日曜の朝はGUZZI、再び

gambaldo850.exblog.jp
ブログトップ
2018年 08月 01日

ねじ山がなぁ。

 困ったなぁ、と。

 更新が少し遅れてしまいました、ごめんなさいね。
週末には今まで考えられなかったようなコースを辿る台風が近づいてきてエルドラードで朝練をすることができませんでした。それでも雨が上がって路面が乾いてきたわずかな時間を狙って日曜日にほんの少しだけ動かしました。どうしても乗りたかった理由があるのですが、それが今回の話なのです。
 
 エルドラードは45年も前に生まれて長い時間アメリカで走っていました、その間いろんな人がメインテナンスをして手を掛けてきたのでしょう。機械いじりが上手な方もいればそうでなかった人もいたでしょう。45年間に何度も同じねじを回されていればねじ山が弱くなってきたり、場合によってはねじ山を壊してしまったこともあるでしょう(実際2ヵ所ほど修理の跡を見つけました)。
 今回困ったなぁと思っている場所はシャフトドライヴのファイナルケースのチェックボルトのところです。

 
c0377022_16400127.jpg
 エルドラードが私のところに来て一番初めに確認した各部のオイル(エンジン、トランスミッション、ファイナルケース)ですが、それぞれフィラーキャップから量を確認したり、チェックボルトを抜いて量や色を確認しました。その時にトランスミッションとファイナルケースのチェックボルト(抜いた状態でオイルが滴れば適量であるとチェックするボルトです)を抜いたのですが、その両方ともにねじ山の掛かりが不安定で、とても嫌な感じでした。
 45年間何度も触られてきたであろうボルトです、通常の走行ならば1万kmに一度の交換でいいオイルですからそんなに開け閉めしない所なのですが、鋳物のアルミに鉄のボルトですから徐々にアルミは削れていきますよね、また力加減がうまくなかった時もあるでしょう。
 私が乗り始めてファイナルケースのチェックボルトの掛かりがゆるいのでオイル漏れを気にしていた場所なのですが、今まで問題なく走っていました。ところが掃除をしながらボルト周辺をふと見ると少しオイリィだったのです、辿るとチェックボルト周辺が怪しい・・・

 
c0377022_16400170.jpg
 気休めであるのは重々承知でチェックボルトのシーリングワッシャーを交換する事にしました。本当はこのままにしておいて見て見ない振りを決め込んだほうがいいのは判っているのですが、わずかな希望を期待したのですが。
 ワッシャーを交換して『手で』工具のソケットを回していくのですが、突き当たって止まる雰囲気が希薄なのです。短いラチェットハンドルを掛けてゆっくり回すとやはり止まらずに回ろうとする・・・つまりねじ山が弱っていてねじの掛かりが弱く空回りを始めたのです。一番嫌なヌルッとした感触はまだなかったので、可能な限り止っている状態で作業は終了しました。
 このトルクの弱さじゃオイルが滲んで来るよなぁと判るほどです、それを確認するためにわずかな時間でも乗りたかったのです。

 乗りました、ものすごく気をつけて3kmほど走ってボルト周辺を確認、大丈夫。10kmほど走って確認、わずかわずかにボルト下にオイルにじみが出ている。少し回し目にして走り、50km走って確認、ほんのわずかにオイル漏れは確認できる、気にしなければ気づけないでしょう。
 でも、漏れるのを放って置く事はできない、何とかしなくては。いくつかの方法を考えました、最善策はファイナルケースを分解してねじ山を立て直すかヘリサートの様な修理用コイルで修正することですが、ファイナルケースを完全に分解するとヘリカルギアの当たり調整をし直さなければならないのかも知れず、かなりの作業の依頼になるはずです。ファイナルケースを今のままでねじ山を軽くさらうだけでも効果があるのか、それも切子(粉)のことを考えると躊躇します。

