日曜の朝はGUZZI、再び

gambaldo850.exblog.jp
ブログトップ
2018年 06月 02日

ん~っと…

 エルドラードは戻ってきました。

 だけど、今回はその話しは1回先延ばしにしてこのところ感じていることを書きます。
少し観念的な話が入るので読みづらいことがあるかもしれませんが、お付き合いください。

 何でエルドラードのような古いバイクに乗り続けるかという話なんですが、この10年ほどの間私がバイクに求めていることがエンジンに乗るということで、自分に合うフィーリングのエンジンを持つバイクに乗り続けたいということなんです。自分のフィーリングというのは飛ばさなくても楽しいということが大きいのですが、エンジンに表情があり、比較的大きめの音がして、鼓動感を感じやすく、それをユルユルと流し続けて感じていたいということなのです。若い頃は飛ばしたり、サーキットを走ってみたり、自分の腕試しをしたいとか速く走ってみたいとか、あいつより速く走るんだみたいなことに情熱を燃やしていた時期もあるのですが、ある時すっぱりと気持が切り替わりました。もう10年以上前の先代GUZZI(1000S)に乗っていた頃の後半部分でもういいやと思っちゃったんですね。その頃は速い仲間としょっちゅうつるんで走り回っていたのですが、ある時このままやっていたら絶対にヤバイ、痛い思いをすると思い始めたんですね。GUZZI 1000Sは回して走れば速かったですし、自分もそれに応えようと気合が入っていました、その前に乗っていたDUCATI 750F1もそうでした。ある時1000Sで箱根に行って気合が抜けて友人たちが先行して行ってしまったスカイラインを一人で5速に入れたまま流していたら、これの方が面白いし、自分に合っているよなぁって感じたのですね。その時のスピードだって今からすれば結構いいペースではあったのですが、『もういいや』とヘルメットの中でつぶやいたのです。

 それ以降1000Sに乗るのが苦痛になってきたり、次のバイクを買ってみようかと思ったりしながらいくつかの回り道をしながら古いバイクを楽しむようになりました。二台のBMWを乗り継いでみたのですが、今から思えば少しフィーリングが合わなかった感じもします。余談ですが、何台か乗り換えましたが、しつこい性格の私は一台のバイクをとことん付き合いたいので乗るほう(年間10000km以上)もメインテナンスも勉強して自分のバイクは何とか触れるようにしていました。ハーレーのダイナ(FXDC)に乗った時はこのエンジンの面白さに飛び上がりましたが、いかんせんライディングポジションを合わせ切れない事がアダになってしまい自分では消化不良のまま20000kmほど乗ってさよならしちゃいました。その後は自分の原点回帰を考えYAMAHAに乗り始めるのです。GX750(改850)は非常にいいバイクでこれならばいけるかも?と思い始めた矢先に事故で潰してしまい、その後のTX650で漠然たる思いは確信に変わりました、高目のギアで鼓動を感じながらゆっくり走り回る!。可能な限り自分でメインテナンスをして機構を理解して好みのエンジンに仕上げる。そのためには機械を深く理解しなくてはいけない、好みのフィーリングにするためには吸気系と点火系を自分で自在に調整できなくてはいけない、と思いました。 
 それゆえに古いバイクでポイント点火でキャブレターのバイクしか興味がなくなってしまったのです。一般のバイク乗りの方からすれば少し偏屈で本道を外した選択を自らするようになったのです。TX650はわたしを鍛えてくれました、自分で触るときでもあまり得意じゃなかったキャブレターを理解させてくれたし、点火系も久しぶりにじっくりと付き合うことが始まりました。機能と調整を理解するまで2年近くかかりましたが、それは大きな財産になりました。
 サスペンションやライディングポジションも大切ですが、これはわたしにとっては気持ちのいいエンジンを長く快適に味わうための手段であって、エンジンフィーリングに較べてしまえば付属的なものになりました。もちろん大切な所ですから好みに仕上げますが、気合の入り方、コストのかけ方には自ずと差が出ました。昔の自分とはまるで逆の考え方です。

c0377022_17562072.jpg
 そうして選んだエルドラードですが、TXからの乗り換えに対しては非常な逡巡が有りました。本当に乗り換えて大丈夫なのか?自分の求めるフィーリングに本当に合っているのか?こればかり気になりました。昨年のルマン会議で友人の850GTに試乗させてもらった時に確信しました。わたしの乗り方に合うのは850ccの5速ミッションのループフレームであると。700ccや750ccも乗りました、もちろん4速モデルですがそれぞれの良さは確認できたもののエンジンのフィーリングが合うのが850ccでトップギアで流す時なのでした。今のエルドラードを手に入れるまでは偶然や幸運もあったのですが、その時の記憶が決心を強く後押したのは偶然ではありませんでした。

以前からのわたしのブログを読んでくださる方にとってTX650以降にメインテナンスの記事が非常に増えたと感じることがあるかもしれません。以前はカスタムやツーリングレポートも多くメインテナンスの事と同じようなものでしたが、TX650の中ほどから今のエルドラードはほとんどがいじっている話しか書いていません。興味の方向が今完全にそちらに向いているからなのですね。この先エンジンオイル漏れが完全に治ればユルユルとしたツーリング話も増やしていきたいと思っています。そして今回のような気持ちの話も増えるかもしれません。

今回からわたしのバイクは エルドラード と呼ぶことにしました。
c0377022_17562075.jpg


















.
 

[PR]

by Gambaldo850 | 2018-06-02 05:36 | Eldorado | Comments(2)
Commented by TC at 2018-06-02 13:05 x
Mr. gamba

こんばんは。こちらh金曜の夜9時過ぎとなりました。

なかなか良いストーリですね。
Mr. gambaのバイク遍歴にはとても興味があります。

自分は2ストばかり乗り継ぎ、帰国してからダートバイクに勤しむようになり、山ではなくトラックばかり走り、スーパークロスの真似事を数年やってきましたが、ここ最近は飽きてしまったようでめっきりご無沙汰です。

余裕があれば、ホンダの小排気量を買って、改造を楽しみたいと企んでいる最近です。

また、これからもメインテナンスダイアリー、ツーリングリポート共に引き続き、楽しみながら読ませて頂きます。
Commented by Gambaldo850 at 2018-06-02 20:42
>TCさん 時々ガラッと嗜好が変わる時がありました。
若い時はシングルが好きで楽しんでいましたが、ある時に2サイクルに乗りたくなって10年ほど2サイクルばかり乗っていました。
でもやっぱり大きなツインにしようとここまで来ました。
もう変わらないでしょうね、あとは小さいほうに成るだけでしょう。

これからもよろしくお願いします。


<< 治ってきました。      エルドラドがいない。 >>