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日曜の朝はGUZZI、再び

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2018年 02月 06日

タンクキャップ交換

給油キャップの交換

 コスメティックな部品交換が続きます。
これも機関が快調で楽しく走れていてエンジン以外のところに気持が回るようになった証拠です。

 
タンクキャップ交換_c0377022_17503054.jpg
 今回手に入れたのはこのタイプのタンクキャップです。アメリカではGascapの名称で流通している物ですが、Eldoradoには本来このタイプのガスキャップが取り付けられていたはずなのですが、私のは普通の丸型のねじ込みキャップが付いていました。
 手に入れようとアメリカの通販サイトを見るといつの間にか欠品中、入荷予定は不明になってしまいました。そうなると俄然欲しくなってしまうのが悲しい性です(笑)。
 eBayで程度のいい中古品を漁りますが、中々出物が無く有っても結構競り合ってしまい高価に成ってしまうのです。私以外にもこのキャップを欲しがっているジンガイが居るのかと思うとおかしいのですが、競り負けることが続くとかなり腹立たしい感じでした、送料を考えるといい値段なんですよぉ。
 そんな時にある通販サイトに在庫が復活したのを発見!わざわざ中古品を競ってまで高価なものを買う必要は無くなった、新品を安くは無いけど買いました。あな、うれしや。

 
タンクキャップ交換_c0377022_17502961.jpg
 これは今まで付いていたものです。ハンドルの陰が映りこんでいるのでちょうどレヴァーが有るように見えますが、ツルンと丸い可愛いキャップです。これはシンプルでいいデザインですが、もっとクラシックなレヴァー付きのタイプに交換したかったのです。ずっと前から続く見た目重視のカスタムです、治りませんね。

 
タンクキャップ交換_c0377022_17502960.jpg
 このキャップはガソリンが染み出すよって先輩たちがアドヴァイスをくれます、格好は良いんだけどねぇって。
はじめにその情報を聞いていたので手に入れたらゴムパッキンをすぐに交換してどうなるか確認してみようと思いました。届いた翌日には予め買ってあったNBRニトリルゴムの3mmシートからサークルカッターで切り出します。既にばらばらですが、問題のパッキンはちょうど陰に隠れてうまく写っていませんね、ヘタな写真です。しかもそのパッキンが新品にもかかわらずゴムというよりプラスチックと言った方がいい物でした、ひでぇなぁこれは。

 
タンクキャップ交換_c0377022_17502995.jpg
 切り出しました。外径はほんの僅か大きめに、内径はほんの少し小さめにしてきつめにしてみました。キャップと合わせて微調整はしましたが、思ったよりぴったりのサイズに切り出せて嬉しかったです。
 下のノーマルのパッキンは先ほども書いたようにプラスチックと言って良いほどのカチカチ具合でした。

 
タンクキャップ交換_c0377022_17503049.jpg
 組み上げてみました。空気の通り穴が内蓋と外蓋の2ヵ所にあったので重ならないように180度ずらした位置に調整しました。ここからのガソリンのリークがありそうだったからです、現代のバイクのキャップのようにラビリンスの空気通路には成っているはずも有りません。
 バックの配線図はエルドラドのものです、日々これを眺めては研究しております(笑)。

 
タンクキャップ交換_c0377022_17503089.jpg
 取り付けました。リング状の金具を給油口の淵に引っ掛けて蓋をした後にレヴァーを真っ直ぐにすると蓋が押し付けられてガソリンの漏れを防ぐようになっています。レヴァーで開け閉めするのは古き良きイタリアンによく有るデザインですね、私はこれをやりたかったんですよ。性能より格好良さです(キッパリ)。
 
 さて、問題のガソリンの漏れはどうなったでしょう。取り付けた初日はガソリンが少なくて何も問題は起こさなかったです。翌日に筑波サーキットに行く用事があって帰り道にガソリン満タンにしました、しばらく田舎道を流している時には何も思わなかったのですが、信号待ちでブレーキを掛けたら僅かにガソリンの臭いがしましたが、漏れて流れる感じはありませんでした。ところが高速に乗って帰宅したらタンクバッグの下側にガソリンが流れた跡がくっきりと残っていました。量はかなりに思えますが、どうだったのでしょうか。タンクバッグのベースのスポンジに吸い取られてスポンジが少しふやけてしまいました。でも、ある程度ガソリンが減ってからは大丈夫だったのでギリギリ満タンにしないようにするか、満タン時は気をつけないといけませんね。
 キャップを開けてゴムの当たりが均一かどうか確認しましたらゴムはちゃんと当たっているようでした、タンクの給油の口の縁が塗料の剥げた残りで少し凸凹があったので、スクレッパーで塗料の残りを均しておきました。これで少し漏れが押さえられるといいのですが。

