回も引っ張って貰ってただ付いていくだけ、コースに関しては毎回違うし、あまりにマニアックなので私は毎回覚えきれません。帰宅後地図で追うのですが、半分も理解できないのでここで詳しく書くこともできません。
 埼玉県央の道の駅五霞に6時45分集合7時出発のいつものパターンで早出早帰りが私たちのツーリングの決まりです。私も五霞まで1時間15分ほどかかりますので5時半前に家を出て都内から国道4号線をゆっくりと北上します。都内は首都高を使ったほうが便利ですが、早朝の高速は流れが速くエルドラドと私には怖いのでじっくりゆっくり下道です。それに大事な事ですが、6年近く前にこのツーリングと同じパターンの日に国道4号の赤沼の交差点で信号無視の馬鹿クルマに左から突っ込まれてGX750改850は大破で廃車、私は左足首の剥離骨折という惨事がありましたが、その赤沼の交差点を堂々と渡るのがトラウマの解消法です。(今これを書いていても事故を思い出し手のひらに汗を掻きます、軽いPTSDは未だに解消できていません)

 道の駅五霞を出た所で直交する交差点からYAMAHA XS-1(B?)が来たけど、もしかしたらお知り合いだったかも?(コメントください)

 ざっとしたコースですが、埼玉県央から渡良瀬遊水地をかすめて群馬県館林を抜け、利根川を渡り栃木県足利方面へ、低い山を越えて里山ワインディングを満喫して再び群馬から埼玉へという感じなのですが、コースを詳しく書けなくてすいません。あっここは過去に通った!とか知っている地名だ、くらいで全くダメです。

 
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 低くて狭い峠越えを三つしてちょっとトイレが近くなって休憩しました。栃木県のどこかの野菜直売場でしたが、どこか判りません。卵形のエルドラドのタンクと卵の幟。
 天気は最高で、雲ひとつない晴天なのに湿度が非常に低くて25℃近くあるのに暑さを感じない最高の季節のツーリングです。やはり入梅前のこの時期に走らなくていつ走るって感じです。朝の冷え込みを考えての革ジャンでしたが大正解でした。革ジャンの短い季節ですね。

 
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 もう一つ小さな峠越えをして大きな運動公園で休憩。
今回の参加は6台、ヴァラエティ豊かです。エルドラド、V11、TX650Ⅱ、W650、GS750GL、TL1000Rでした。全く統一性がない車種ですが、友人が一声掛けると集まれる仲間達です。
 この日はエルドラドのお披露目でもあったのですが、事前にブレーキが非常に弱いので一番後ろを少し離れて走るからねっ!と宣言しておきましたが、ペースが速くいつもの私ののんびりの3~5割り増しで離れてという前に離されていきました。ある程度は離れてしまえばもう勝手に自分ペースにしちゃいました。どうせ曲がり角で待ってくれているから!

 
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 新緑の季節は良いですね。走っていても目に嬉しい。

 
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 群馬~栃木と走って再び渡良瀬遊水地まで戻ってきて一休み、展望台のような所でのんびりしました。空からはスカイダイヴィングをしているパラシュートが舞い降りてきました。日差しは強いけどカラッと晴れ渡り風が気持ちいい。この時点で11時くらいでしたか、もう折り返しから帰り道になります。途中焼きたてのパンがおいしいお店で昼ごはん、連休中はどこのお店も大混雑なので昼は簡易でいいのです。

 
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 ドレンボルトの周りに赤いオイルが回っているのが判るでしょうか、トランスミッションオイルが漏れて排出穴から漏れ出てきています。つい先日より急に漏れる量が増えてしまいました。ただ傍観しているつもりはありませんが、いまは機械的に分解できないので、小手先の誤魔化しと、見ない振りで月半ばのルマン会議までは乗り切ろうと思っています。
 ミッションオイルの漏れについては次回以降しっかり書きますね。

 
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 50kmほど走ってセンタースタンドを掛けるとこの程度滴ります。トランスミッションケースのインプットシャフトの所のオイルシールでしょう。ここはトランスミッションケースを外さないと交換できない場所ですから、時間を見てやるか、やってもらうか。
 アスファルトに垂らしてしまったオイルはきちんと拭きとって置きます、オイル拭きのウエスは常に携帯しています。それだけいろんなとこが漏れているって事なんですが。

 国道16号まで南下してそこで流れ解散でした。私は高速の入り口まで案内してもらい首都高に乗って帰宅しました。自宅のガレージにセンタースタンドを掛けたのが2時半少し前、早出早帰りのツーリングでした。

