日曜の朝はGUZZI、再び

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2018年 11月 13日

コンデンサー四方山話

 コンデンサーについてお話いたします。
今回は『四方山話』としているように話があっちこっちに飛びそうですし、脈略がないかもしれません。しかも、ここが重要なのですが、私の想像の話や間違った解釈が混ざりこみます、読み物として理解していただき技術的参考にしないでください。

 エルドラードの整備やトラブルの話の中でコンデンサーのパンクの話は何度か書きました、原因の追究や壊れる過程についてもいろいろと考えていいましたが、想像の域を出ません。しかし、今判っていることはパンクは過電流によって起きるということで、過電流になる理由は想像の範囲を出ません。

 
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 昨年の九月の半ばにやってきたエルドラードですが、仲間内のお祝いツーリングが2週間後に決まっていて時間が有りませんでした、今思えば無茶な話ですが、誘うほうもそれに乗るほうも深く考えていないんですね。
 埼玉県央を300km弱走り回ったのですが、午前中の休憩の後にとある交差点を右折した時にパァ~ンッ!って不正点火ののちにエンジンが停止して心底驚いたのですが、その場ではすぐにエンジンがかかりほっとしました。しかし、国道をいいペースで走っていると失火して力が抜けることが時々起こり『これはまずいぞ』と思いました。昼食後に解散になったのですが、そこから一番近い高速入り口から一気に帰ってきて事無きを得たのですが、帰宅した翌週には点火系の全てが信じることが出来なくて早速交換をしました。点火コイルは予算的にも厳しいのでそのままでイグニッションコード、ポイント、プラグキャップ、プラグ、コンデンサーを全て新品に交換しました。

 
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 写真は一番初めに付いていたコンデンサー(右側)と交換した新品コンデンサー(左側)ですが、共にブランド名の入っていないものでMGサイクルから買った同一品と思います。(のちに一番初めのコンデンサーがパンクしていることをテスターで確認しました、この時は判っていなかったのです。)
 このコンデンサーはループ乗り界隈では評判の悪いもので、すぐに駄目になってしまうとの情報が共有されているのもでしたが、まさか自分のものそれだとはこの時は気が付いていませんでした。世界中にばら撒かれたようで、どこから買ってもこれが来る時期がありました。

 
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 点火系を一新してやたら快調になって有頂天で走り回っていたのですが、なんとコンデンサー交換から半月目の週末の朝にエルドラードは走行不能になり生まれて初めてレッカー車のお世話になるのでした。この時も路上で点火系を確認したのですが、コンデンサーのパンクで厄介なのはプラグには火が飛んでいるのが確認できるし、時々思い出したようにアイドリングはするのです。でもアクセルを開けるととたんに失火するので走ることが出来ません。
 この頃はまだコンデンサーの予備を携帯していませんでしたし、この場でコンデンサーのパンクは余り疑っていませんでした。頭の中はトラブルシューティングでグルングルンしていました。帰宅後順番立てて調べていってコンデンサーのパンクであると判りましたが、まさか交換して半月で逝かれるとは思いも寄りませんでした。

 
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 新しいコンデンサーを手に入れなくては成らないのでいろいろと調べましたが、点火系がほとんど同じFIAT500は良さそうと当たりを付けたのですが、よくよく考えるとバッテリー点火でポイントを使いディストリビューターで分配しているエンジンならばコンデンサーの容量は同じはずだと気づき調べましたら同条件ならばほとんど全てが0.25μFであることが確認できました。そこでわざわざ高価なFIAT(マネッティマネリ)製を使わなくてもいいやとクラシックミニの物を昔乗っていたよしみで入手しました。
 写真左から初めに付いていたもの、交換後すぐにパンクしたもの(共にノーブランドの同じもの)、オレンジのリード線の物が上の青い箱に入っていたミニ用の汎用品です。テスターを当てた所0.27μFでしたので許容範囲だと思いました。