 後日談:その後2回満タンにしましたが、空気穴からの微小な漏れは確認できるものの大きな漏れは無くなったようです。満タン後に走り方/ブレーキの掛け方を気にした事もありますが、給油口の均しとゴムの当たりの微調整が効果があったみたいです。嬉しくてタンクチャップを見たいがためにタンクバッグを外して乗っています。
 これでまた一つメッキのイタリアンなパーツが増えました、嬉しい限りです(単純です)。



















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by Gambaldo850 | 2018-02-06 05:29 | Eldorado | Comments(6)
Commented by TC at 2018-02-06 11:53 x
Mr. gamba

こんばんは。

これはまたおしゃれなガスキャップですね!
イタリアならではですよね。
確かに今まで付いていたキャップのシンプルで良さげです。

配線図はワーゲンビートルの物と非常に酷似してます。
ヒューズなんでまんま同じです。
自分もビートルをいじる時にはこのクラシカルな配線図を確認しがらゴソゴソとやってますよ。

次期エンジン、トランスミッション交換の際にはタコメーターを増設、またその際にはオイルテンプとオイルプレッシャーゲージも追加するかもしれないなあなどと想像を膨らましています(笑
最近はなんでも高価なのに実際にこのプロジェクトを遂行出来るかどうかは怪しいのですが。

とりあえず、見た目重視であってもこのキャップは十分素敵だと思います。
Commented by Gambaldo850 at 2018-02-06 18:50
>TCさん こんばんは。
このキャップは見た目が良いでしょう?
エルドラドを買ったときから絶対にこれにしようと思っていました。
友人のループGUZZIにも着いていましたが、いいなぁと思っていました。
以前乗っていたGUZZIも給油口を改造して"モンツァ"タイプのキャップを点けていました。

配線は常に見て覚えています。
実物と違う繋がりや、色もしっかりと確認しました。
時間が経っているバイクは何をいじられているのか判らないので全て現物の確認です。

Commented by postpapa at 2018-02-07 10:01 x
わぁ~これはカッコいいタンクキャップだなぁ!
タンクバッグ外して走るのが理解出来る造形ですね。
でもナビの取説風に言えば「注視しないで走行してください」ですね(笑)。
ローライダー、ファットボーイとつるんとしたタンクキャップにOPのメダリオンを貼り付けてました。
ストグラはメッキカバーの下に黒い樹脂製のキャップがあるだけで味気ないです。
薬指のリングが非常にきになりました。
Commented by Gambaldo850 at 2018-02-07 17:54
>postpapaさん 自分で言うのもなんですが、かっこいいですよね!
イタリア、イギリスには小物パーツのデザインに素敵なものが多くて嬉しいです。
自分のバイクのパーツには気に入ったパーツをつけたいですよね!

今までついていたキャップはハーレーのキャップと同じデザインでEVOの頃と同じようです。
ハーレーのキャップのようにメダリオンが付くのも好きですよ。
私もダイナに付けたいと思っていましたが、結局そのままになっちゃいましたけど。

薬指のリングはクロームハーツの魔除けです。
普段はほとんどしていないのですが、わざと写しました。反応があってうれしいです(笑)。
Commented by msfive at 2018-02-07 18:11 x
うちのducatiにも、同じタンクキャップが付いています。
リプロが出ていたのですね。うちのは、オリジナルだと思うのですが、essoの刻印が入っています。
オイルフィラーのボルトにもessoの文字が。何でagipじゃないんだろう。北米仕様だから?
私も、ゴムは交換したいと思っていました。簡単に作れそうですね。
Commented by Gambaldo850 at 2018-02-07 20:17
>msfiveさん 実はシングルDUCATIがこれを使っているのは承知しておりました。
そしてそれを流用する事も考えたのですが、サイズが一回り小さいことが判りました。
危うく無駄になるパーツを買うところでした。

essoの刻印は粋ですね、オイルフィラーにagipはなんか見た記憶があります。
ゴムは耐ガソリンのものをチョイスしてください。


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