 本日の走行 288km 残念300kmに届かず。半日で里山を走り回ればこの程度か。以前だったらまだ折り返しの距離だなぁ。
 平均燃費 20km/ℓ 前日の朝練100kmと足して395kmで19.65ℓですからぴったり20ですね。もう少し期待したけど、飛ばすと落ちるのかな?電位差を取ったことが効果有るかと思ったけどね。次回ソロツーリングで燃費は狙ってみます。
 
 
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 里山に吊るされた鯉幟たち。風薫るの五月の空に泳げよ。



















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by Gambaldo850 | 2018-05-09 05:35 | Eldorado | Comments(10)
2018年 05月 05日

電位差を取る

少しオカルトチューンぽいことをしましたよ。

 巷では車体、サスペンション、吸気系に帯電する静電気を大気中に放電するナットが効果アリとしてもてはやされています。理屈はよくわかりませんが、物が擦れる場所、流体が動く場所には静電気が発生しそれが動きを阻害する事が有るということらしいです。そのナットを付けるのも良いですが、その前にやってみたいことがありました。Bikers Station誌で連載している吉村さんのXJ900の爽快チューンの中でも紹介されたことが有るのですが、可動部品のそれぞれの電位差を無くすというチューニングです。静電気による悪さを無くすのと考え方は同じようなものでしょうか、可動部品・中に流体の入っている部品がゴムマウントされていると車体との電位差ができる、それが悪さをしそうなので電位差を無くしてあげましょうと言う考えのようです。今回施したキャブレター、リアサスペンションがまさにゴムマウントでそのような状態の部品ですね。そしてその吉村さんがこの2点だけは確実に効果有りと書いているのでやってみる事にしました。(ただし、キャブやサスペンションが本来の動きをしているのが前提/大条件ですけどね!)

 
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 少し暗くて変な絵ですが、この配線をキャブレターに取り付けました。キャブレターに施工した日はデヂカメが調子悪くて真っ当な写真が撮れなかったので汚い絵で勘弁してください。
 リード線の片側に6mm穴の取り付け金具をカシメ、反対側には3cmほど皮膜を剥いた導線を渦巻状にしてアルミテープで貼り付けます。絵のとおり金具の方をシリンダーヘッドの留めボルトと共締めして渦巻状の導線側はキャブレターのフロートチャンバーの外にアルミテープで貼り付けます。アルミは目立たないように車体の内側にしました。
 キャブレターはエンジン側はインテイクマニフォールドに樹脂を介して締め付けられ、マニフォールド自体も二枚合わせの厚いガスケットでシリンダーヘッドに取り付けられていて、取り付けねじも紙の厚いワッシャーで遮られエンジン側は車体に通電無しです。吸気側はゴムのエアクリーナーボックスへのマニフォールドですから完全に電気的に分離されています、それをリード線によってシリンダーヘッドにアースさせて通電させ電位差を無くすと。

 
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 これはリアサスペンションの用のリード線とアルミテープですが、ほぼこれと同じものをキャブレターとシリンダーヘッドに繋げたと思ってください。もちろん左右共です。

 リアサスペンションの話をする前にキャブレターの効果を先に書きます、サスペンションとキャブレターは違う日にやったのでキャブレターの効果を先に体感しました。
 毎週末の朝練を2回、房総ツーリングの約300km合計500km走行の体験談と燃費という数字に表れた事実を書きます。装着した翌日の朝いつものように自宅前でエンジンをかけましたが、間抜けな事にリード線を付けている事をその時点ですっかり忘れていました。その前日も走っていて暖かい日でした、処置をしてはじめて走ったのは前日よりかなり寒い朝でした、暖機をしつつ走り始めるのですが、寒い朝の方がアイドリングの安定が早く現れたのです、いつもは大通りに出て500mほど先の大きな交差点のところ辺りで安定するのですが、その日は大通りに出る前にデンデンデンと普通にアイドリングしています。間抜けの上塗りですがこの時点でもまだリード線を付けたのに気付いていないのです、『今日は温まりが早いな』そう思っていました。大通りをいつものように加速するとなんだかいつもより音が太くて丸いな、アクセルの付きが良いじゃん、と思ったとたんに思い出したのです!電位差を取ったんだぞ!と。
 そこからはもう右手への集中とエンジンのフィーリングへの集中です。可能な限りいろんなシチュエーションを試しました、高いギアでの意地悪走行、低めのギアでの長めの加速、高いギアでの追い越し加速、いつものように5速60kmのゆるゆる走り。効果を体感できるのは2速3速の力の有る加速、60kmゆるゆる走行の粒を感じる爆発力。
 ロー発進はいままで通り、2速3速がブリブリ言って今までより力強く加速する。こういうところは毎週同じ場所を同じように走っているから変化には絶対の自信がある、確かに違う加速をしているんですよ。そうして一番嬉しかったのがいつものゆるゆる走行時のアクセル開度の少なさ!平坦路をリアタイヤを転がすだけのアクセル開度と少し長めの坂を同じ速度を維持するためにわずか多めにアクセルを開ける違いってわかりますね?坂を上るときにわずかに多めに開けるとその分力が出て排気音も大きくなるのは理解できますよね?これがアクセルをほとんど開けない転がしているだけの状態で坂道加速と同じような力と音がするのです。ですから転がしているだけの時にただでさえ少ないアクセル開度がもう少し閉められるのです、その差は1/16開度くらいの差でしょうか、バイク乗りなら判るそのほんのわずかな差です。もちろんそこからわずかに加速するといままでと同等の加速をします、加速させなければほんのわずかな開度のままドスドスドスと走ります。
 次に追い越し加速ですが、5速に入れたまま60kmから100kmの手前くらいまで加速すると自分の今までの感触よりエンジンは回っていないのに感覚より速く加速しているのです。確実にいまでより速い。滅多に80km以上出さないから関係ないのですが、これも驚いたことです。ただし若干細かな振動が増えた気もします。