 
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 そして今年の夏の東北ツーリングでパンクさせたミニ用のコンデンサーに替わって仮配線で正常に点火するのを確認したトヨタ純正Denso製のコンデンサーです。本体に0.25μFの打刻あり。
 結局ミニ用は8000kmでパンクさせてしまったのですが、コンデンサーのパンクが過電流であるとするならば(友人複数のアドヴァイス)、過充電が流れる理由を考えなくては成りません。このツーリングの時と限定するならばディストリビューターの雨のリークが怪しいかと思うのです。写真の日の前々日に2時間ほどの雨中走行、その晩一晩の雨ざらしの宿、翌日の朝からの雨中走行で走行中に点火不良を起こし、すぐに雨のリークを疑いディストリビューターの真ん中のコイルからのコードが雨のリークが有る事を確認し、処理後は問題なく走りました。この写真の日は午前中快晴で気分良く走り回り、岩手県種市まで行く途中から大雨に会い再びリークさせてしまい、雨の中の処理だったので上手くいかず点火不良のまま20分ほど無理に走りましたが、最後の最後に点火系がダウンしました。ループGUZZIマイスターのお宅で順番に点火系を確認していくと最後の最後に行き着いたのがコンデンサーのパンクでした。ディストリビューター内でのリークにより余計な負担をポイント辺りに掛けてしまい、並列に繋がっているコンデンサーに負担を掛けてパンクさせたというのが私の勝手な想像です。
 コンデンサーと関係有るのですが、コンデンサーのパンクによりポイント面が荒れてしまいその結果ポイントギャップが詰まりこの日の夕刻から先日の九州ツーリングと同じアフターファイヤーが頻発しました。今ならばポイントギャップが怪しかったと思い当たるのですが、この時は複数の原因を考えて走っていました。

 結局3個のコンデンサーをパンクさせた訳ですが、はじめのふたつは過電流が直接の引き金ではなく(僅かに有ったにせよ)製品の不良と思えるものでした、ミニ用をパンクさせたのはリークが何か悪さをしたのではないかと根拠の無い想像をしています。実際コンデンサーをパンクさせたことは今まで20台以上同じシステムのバイクに乗っていて初めてのことですし、上のループGUZZIのマイスターは20万km交換していないと言っていました。Denso製のコンデンサーがどれほど持つか判りませんが、それでもパンクするようならば根本的な原因を本当に捜さなくてはいけないと思っています。

 
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 一緒に東北を走った友人は弱電に強い人です。コンデンサーのパンクの原因を探りたいとのことで東北でパンクしたやつを持って行って分解してくれました。やはりコンデンサーの中身がどうなっているのか非常に興味があったようです。アルミ電解コンデンサーの中身ってどういうもの?

 
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 絶縁されたアルミテープがぐるぐる巻きにされて片側を電極が押さえる(理解していないので聞き流してください)様になっているようです。このアルミのテープが電気を溜めたり出したりしているようですが、私が判るのはコンデンサーをポイントと並列で繋いでポイントの接触面のアークの出を押さえて溶着するのを防いでいるということだけです。その作動原理は判りませんし、並列に繋ぐ意味も理解できません、ましてポイントギャップとドエル角との関係やそこへのコンデンサーの役割などは理解の外です。私が出来るのはマニュアルに書いてある数値に調整し、結果=快調という事実を体感できれば(今のところ)良いのです。現在のコンピューターによって制御されるバイクに較べれば恐竜的システムですが、ブラックボックスを理解できないのであれば結果は同じで、調整の結果快調ならばそれでよし。プリミティヴなシステムならそのうち私にも必要に迫られれば理解できる日が来るでしょう。コンデンサーの容量の単位のμF(マイクロファラッド)でさえ理解していないのですから。




















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by Gambaldo850 | 2018-11-13 05:31 | Eldorado | Comments(6)
Commented by otokichi2005 at 2018-11-13 08:04
大変興味深く読ませていただきました。
私のも同じようなコンデンサが付いており、かつスペアーとして買ったのはMGサイクルからと、いつ何処で止まってもおかしくない状況です。
TXの時は、コイルとコンデンサが交互にいかれるという症状に悩まされました。
電気系の明確な壊れないルールが分かるといいんですけどね。
Commented by TC at 2018-11-13 10:28 x
Mr. gamba

