日曜の朝はGUZZI、再び

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2018年 02月 22日

こまごま

細かな作業の連続です。

 このところエンジンも快調で乗るのが楽しくて仕方ない日々です。週末の朝早くに乗っては午前中はバイクいじり三昧の日々です。本当に細かなことの連続ですが、こうして自分のお気に入りのバイクに仕上げていく行程が楽しいんですよね。
 何回かに分けて写真と共に綴りたいと思います。

 
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 デロルトの強いスプリングをヤマハRZ350のスプリングにして手首の負担を減らす改造の話はいつぞや書きました。軽くなったスロットルを存分に楽しんでおりましたが、時々スライドピストンの戻りが緩慢で回転の落ちが悪いことがありエンジンブレーキが効きが悪いことがありました。毎回じゃないのですが、自分の感覚と違う弱いエンジンブレーキの効きに戸惑ったり焦ったりする事があったので改善する事にしました。吸引力の負圧にスライドピストンが引っ張られスプリングの力に勝ってしまうのが原因かと思うので、スプリングのバネレートを上げてみようと思いました。スプリングを交換しないでレートを上げる方法はふたつ、巻きをカットしてレート上げる、全体を引き伸ばしてレート上げる、です。そこで早速3巻きほどスプリングをカットしました、RZのスプリングはノーマルのスプリングに較べて全長が長いので3巻きほどカットしても全く問題ないです。早速組み込んで翌朝試乗しましたが、回転の落ちが悪い時が有るのはあまり変わりませんでした。そこでもう一度スプリングを取り出し、3巻きカットする前の長さまでスプリングを引き伸ばしてみました。これでもう少しレートが上がったはずです。翌週再び試乗しましたが、今までより回数はかなり減りましたが、下りの長い坂道でのエンブレの効きが弱かったりすることがありました。それでも加工以前に較べれば頻度は1/4くらいに減ったのでこれでも良いかなぁと思っています、本来のあるべき姿ではありませんが、次のスプリングを手に入れるまでの暫定と思っています。
 回転の落ちが悪いのは二次空気を吸っている可能性もあるのですが、キャブボディー(特に右側)が減っていることがあるので根本的な解決にはならないのは理解しているつもりです。どこかに程度のいい中古VHB29が転がっていないかなぁ?

 
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 ステアリングナットの締め込み。エルドラドはトンティーフレームのGUZZIほどどっしりと真っ直ぐ走りません。GUZZIにイメージする高速の弾丸のような直進性はトンティー以降のものかと思いますが、それにしても少し直進性が弱いというか路面の外乱に神経質な感じがしました。高速を飛ばす事はほとんどないのですが、70km/hほどで路面のペイントを縦に踏むと前周りが想像以上に小刻みに反応するのです。もちろんタイヤ、空気圧、サスペンション全てが関係あることですが、まずは一箇所ずつから。
 もう一つ、交差点レベルの低速で左折する時にハンドルの切れるスピードがほんの僅か速いのが気に入らなかったのです。そこでまずはいじれるところからということでステアリングヘッドのナットをほんの僅か締めてみる事にしました。長めのフックレンチで上側のロックナットを少し緩め、下のナットを外周で5mmほど締めこんでみました。もちろんフロントを上げてハンドルが重くなっていない事はちゃんと確認しました。
 早速試乗しました、ところがこれくらいの事では大きな変化を体感できる事はありませんでしたが、200kmほど乗ってみると確かに路面の荒れに対する反応が少し収まったような気もしました。交差点のコーナーリングも変化があるようには思えませんが、やらないよりやった方が良いかなレベルでしょうか。本来の本来は全部分解してベアリングの状態を見るところから始めないといけませんが、それは今後の楽しみとして先送りにさせてください。
 低速でハンドルの切れが速く感じるのは歴代トンティーフレームでも有った事で、その為にステアリングダンパーが付いていたのではないかと考えていました。ステアリングダンパーは高速の直進性の為ではなく、ハンドルの切れるスピードを抑制させていたのではないかと以前から感じていたんですよ。(想像が合っているかどうか知りません)
 いずれにしましても、フォークオイルの交換も含めて前周りの整備も進めないといけません。

 
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 トランスミッションケースのブリーザーです。ミッションブリーザーの位置を変更してキャッチタンクを取り付けた話は前々回にしました。その結果報告です。
 ブリーザーを移設してから350kmほど走りましたが、結果は写真の通りです。ほんの僅かに赤い色のトランスミッションオイルが吹いたくらいで目に見えるほどの量がリザボアタンクを行き来するなんて事はありませんでした(苦笑)。
 氷点下に成るような寒い朝には今までのブリーザーの小さな穴には必ず滴が付いていて100kmも走ればクラッチハウジングの裏まで伝ってやるせない気持ちに成ったものですが、とリあえず位置の変更でミッションオイルのエンジン外への噴出しは阻止できたと思います。半透明のシリコンチューブももう少ししたら目立たない黒いチューブに変更しましょう。

 
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 上の話の続きですが、以前のブリーザーの穴は透明シリコンで埋めました。移設したほうがうまく仕事をしなかった時にいつでも戻せるようにしたのですが、この写真を見る限り移設した大きな穴のブリーザーから抜ける空気が多いせいかこちら側には赤いオイルの姿が見えません、これは改造が成功したと思って良いようですね。

