日曜の朝はGUZZI、再び

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2018年 01月 17日

スロージェットの交換

スロージェットを上げてみた。

 サイレンサーを交換して少しフィーリングに疑問が出て、サイレンサーにバッフルをぶっ込んで疑問は確信に替わりました。低速域でもう少しガソリンを欲しがっているんじゃないのかな?って。そしてループGUZZIの諸先輩方の話や、いつも参考にさせていただいている岩手のループマスターの話を参考にしてスロージェットを少しあげてみようと思いました。これでもう少しみっちり力が出たり、繋がりが良くなったりしたら儲けもの、失敗したら元に戻せば良いだけのキャブレターいじりです。街乗りで楽しんでいるTW225もエキパイ/サイレンサーを交換した時に、パイロットジェットを僅かに上げてパイロットスクリューの調整で体感できるほど低速域での気持ち良さが変わったのを経験していますので、もう一度そうなったらいいなぁと思いました。

 
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 バイク仲間が集まって雑談をしている時に、デロルトのスロージェット#50を持っているひといないかなぁって話していたら『あるよ』って友人が送ってくださいました。やはりMOTO GUZZIのLeMansⅢのキャブセッティングをしている友人が交換したので手持ちが有るよって言ってくださったので、ありがたく拝借する事にしました。試してよかったらそのままお買い上げ、ダメなら返品という身勝手な条件です。ジェットが一発で決まるなんてそうそう無いから決まるまでのコストを考えたらありがたい事ですよね。

 
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 土曜日の朝にたっぷり走り感触をしっかり覚えこみました。キャブをいじったりする時は必ず一箇所しかいじらず、なおかつその直前の感触をしっかり記憶しておきましょう。数値のメモ書きは必須ですが、フィーリングの良し悪しはどっちが良かったか程度の感想で充分です。
 帰宅後にフロートチャンバーを外し、スロージェットを交換です。デロルトはここまでの作業が簡単でいいのですが、エルドラドに関して言えば左側がキャブ本体を捻りきれないので本体を外さないといけないのが悔しい。出先ではやりたくない作業です。ほとんど使わなかったノーマルの#45を外します。

 
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 老眼には見えにくいジェットの番数です。右がノーマルの番手の#45で、左が今回お借りした#50です。VHBもPHMもスローに関しては同じジェットが流用できるようです。マイナス溝にぴったり嵌まるスクリュードライバーを使いましょう、刃先が平行の物が使いやすいですよ。

 
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 ループの先輩から要確認項目に上げられたのがミクスチャースクリューの奥のワッシャーとOリングの確認です。ヘタな整備をされたデロルトはこのワッシャーとOリングが入っていないことがあるようなのです。私も何か心配になってしまい早速確認しました。以前分解した時に在ったかどうだか全く記憶がなかっただけに心配しました。外してひと安心、しっかり在りました。
 でも、Oリングは少し潰れかかっていますしニードルの先端部に段がついているようにも見えます、現状では不都合を感じていませんが、これは部品の手配がつき次第交換したいパーツになりました。