こんばんは。

電気系トラブル、本当に厄介ですよね。
目で確認しづらいのが電気系統のトラブルです。

自分も過去にコンデンサーがパンクして、失火する現象を経験したので、以来似たような現象が起こった時には一番先にコンデンサーを疑うようになりましたが。車種が変わって以来、そのような問題は全く起こっていません。

聞いた話ですと、コンデンサーは熱にも弱いという説がありましたが、本当かどうかは判りません。
以前、Mr. gambaに電気に詳しい人間が居るので聞いてみるとお話しましたが、彼もコンデンサーがダメになる理由をはっきりと説明することは難しいと言っていました。

となると、安価の物でもあるので、ある意味寿命と思えば良いのかもしれませんが、やはり気になるものです。

電気部品で思うのが、やはり日本製が信頼出来るということです。ワーゲンはドイツのボッシュ製品を多用してますし、O2センサーなんかもボッシュ製が一般なのですが、最近はND(denso)がベストだとアメリカ人のメカニックが言ってましたよ。
ということでジープのO2センサーもボッシュ製からND製に交換しました。
Commented by Gambaldo850 at 2018-11-13 19:26
>どかぽるさん 本当に壊れるルールというか原因~行程を知りたいです。
そうすれば予防的に気をつけることが出来ますものね。
MGさんから一時期出ていたものはかなりの頻度で壊れたようですが、今はちゃんとマレリ製が出てくるようですよ。

コンデンサーはひとつ携帯していたほうが良さそうですね。
Commented by Gambaldo850 at 2018-11-13 19:31
>TCさん 確かに目に見えない故障ですから困ったものですね、目視するためにはテスターが必要ですからテスターも携帯しなくてはいけないの?と。

熱のことは書くのを忘れましたが、確かに関係があるようです。
でも、コンデンサーの環境ってシリンダーの近くとかエンジンルームの奥とか厳しそうな所が多いですよね、頻度から行けばやはり過電流かな?と思います。

GUZZIはマレリとボッシュが混在しています。
それぞれに一長一短があるようですが、互換性があるのならば日本製は安心できると思えます。
Commented by ホサカ at 2018-11-29 21:17 x
ガンバ様
初めてコメントします。ホサカと申します。ドゥカティ 750F1とtx650を所有しています。
ガンバさんのブログを読んで、1年前に入手したtx650の整備の参考にしています。
自分は電気に疎いのですが、xs650 を所有するRIGHT STUFFさんのブログで勉強しました。
コンデンサは交流を通し、直流は通さない特性があります。それを利用しノイズをアースに逃がし、ハッキリした電流をコイルに伝えていると思います。(素人考えです。)

自分はコンデンサを秋月電気で買ってtxに使っています。0.22μF 640vが1つ100円程です。

いつか、自分のtxをガンバさんに乗ってもらい、ガンバさんのtxよりも調子が良い、と言っていただく事を目標にしています。
Commented by gambaldo850 at 2018-11-30 16:57 x
⋗ホサカさん コメントをありがとうございます。
コンデンサーのアドヴァイスありがとうございます。私はその考えは初めて知りました、なるほどと思います、知らなかったことを教えていただき感謝いたします。直流を通さないというのは初めて知りました。少し頭の中の靄が晴れた気がします。

TX650とF1ですか、両方ともにとてもいい思い出のあるバイクです。
F1はまだ若くい頃だったのでよく理由が判らないまま散々いじくり倒しました。未だにあのエンジンの気持ちよさを思い出します。コーナーリングマシーンでエンブレが効いてから曲がりつつアクセルを開けていくあの感覚が蘇ります。
TXは私を鍛えてくれた最良の先生でした、エルドラードを楽しめるのもTXがあったからです。
いつかホサカさんのTXに乗せて頂き感想を話し合いたいです。話し込んだら止まりませんよ!(笑)


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