 今私が考えているのは、あまりに楽天的考えなのですが、チェックボルトよりわずかに長い新たなボルトを使いケースのねじ山の一番奥に僅かに残っているであろうひと山かふた山のねじ穴を手がかりにしたいと思っているのです。まずは純正のチェックボルトの長さの確認なのですが、たぶん15mmほどだったので18mmと20mmのボルトは手配しました。軽く締めこんでみてヘリカルリングギアに当たらないことを確認しないといけません。うまくいったら水道の漏れ止めテープをひと巻きして(ねじ山が弱っている時に少し効果がある)、シーリングワッシャーにシリコンガスケットを軽く塗って完全な脱脂の後に軽いトルクが掛かる所まで締めたいのです。その後はチェックボルトは一切使わずにオイル交換のときはファイナルケースのオイルパンを毎回外すのでオイル量は総量で管理していこうかと思っています。要はがっちり固めて二度と触らない・・・と(笑)。

 対処療法ここに極まれり、という結論ですが、作業自体はまだしていないのでそのうちレポートしますが、もっといい方法があるよ!とか、私はこうしましたというアドヴァイスがございましたらどうぞご指導のほどを!

 この先、少し更新頻度が落ちますが、ご容赦ください。



















.


[PR]

by Gambaldo850 | 2018-08-01 05:30 | Eldorado | Comments(18)
Commented by TC at 2018-08-01 10:04 x
Mr. gamba

こんにちは。

東京は相変わらずの猛暑続きなのでしょうね。
それから台風もやってきたようですね。

ネジ山の潰れはタチが悪いです。
アメリカでは馬鹿力でネジを締める馬鹿者が多いですから(笑
Mr. gambaのエルドラードもそんな感じで扱われてきたはずです。

ジープのオイルパンもドレインプラグも同じように馬鹿力で何度も開け閉めされている間にオイルパンのネジ穴付近が歪んでしまいました。ワッシャーをかましてもオイルがその歪み部分から滲むようになり、オイルパンを交換しましたよ。

さて、どんな修理方法が良いのか?
完璧に修理するとなると相当の大仕事ですよね。
決して参考にはなりませんが書かせてください。
バラさない状態でタップを切るのは気がひける。ヒリコイルを入れるのも同じく気がひけます。
ちょっと長めのボルト、これは思いつきませんでしたが、自分ならプラミングテープ(水道配管用)のテープを巻き、ワッシャー(ブラス製などの柔らかいもの)をかます。
それとやはりガスケット用のシリコンを塗るのが良いかな?と思います。
Commented by otokichi2005 at 2018-08-01 16:30
あらー大変なことになってますね。
けど、油量確認の蓋であった事は不幸中の幸い?
エンジンオイルみたいにディプスゲージみたいなものがあれば二度と開けないメクラ蓋にできるんですけどね。
自分のオートバイにも起きるであろう事ですから、ガンバさんの対処方法に注目です。
Commented by Gambaldo850 at 2018-08-01 18:41
>TCさん 東京は今日も35℃を越えたようです。
暑いのにあわせて湿度が高くてうんざりです。
それはそうと、山火事の影響はないのですか?

修理ですが、TCさんも書いているような感じで行こうと思っています。
脱脂をきっちりする方法を考えないといけないのですが、何とかなるでしょう。
次回以降楽しみにしてください。
Commented by Gambaldo850 at 2018-08-01 18:43
>どかぽるさん 見つけた時は気持ちがドヨーンと暗く落ち込みました。
よりによってなんてことをしてくれたんだよ~って。

修理後は総量の管理で乗り越えようと考えています。
チェックボルトであったのは本当に幸いでしたね!
Commented by otokichi2005 at 2018-08-01 19:11
こんなものありました。
https://jp.misumi-ec.com/vona2/mech/M3500000000/M3502000000/M3502020000/
Commented by Gambaldo850 at 2018-08-01 21:17
>どかぽるさん これは面白いサイトですね!
ちょっと見入ってしまいました。

しかしながら管用テーパーばかりでインチサイズのようです。残念。
Commented by twenty-one at 2018-08-01 23:06 x
はじめまして。guzziつながりでこちらにたどり着きました。さて、工具のサンケンさんが扱っている「オーバーサイズドレンプラグ」というものは適合しないでしょうか。
Commented by Gambaldo850 at 2018-08-02 06:48
>twenty-oneさん 始めまして、コメントをありがとうございます。

オーバーサイズドレンプラグは確認しましたが、ドレンプラグというくらいでみな少し径が大きいようでした。
チェックボルトは10mmなんですよ、ちょっと細いですよね。

コメントをありがとうございます、これからもよろしくお願いいたします。
Commented by TC at 2018-08-02 09:56 x
Mr. gamba