 そうして燃費です。リード線未装着~装着~房総200kmで約400kmで21km/ℓでしたからそんなに良くは無いのですが、いつもは20km/ℓ台なのでツーリングしたからだよなって感じでしたが、房総帰り~朝練3回の400kmでなんと22.2km/ℓ、こちらの方がツーリングより条件は良くないはずなのに高燃費なのです。もちろん上に書いた良くなったフィーリングはずっと感じることができます、特に60~70km/hでの流す走りの時に感じるアクセル開度の低さとその状態のエンジンの気持ちよさ(力が有り少し音が丸くて大きい)はずっと感じ続けることができます。上にも書きましたが、特定の回転で微振動を感じるように成ったことも付け加えておかないと不公平になりますね。
 さて、気温の変化により燃費は上がる事は体験していますし、条件が整えば高燃費が出る事も体験していますが、今回はこのリード線による電位差を無くす実験は『効果有り』と思います。あとはねじ一本で外せる仕組みですから外してみてどうなるかの確認をしたいです。継続監査は必要ですのでとりあえず第一報という程度です。
副産物としてずっと懸案事項だった左右のプラグの焼けが揃った事も嬉しい出来事でした。

 
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 キャブレターの電位差を取る作戦が大成功だったのに気を良くしてリアサスペンションにも施しました。リアサスペンションは上下の取り付けがゴムブッシュを介しており、なおかつロッドとシリンダーは金属的に接していないのでロッド側とシリンダー側の両方をボディーにアースしてみます。上の写真がロッド側の通電をスプリングカヴァーから車体へのアースです。この写真のあとアルミテープが見えないようにカヴァーを内側に回しておきます。
 下側はシリンダー本体とボディーを同じくリード線で繋げてみます。シリンダーの中のオイルをロッドの先のピストンがかき回しているのですから静電気も起きるでしょうとの考えです。金属スプリングを介してダンパーシリンダーとロッドが繋がっているかとも思ったのですが、スプリングシートの受けに樹脂のプレートが入っていたのでやはり電気的には繋がっていませんでした。
 さて、すぐに試乗しましたが…こっちはダメ、体感できず。本稿の一番初めに書きましたように『サスペンションが本来の動きをしているのが前提/大条件ですけどね!』なのです。リアサスを取り付けたときに硬くて全然動かない!と書きました、もう1000km近く走って少しは慣らしが進んだつもりですが、まだまだ硬さは取れずサスペンション本来の動きはしていないのですから条件が整っていないのです。取り付け時に較べればわずかづつですが動きは良くなってきたものの、まだまだ硬くて下品なサスペンションのままでした。こちらは継続観察とさせてください。

 いずれにせよ、遊び半分、効果があれば儲けもの位のつもりで始めた遊びでしたが、キャブレターに関しては体感できる効果と数字で実証できた効果がありました。燃費に関してはもう少し観察したいですが、ツーリングシーズンですから期待しちゃいますよ。



















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by Gambaldo850 | 2018-05-05 05:17 | Eldorado | Comments(4)
2018年 05月 01日

3度目のGUARD交換

三度目のガード交換です。

 何度か書いておりますようにエンジンロッカーカヴァーのガードをまた交換しました。一体気に入るまで何度いじくれば気が済むのか、私のしつこい性格を反映しておりますね。思い起こせば過去にも同じように何度も同じ所の部品を交換した記憶があり、やはり中古車は自分のお気に入りの部品がついていないことが原因でこういったことが起こります。

 
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 さて、先日パイプカッターで切断したニーガードですが、その後eBayで探していた部品を発見して発注しました。珍しくアメリカではなく本家イタリアからの出品でした。
 せっかくちょん切ってしまったニーガードですが、ずいぶん短い運命でした。これはこれでオリヂナリティーがあってよかったんですけどね!