 
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 はじめにお断りです:写真が手ブレしているように見えますが、カメラのレンズの真ん中にエンジンオイルが付いているのに気付かずに写していてあとから気付いたのでした(笑)。
 左のハンドルスイッチの分解清掃。はじめは右側に付いていたCEVのウインカースイッチを使いやすい左に移設していましたが、左ウインカーを出す時に反応がおかしくなってきました。スイッチを入れた瞬間に2度ほど点滅するのですが、そのまま消灯してしまいます、レヴァーを押さえていれば点灯し続けるので内部の接触だろうなぁと。
 メッキのカヴァーを外して内部を見るとかなり埃で汚れているのと、以前の接点グリスが硬くなっているのが判りました。そこでパーツクリーナーを吹きかけて歯ブラシできれいに掃除をしました、反応の悪かった左ウインカーの接点(支点で逆に振れますので写真では右になりますが)を見ると接点の側面が経年変化で少し凹んでしまい接触が悪いらしいと思いました。ハンダを盛ってあげれば治りそうでしたが、それは次回のお楽しみに取って置いて(そればかりだな、先送りが得意だ)通電グリスを適量塗りカチカチ動かしたらウインカーもしっかり反応して消灯しなくなったので安心して蓋を閉めてお終いです。
 通電グリスを塗ってあっても古くなるとそれが埃を呼んでかえって悪さをしてしまうことがあるようですね。それにしてもこのクラシックなCEVのスイッチはタッチも節度も反応も全て悪いです、良いのは格好だけですが採用しています、私の性格が判りやすいですね。

 
 もろもろといじくっている話はまだ続きます、お付き合いください。



















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by Gambaldo850 | 2018-02-22 05:32 | Eldorado | Comments(4)
Commented by TC at 2018-02-22 11:30 x
Mr. gamba

こんばんは。

キャブの中まで手を入れましたね。
ちょっと調べたeBayなどで$100前後で出回っているようです。

自分もステアリング系をいじった経験があります。
クリップオンをトップブリッジの下に付けたり、上に付けてみたりして、キャスターを変えてみたりとか。
結局はファクトリーが開発費をかけてベストと思われるセッティングを素人が面白半分いじってどうなるものではありませんでしたが、KHの場合真っ直ぐしか走らないくせに、高速での安定性が低く、ステアリングダンパーを付けました。

自作ブリーザーは機能しているようで良かったですね。

ターンシグナルのスイッチの分解整備もMr. gambaらしくて良いです。自分はこのようなところを見習わないといけないんですよね(笑
とにかくオリジナルに近づけて、そこから自分のテイストに持っていく、これがMr. gambaのスタイル。
自分はやたら改造して、何が良くなったのか結局わからないタイプです。自己満足120%です。
Commented by msfive at 2018-02-22 17:03 x
キャブのスプリングを切って、バネレートを上げるという発想はなかったです。
考えてみれば、コイルスプリングですので、サスペンションと同じ原理ですね。

ステアリングヘッドですが、TXでは締めこんでも、ブレーキを掛けたときに、ガタが出ていました。
テーパーローラーベアリングに変えると改善されました。
フリクション式のダンパーは、締め過ぎると、動きが悪くなってしまうのでほどほどにしています。

トランスミッションのブリーザーも、上手くいったみたいですね。
オイルを吹いてしまうほど、圧力がかかるとは思いませんでした。

このところこちらは寒くて、先週、今週と雪も降りました。
今迄は、比較的暖かかったので、このまま春かと思ったのですが甘かったです。

春までに、スプロケットを2丁落として、少しハイギヤードにしてみようと思います。
Commented by Gambaldo850 at 2018-02-22 18:02
>TCさん こんばんは。
eBayでキャブレターを探すとゴミみたいなやつばかりで、ベースとして使う気も起きません(笑)。
時間をかけて改善策を考えます。

ステアリングの肝はやはりベアリングだと思うのです。
本来は分解清掃が確認を含めて必要なのですが、寒さにめげて長い時間の作業はしたくなくって…しょうがないですね。

スイッチもイライラして使っているより、中を洗っちゃった方が早いですものね。
いやいや、自己満足が一番大切ですよ、それがいじるモチベーションですから!
Commented by Gambaldo850 at 2018-02-22 18:14
>msfiveさん かなり前はスプリングのレートに関して全くの勘違いをしていて、切ったり、巻き数が同じで全長を伸ばすのはレートが低くなると思っていました!(苦笑)。
でも今回の作業でもうまくいったようで大分改善されましたのでこのままかな?と思っています。

XS/TXのステアリングヘッドは下側が弱い気がします。
私も買ってすぐにテーパーベアリングに交換しましたが、不意の段差越えの時には打音は出ていました。
ボールベアリングの方がフィーリングが良いはずですが、耐久性を考えるとテーパーローラーの方が強そうですよ。

東京もまだ寒い日が続いています。
今年は長い冬になりそうですが、一気に春になることも期待しています。

あのエンジンはロング目でトップ走行を楽しむには打ってつけですね。
いい音を聞きながらの走行はTXの醍醐味です。
ヴァーチカルツインはフィーリングがいいのがうらやましい。
Vツインでは決して味わえないあの感じを思い出します。


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