こんにちは。

東京猛暑続きですね。
こちらは数週間前ほどに猛暑日がありましたが、以来だいぶ落ち着き元通り例年通りの気温に戻っています。

山火事は約10箇所あたりで発生、また燃え続けているようです。
でも基本的に山火事は地形上ロスアンジェルス北部か東部で燃えてます。今の火事もそれにもれずという感じです。
自宅はビーチから数マイルのところにあるので、火事の心配はゼロです。午後半ばになるとビーチからの冷たい風が吹き込んで来るのでエアコンも数時間稼働させるだけで夏を過ごせまう。
そうであっても、クルマやバイクは錆びないのが不思議です。

油が残っているとダメですからね。
綿棒にオイルディグリーザーを吹き付け、ネジ山を丁寧になんども拭き取ることが必要ですね。
シリコン製のガスケットも耐熱タイプがあるので、それを試したら良いと思います。

自分は1969年ビートルを改造してのレース仕様のバハバグも持っているのですが(以前お話しましたよね?)オイル交換のあとは毎回同じ手法で処理してましたが、
メキシコバハ半島でのタフなプリランでも漏れや滲みは99%防げましたよ。

レポート待ってます。

夏バテしないように気をつけてくださいね。
Commented by Gambaldo850 at 2018-08-02 19:17
>TCさん 今日も35℃を越えていました。
まったくやる気の出ない日です。

バイクを触る気も起きずにいます。
週末にはボルトの交換をしたいと思っていますが、どうなりますか。
しっかりと脱脂して組みつけていきますね。
Commented by twenty-one at 2018-08-02 20:44 x
10mmでしたか、残念でした。もしピッチが1.25ならばUNF 7/16-20山のボルトが合いませんか?直径約11mm,ピッチ1.27mmくらいのはずです。
Commented by Gambaldo850 at 2018-08-02 21:20
>twenty-oneさん 再び情報をありがとうございます。
GUZZIの10mmは国産と違ってピッチが1.5なんですよ。
普段は買いやすくていいボルトなのですが、今回ドレンに限ってはうまくいきませんでした。
手に入れた普通のボルトでせこくチャレンジしてみます。
Commented by twenty-one at 2018-08-02 21:40 x
あれー、1.5ですか!そうすると近いのは16山(1.54mm)か?UNF7/16-16山なんて売っているかな?
ボルト作りましょうか?(笑)
Commented by Gambaldo850 at 2018-08-03 06:05
>twenty-oneさん UNF7/16-16ですか?
7/16は可能ですが、16ピッチって調べませんでした。
なんだか難しそうですね。
メトリックで11mm-1.5の方がありそう?

ボルトを作れる環境にあるんですか?
それは素晴らしく羨ましいです!
私も自分で旋盤をまわせたらどんなに良いかと思うことがあります。
Commented at 2018-08-03 16:22 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Gambaldo850 at 2018-08-03 17:46
>twenty-oneさん ありがとうございます。
そのうちきっとすれ違いますね?
楽しみにしております。
ちなみにわたしは早起きなんですよ(笑)。
Commented by msfive at 2018-08-04 17:29 x
アルミのネジ山は、どうしても逝きやすいですよね。
私なら、ゴムのワッシャー + シリコンシーラントかなぁ。
水道用のテフロンテープは、ナイスアイディアです。

私のTXもフェンダーをとめるネジ山がバカになっていました。
それと、片方のプラグホールに、ヘリサートが入っていました。
どうせなら両方やっといてほしかった。
プラグを外すたびに、これが舐めたらヘッド外さなきゃいけないなぁ、と思います。

自分のせいでないのが、悔しいところですが、最悪分解すれば、ヘリサート加工が出来ますので、色々試してみて下さい。
Commented by Gambaldo850 at 2018-08-05 11:11
>msfiveさん ゴムのワッシャーかぁ、それは考え付かなかったですね。
金属よりはやわらかいけど、潰れればしっかりとシールできるかもしれませんね。
少し探してみます。

プラグホールの修繕は泣けますね、私は一度だけやばいバイクに乗ってことがありましたが、プラグ交換は二度としたくありませんでしたよ。

最終手段の前に何とかしたいのですが、どうなりますやら。


<< チェックボルト続き      やれやれ、です。 >>