日曜の朝はGUZZI、再び

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2018年 03月 22日

デスビとキャブのスプリング.

細かな部品交換とキャブの話です。

 相変わらずこまごまと部品の交換にいそしんでいます。生産されてから45年も経てば見てくれがしょぼくなる部品も多くなります、お化粧直しというわけではありませんが、現在も手に入る部品は積極的に更新してきれいにしましょう。

 
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 ループGUZZIはポイント点火であるのはもちろんですが、シングルポイントでそれをクルマと同じようなディストリビューターで分配する方式です。なんとこの部品は、並列ツインとVツインの違いは有れども昔のFIAT500とほぼ同じ部品です、センサーの角度が違うだけ。今でも古い車に乗っている方、若い頃乗っていた車を思い出してください、デスビのキャップを回して点火時期の調整をしたことを思い出しませんか?
 そのデスビのキャップを留めているスプリング状のフックが錆びてみすぼらしくなってしまったのです。交換したいなと。調べるとFIAT500用のステンレスキットが出ているようなのです、もう少し調べたらループGUZZI用もありました。迷うことなく交換ですね。
 (ちなみに左側に見えているオレンジの配線が出ているコンデンサー(キャパシタ)はクラシックミニ用の部品の流用ですよ)

 
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 取り外した新旧部品の比較です。結構錆びていましたね。取り付けねじの頭は錆びている方が好ましい形をしておりますが、そこはこだわっても仕方ない、ステンレスの錆びない方に軍配を上げましょう。
 いまどきマイナスネジ(本当はすり割りねじって言うそうですよ)が多く使われている電装系は時代を感じるものですね。

 
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 取り付け後の写真です。こちら側と反対側にもうひとセットあります。長い時間をかけて錆びてしまったのでしょうねぇ。反対側はシリンダーフィンが邪魔をして取り外しに難儀しましたが、何とか装着しました。パチンときれいにキャップが嵌って嬉しかったです。タンクの下を覗き込まないと見えない部品ですが、こういうところが光っているのが大切、神は細部に宿るのです。

 
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 エルドラドの傍らに座り込んだついでにもう一つ部品交換です。
キャブレターのスライドヴァルヴのリターンスプリングの交換です。以前にも書きましたが、これで2度目の交換です。写真の上からはじめから付いていたノーマルのスプリング、今回採用したライトスプリング、直前まで使っていたRZ350の改造スプリングです。
 少し解説させていただくと、ノーマルのVHB29に使われているスプリングはかなり硬くてアクセルが重く感じ、高速の走行では右手をひねっている時は手首が疲れるほどでした。それ位強いスプリングで無いとピストンの張り付きを避けられないのかもしれませんが、それでも重いよ。ということで私が手持ちのYAMAHA純正RZ350のスプリングを入れてみました、劇的に軽くなったのですが、やはり弊害が有りスライドヴァルヴの戻りが悪い時があり回転の落ちが遅くて焦る事がありました、そこで少し前にも書きましたが、スプリングを切って全長を伸ばしてバネレートを上げました。ずいぶん良くなったのですが、特定の条件で回転の落ちが悪い時があり自分の気持ちとシンクロしないのが気に入らず再び交換する事にしました。
 今度採用するのはDellOrto純正品でノーマルの半分のばねレートを謳うものです。ちなみにどういう風に意味を読み取るのか知りませんが、ノーマルのレートが2.1kg/35mmというもので、今回のライトスプリングというのが1.0kg/35mmと表示されます。35mm縮めるのに必要な重量なんでしょうか。半分ということですね。
 ノーマルのスプリングの線径より僅かに細く感じますし、巻き数は倍ほど違います。これを組んでアクセルを回すとRZ用よりは重くなったけど、その差は僅かでした。

