日曜の朝はGUZZI、再び

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2018年 03月 26日

チョーク

 チョークの部品を交換しました。

 この部品はなんと呼ぶのでしょうか、チョークプランジャーでしょうか、でもポンプ機能は無いしな。

 
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 黒いレヴァーを引き上げると真鍮の筒の部分が上がりフロートチャンバー内のチョークジェットを経由したガソリンがバイパスしてスロットルボディーに流れて混合気を濃くして寒い時期の始動性を良くするものです。単純にチョークと呼ばれる部品です。
 本来エルドラドに装着されているのは黒いレヴァーが付いていなくて、チョークワイヤーによって引かれブレーキレヴァーの根元に有るチョークレヴァーで操作されるものでした。ワイヤを廃し、直接レヴァーを指で持ち上げるタイプに以前交換されたようです。ハンドル部分にレヴァーが有ったほうが実用上は便利ですが、私はこのタイプの方が好きなので初めて気が付いた時うれしかったものです。
 キャブレター本体の横にマイナスネジ一本で留められているので交換自体は簡単なものです。

 
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 今回交換した最大の理由がこれです。納車後にキャブレターをばらして確認した時にここのゴムが丸く凹んでいるのを確認していました。確認はしていたのですが、部品のまとめ買いを海外からするためにしばらくこのまま乗っていました。フロートチャンバーから上がってくるガソリンをこのゴムの部分で堰き止めているのですが、凹みが大きくなるとチョーク時以外にもガソリンが流れてしまうこともあり、デロルトのキャブでどう調整しても濃い症状が出る時はここを疑うのも一つの手段です。チョークの戻りが悪い場合もあるようです。
 新品と較べるとこの程度まで凹んでいるのですね、悪さをしていなかったらいいのですが。チョークヴァルヴが完全に閉まっていないとパイロットスクリューをいじっても変化が少ないといつだか、どこだかで聞いたか読んだ覚えがあります、そうなのかもしれません。

 
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 さて、プラグです。判別しやすいように画質をいじっているので本来の色とは違いますし、ここまで差がハッキリ判る状態ではありませんが、右側が良く焼けていないように思えます。この原因が先ほどのチョークの先っぽのゴムのヘタリにあるのかもしれないと疑ったのでした。
 デロルトのキャブが付いているDUCATIの友人たちが結構チョークの不良で左右の焼けが違うという症状を見せていたことも参考にさせてもらいました。
 アイドリングから中速にかけてのキャブ調整はずいぶん整ってきていると思っているので、気に成る所はしらみつぶしで行きましょう。

 
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 左側のチョークレヴァーが経年劣化でもげてしまったままです。乗り初めの頃は気温も高かったので加速ポンプ(これこそ形式はプランジャーですよ)をパチパチと働かせてエンジン始動させていたのですが、寒くなってからはチョークを引いたほうが始動後に楽なのでチョークを使い始めていました。ある朝レヴァーを引き上げたらモキッと折れました。悔しいですねぇ。
 実は以前乗っていたGUZZI 1000Sの時代もハンドルからワイヤで引くタイプをこのタイプに交換してやはり経年劣化で折った経験があり、レヴァーをアルミの古いタイプに交換した記憶があります。残念な事にこのVHBタイプのキャブ用のアルミのレヴァーのものは見つけられませんでした。(先日社外品でアルミのレヴァーだけが売りに出ていることを見つけました、買おうかな?)

 
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 外したのを較べるとこんな感じです。レヴァーが途中で折れちゃったのでチョークを引くときに力が必要だったのと指が痛いので早く交換したいと思っていたのでした。
 
 
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 こちら側の方がゴムの凹みは酷いですね。でも、プラグの焼けが燻ぶっているように見えるのは反対側なんですよ。ですからあまり効果は期待できないでしょうね。