 スロージェットを交換してすぐにエンジンをかけてみますと、少しアイドリングが不安定になったのでミクスチャーの調整をしてアイドリングを安定させました。左右のミクスチャーの調整はマニュアルの数値(戻し回転数)を参考にして基準値から始めますが、スクリューを回しながら左右でそれぞれアイドリングが高くなる位置を探し出します。右は標準より少な目の戻し位置、左は標準の中に納まりました。それによって今までより一段とアイドリングの安定感が出たのと、アイドリングの音が太めになったと思います。特に音に関しては錯覚ではない事は判っています、ディフューザーを入れてからそこの回転の音に非常に敏感になっています。
 さて翌朝の試乗です、何故交換した日じゃなく翌朝?かといいますと、完全に冷え切った状態でチョークで始動してすぐ戻し走りながらの暖機という一連の流れを確認したかったからなのです。(チョーク経路と直接の関係が有るかとは未確認ですが)今まで寒い朝にチョークする時間が長かったのが気がかりだったのでスロー系が濃くなった事でその辺りの時間の短縮と暖機までのパンパンという音が混ざった排気音がどうなったかの確認がしたかったのです。結果は狙い通りのものでした、チョークは始動時だけ、その後はアクセルの微調整での暖機運転へのスムーズな移行、排気のパンパン音は無くなった。ジェット交換がすべての要因とは思いませんがそこが改善したのは確かでした。走り始めて今までより開けはじめの繋がりがまろやかになったことも体験、まろやかは褒め言葉だけど、悪く言えば反応はゆるいか、鈍いか。何度も開け始めのまろやかさを感じているうちにこっちの方がいいなと思い始めた。次に今一番大切で気持ちの良い5速60km/hからジンワリ開けた時のエンジンのレスポンスの緩やかさに磨きがかかり厚みが増した気がする。プラシーボということも有るのかな、せっかく交換したから良くなっていないのは変だとの気持ちも有るのかな?それを含めて自分にはどちらの方が気持ち良いのかが大切なので…気持ちいいのは#50方だとの結論です。可能ならばもう少し大きな番数を入れて『気持ち良くない』所まで変化させて、元に戻してやっぱりこっちの方が良いという確認をしたい、確証が欲しい。
 以上、たったジェットを5番上げただけの話でここまで書きました。キャブは面白いですね、面白く思えるようになりました。
(後日談:スロットルヴァルヴにガタがあり二次空気を吸いやすいのでスロー系を上げるのは正解でそうです。方向性は合っていますね。)

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 久しぶりに、筑波サーキットまで行ってきました。コースを走ったわけでもなく、ジムカーナ走行に参加した息子の走りを見学に行ったのです。車の少ない道をエルドラドでドベドベと走るのが一番楽しいですね、早く暖かくなってくれて(この日はすごく寒かった!)気持ちのいい道を延々と走りたいものですね。



















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by Gambaldo850 | 2018-01-17 05:26 | Eldorado | Comments(4)
Commented by TC at 2018-01-17 11:11 x
Mr. gamba

こんばんは。

キャブのセッティングですね。
ジェット交換だけでも影響が出るものですよね。
そこそこ満足できる結果になったとのこと、良かったですね!

確かにデロルトは調整も楽だし、整備性が高いと思います。
以前ウェーバーを使っていた時には調整が面倒でした。
(ツインだったせいもあり)
バハにはシングルのウェーバーを付けてますが、シングルなので同調を気にしなくても良いので問題ありません。
現在ビートルはオリジナルの30PICTから34PICTのヴェンチェリーの大きいキャブレターにしていますが、オリジナルのキャブレターだと調整しても限界があります。

やはり、お金を貯めて、ボアアップ(1776か1914cc)のエンジンを組み、リングピニオンギア比を交換したミッションに換装
するべきか?と再度考えてます。
以前は安かったワーゲンのエンジンとミッションも最近は両方で、$6000くらいしますからね。結構な大金です。
Commented by Gambaldo850 at 2018-01-17 17:46
>TCさん 最近になってやっとキャブレターのセットアップが楽しくなってきました。
以前はあまりやりたくない作業でした。

私のデロルトはボディーが減っているので少し反応が悪いようです。
狙い通りになるかはやってみないと判りません。
今回はなんだかうまくいきましたが、先人のまねをしただけですからえばれません。

ビートルに大きなエンジンを積んだら痛快でしょうねぇ。
Commented by postpapa at 2018-01-17 20:05 x
少し良い方向に進んだようで良かったですね。
こういう楽しみ方があるのはキャブ車ならではですね。
サイドバッグがいつの間にか変わっているのと、ドリンクホルダーが付いたのが気になりました(笑)。
Commented by Gambaldo850 at 2018-01-17 20:38
>postpapaさん 先人の知恵で助かっています。
確かにフィーリングは向上しました。
このあともうひと手間掛けましたが、それは次回以降に。

バッグは気分で交換(笑)です。
工具箱をはずしてキャリアを使えるようにしたのでちょっと丈夫なバッグにしました。
ドリンクホルダーは相変わらずですね。


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