 
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 翌日早速朝練で試します。乗り始めは意識していた事もありRZ用との差を感じましたが、5分も乗ればすっかりそんなことは忘れて普通に乗り始めました。特定の条件を作り出すために長い橋の下りでエンブレを多く掛けてみましても回転の落ちが遅れる事もなくアクセルオフですぐに後輪にエンブレがかかるのを確認できました。自分の意思としっかりリンクするのはやはり気持がいい物です。
 いいことばかりじゃなくて、スプリングの交換で何故か同調が再び狂いました、話は前後しますが(次回書きます)、少し前にチョークの交換で同調がずれてしまった事がありまして、今回もアイドリング時のエルドラドの揺れが一定ではなくアイドリングの低い不整脈が出ました。今までスライドヴァルヴが閉まりきっていなかった?不思議ですが、路肩でいつものように極低速の同調を取り直し、アイドリングの安定とクラッチの繋ぎ始めの所のスムースさを取り戻しました。本当に僅かな調整なのですが、それだけで低速のエンジンのスムースさと乗り易さに体感できるほどの違いが出ます。自分のバイクだから出来る微調整の楽しみですね。



















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by Gambaldo850 | 2018-03-22 05:26 | Eldorado | Comments(6)
Commented by TC at 2018-03-22 10:55 x
Mr. gamba

こんにちは。

古いスタイルのディストリビューターですね。ビートルも全く同じです。全てがシンプルで故障も少ないのがポイントの良さであると思っています。
トランジスタ式にするとか、CDIにするとかいろいろ方法はありますが、安価で長持ちするのがポイントでしょうね。

ステンレス製のフックはとても良いですよ!
コンデンサーの輝きも良いです!

キャブレターはデロルト製なのですね。
ワーゲンにも使っている人達がたくさん居ます。

スロットルワークが想い通りにセッティング出来たようで何よりでした。

遠乗りの準備が着々と進んでますね。
Commented by 雄庵 at 2018-03-22 18:32 x
 お久しぶりです。いつも拝見しています。コンデンサはおいくらで購入できるのでしょうか。リプロも高くなってきているので教えてください。
 W1系もスロットルバルブの張り付きがあるようですが、詳しい人に訊いたのですが、エンブレの負圧で張り付くのでバネを強くしたってだめ。「W乗り」といってスロットルを戻す時は「ヴォン」と吹かすんだよ馴れている人を見ればわかるよと言われました。ご参考まで。
Commented by Gambaldo850 at 2018-03-22 18:47
>TCさん ディストリビューターはみな似たような感じですよね。
二気筒か四気筒かの差だけですね。
それよりエルドラドの直流ダイナモはボッシュ製たぶんビートルと同じサイズかと思います。
発電量の違いだけだったように思うのです。

キャブはイタリアですからデロルトですね。
新品が手に入らなくなったのは痛いです。
Commented by Gambaldo850 at 2018-03-22 18:56
>雄庵さん コンデンサーは1000円ほどだった気がします。
TOYOTA純正でしたらもうちょっと安かったはずです、予備に持っているのがデンソーです。

まさに、ドルゥ~ン!とふかしを入れてアクセルを戻していましたよ。
大きな二気筒は中ぶかし無しのシフトダウンは無理ですからエンブレ時のそのあたりは体が覚えていますね。
アクセルを動かしている分にはほとんど張り付きません。
特定の条件、長い下り坂とかのエンブレでアクセルを動かさない時が問題だったのです。
Commented by msfive at 2018-03-23 15:11 x
こんにちは。
ご存知かもしれませんが、throttle rocker というパーツがあります。
右側のグリップに取り付けて、手のひらでアクセルの操作ができる物です。
私は使った事がないのですが、こちらでは、たまに付けている人を見かけます。
アクセルの重いバイクには、有効かと。高速巡航なんかは、楽そうですよ。
ご参考までに。

Commented by Gambaldo850 at 2018-03-23 17:57
>msfiveさん こんばんは。
スロットルロッカーなる部品、以前は愛用しておりました。
確かに高速走行とか楽なんですよ。
エルドラドはヒダヒダグリップを付けちゃったのではめずらくて採用しなかったんです。
確かに付けると楽かもしれません、今度試してみますね。


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