 
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 一週間ほどで届いたガードをあてがってみます。おー!ますますクラシックになってしまったようです。
今までついていたやつがKnee Guardと呼ばれていたようですが、ドンだけ足の長い巨人なんだよと思いましたが、今度のはBoot Guardという名前で出ていました。ここにブーツを当てるってドンだけ巨人なんだよ!と突っ込んでおきましょう。
 少し調べましたらEldoradoのPoliceの純正部品でアメリカでの呼び名がBoot Guardだったらしいですね、膝下までの長いブーツなんでしょうね。

 
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 ガード三点盛り。真ん中が一番初めに付いていた通称GUZZI Guard(Rocker Cover Guard)です、アルミの部品でいろんな形はありますが、一番普通のガードですね。
 下が前回切断してしまった丸型の通称Knee Guardですね、丸くて可愛かったのですが、どうにも気に入らず切断。そして今回手に入れたBoot Guardです、一番単純なパイプ加工ですが、妙に可愛くて気に入っております。2点留めと言う時点でロッカーカヴァーを守ってくれるとは思えませんね。GUZZI Guardが一番強そうですね。

 
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 装着写真です。穴の位置が微妙に合わなかったりして、それはご愛嬌なのですが、プラハンマーでこんこん叩きわずかに曲げたら穴の位置が合いました。うーん、やはり膝当てな感じですね、単純に見た目だけの部品になってしまったようです。
 ループ乗りの友人はタオル掛けだと言っていましたが・・・。私も今度からタオル掛けと呼びましょう(笑)。

 
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 違う角度からもう一枚。もうこれを付けた時点で何かをガードする事は期待しておりませんが、欲しかった部品を装着した事で全て大満足。乗りながら股間を眺めニヤニヤしております。
 最近はインターネットで欲しい部品の画像検索したり、通販を世界中のどこからでも出来るなんて夢のような事ですね。私がGUZZI 1000Sに乗っていた頃はまだインターネット自体が発達しておらず、ヨーロッパからカタログを取り寄せ、注文書を書いてFAXしてクレジットカード対応していないショップだと郵便局で海外為替を作って送っていました。いつものが届くのかわからず、一月ほどして忘れた頃届きましたっけ。それでも海外で買ったほうが安かったり、見たことのないようなカタログを舐め回すように見るのも楽しいものでした。いまでもショップのカタログを眺めてはCartに放り込んでしまうのは何も変わりませんね。さすがにEldorado用で欲しいものは減ってきましたが、大物がいくつかあります焦らずそのうち買いましょう。


 
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 私のところに来て早半年が過ぎたEldoradoです。4月の半ばには5000km走行を交換したメーターで確認しました(4月30日時点で5,360kmでした)。ずっとずっと毎週末いじり続けてやっと快調になった(楽しさがもう一ランクあがった)のが3月半ば、それまでは燃料系をいじったり、点火系を交換したり、破断した部品を溶接してもらったり、まぁ優しい気持ちで接してきた私でも途方に暮れることもしばしばでした。それでもTX650を散々いじくった経験が役に立ち、知識も増えたことが幸いしTX650で絶好調に持って行けるまで2年近くの日々がかかったことを思えばエルドラドは3ヶ月で好調といえる所まで持って来れました。この先は何が起きるか判りませんが、今現在はこのバイクの楽しい所を全身で満喫させてもらっています。まだ直しきれていないオイル漏れも有ったり、少し気になるところ(神経質に成りすぎなのは判っているつもりです)もあるので、このまま乗り続けながらお手当てと改善をしていくつもりです。
 しかし、スピードの要らなくなった私いにとってのんびり走ってここまで面白いバイクは中々ありませんね、ましてクラシックバイクを日常に実用車として遊べるのは耐久性の高いGUZZIならではの世界のような気がします。楽しいバイク数あれども、やっと辿り着いた好みの一台です。最近すこーしだけコーナーを攻めてみたりしています、はてさて。



















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by Gambaldo850 | 2018-05-01 05:35 | Eldorado | Comments(8)