 部品交換後エンジンを始動しましたら何故か同調がずれていて再調整しました。ほかにも少し触ったのでチョークだけのせいじゃないはずですが。プラグもきれいに掃除してしばらく走った後に確認しましょうね。
 翌日の朝いつものように朝練を始めましたが、やはり微妙に同調がずれてしまったようでアイドリングの若干の不安定さと低さが気になり気分が悪かったのです。信号からの出発にも一発のクラッチミートでスッと発進しなくて2度クラッチレヴァーを握り直すような力の無さでした。路肩に停めて調整できる所じゃなかったのでしばらくそのままで走りましたが、交通の流れに乗るような走りでは全く不都合無かったのでそのまま40kmほど走り一服しながら調整します。
 チョーク関係を替えたのでまずはパイロット系の調整をしましたが、そちらはほとんど変化無し、わずかスクリュー1/8~1/16回転の調整で落ち着いたので季節変動と言って良いほどのものです。でもアイドリングが低いまま不安定なのが気に入らずアクセルワイヤの張りの調整とアイドルスクリューの締め込みでアイドリングを僅かに上げ、左右の爆発の音、全身の揺れ方、排気圧の左右の違いを確認しながらフィーリングのみで同調を合わせました。アイドリングが安定した所で休憩終了、走り出しますが、クラッチを繋いで発進した時点で「やった!」って判るほど安定して力が出ていました!極低速からの開け始めの繋がりのスムースさ、加速の滑らかさはこの所味わった事の無いもので、(4年間乗ったうちの)2年かけて磨き上げたTX650のキャブレーションに迫るものがありました。爆発の粒は僅かに小さくなったけれど、明確でまろやかな鼓動感が右手とお尻にしっかり伝わります。これはまぐれ当たりとはいえ久しぶりにセッティングが当たったか?それからは50~75km/hの間の遊びはただただ快感で口元が緩むのが自分でも判る感じ。ドルドルッとした低音がずっと追いかけて来て開ければ即座に破裂し、エンブレもマイルドながらもきっちり効く。
 路肩に停まり今のセットアップが春先のベストとしてメモ帳に書き記して置きました。

燃費の向上も同時に期待したのですが、こちらはそんなに甘くなく、最高燃費は更新できませんでした。暖かくなりつつあるのでそちらの方も狙っていきますよ。



















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by Gambaldo850 | 2018-03-26 05:30 | Eldorado | Comments(4)
Commented by TC at 2018-03-26 07:38 x
Mr. gamba

こんにちは。

チョークレバーが折れてしまったのですね。

過去にチョーク付きのクルマにも乗っていたことがありますが、中途半端にチョークを戻すとぐずって加速しなかったり、次の信号待ちでエンジンが止まってしまったり。
暖機運転をするくらいゆったりとした気持ちでチョークを引かないとダメなのかもしれません。
その後のチョークはエンジンが温まってくると、少しずつチョークの引きが戻っていき、完全に温まるとチョークがオフになる仕組みのクルマもありました。

キャブレターに直接関係する部分でもあるので、不調だとプラグの焼き加減にも悪影響がでますよね。

ベストに近いセッティングが出たようで良かったですね!
Commented by Gambaldo850 at 2018-03-26 17:52
> TCさん プラスティックの部品は紫外線でやられてもげてしまうことがありますね。
経年変化ですから仕方ないのですが、がっかりさせてくれます。

クルマはいろんなタイプのオートチョークが有りましたね、バイクでは少ないですが、それでも液体⇔個体のチョークやバイメタルもあったようです。

この所キャブのセッティングが当たっているようで非常に気持ち良く走れています。
Commented by postpapa at 2018-03-28 12:15 x
小さな可愛らしい部品ですね。
こういう部品ってなんか取っておきたくなりませんか?
工具箱の隅っこにでも良いから、入れておきたいって言うか。
自分だけかなぁ(笑)。
樹脂は紫外線劣化があるので、金属の方が好ましいですね。
W3に乗っていた時、ハンドルに付いていたチョークレバーが折れた事がありました。
アルミだったのですが、根元からポキッと!
友人曰く「鉄のカワサキだからアルミは弱い」
そんな馬鹿な・・・
アッセンブリーで交換したのかレバーだけだったのか記憶にありませんが、ガンバさんのブログで突然思い出しました。
Commented by gambaldo850 at 2018-03-28 16:05 x
>postpapaさん こんな小さな部品がしっかりしないとキャブが不安定になりますね。
キャブの部品は皆そんなものですが、すごいことですね。
これも外して保存してあります、もう使うこともないのですが、取って置きます。
そうやってくだらない部品が貯まっていくんですね。

アルミ部品ももげるんですね、鉄じゃなきゃダメかって(笑)。
さすがにKawasakiでもそこまでは。
樹脂の部品が紫外線でやられてもげるのは情けないです、今回も隙あらばアルミの社外品に交換したいと思っていますが、少し面倒です。


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