日曜の朝はGUZZI、再び

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2017年 12月 19日

2回目のオイル交換

El doradoの2度目のオイル交換です。

 前回のオイル交換から1000kmしか走っていませんが、再びオイル交換しました。前回磁石付きのドレンボルトに多目のスラッジが捕まっていたのが気にかかり、早めにオイル交換をしてフラッシングと同じ効果を狙いたかったし、ガスケットも手に入ったのでオイルパンを外してどんな具合か眺めてみたかったのです。

 
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 朝練で100km弱走行してきた後にオイルを抜きました。さすがに1000kmほどしか走っていないオイルは黒くもなくまだ濃い目の琥珀色といっていいくらいでした。外したドレンボルトに捕まったスラッジも大したことがなくひと安心しました。前のオーナーは大して距離を走らなかったと聞いていたので、あのオイルの汚れとスラッジは何が原因だったのでしょうね?
 
 
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 オイルパンを外す時はオイルパンの下にあるオイルパンガードを外します。このガードがどれ位有効なのか疑問はありますが、ルマン系にはない装備なので興味深く観察しました。段差であの高さのオイルパンを打つとはどのようなシチュエーションを想定しているのでしょうね?
 真ん中がドレンボルトのすぐ下になるので、オイル漏れか前回のオイル交換の時に漏れたオイルのカスでしょうか、油にまみれた砂が貯まっていました。確かにドレンからのオイル漏れもあったのです。

 
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 すべてのボルトを外して(14本かな?)もオイルパンは張り付いたままでした。あぁいやだなぁ、これってガスケットが張り付いている証拠だから後始末が面倒だなぁとゴムハンマーで当て木をして横から叩いてみましたが剥がれる様子はなし。困った、仕方ないので前の方のフィンの隙間に太めのマイナスドライバーを当ててこじらない様に隙間に割り込ませる感じでゴムハンマーでドンッ!でぱかっと外れました。
 すかさずオイルパンの中身を見ると拍子抜けするくらいきれいだった。少し水の入ったような乳化の跡があったけど、一番心配したヘドロ状のスラッジは皆無できれいなオイルパンでした。これはやはり前のオイルは凄く黒かったけど、安物じゃなかったんだな、しかもスラッジが貯まるほど乗っていなかったんだなと判りました。短いスパンでのオイル交換は間違いなかったようです。
先日伺ったGUZZIのスペシャリストのお話ですが、このエンジンはオイルフィルターが無いのでオイル管理だけはしっかりしろ、短いスパンでちゃんと交換しろとのご神託がありました、経験値の段違いに違う方のアドヴァイスですので疑いも無く従う事にします。

 
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 この写真は何事かと思われるでしょうが、実は私が同じことをしようと考えていたのですが、先人がすでにやっておりました。このクランクケースの内側の後ろ側(ミッション側)のクランクを支持する大きな部品(上に見えているリブのたくさん入った丸い部品)をケースに外側から留めているボルトのねじ穴がケース内側に貫通しているので、個体によってはオイル漏れの原因になる場所なのです。ここから漏れるとクラッチハウジングの内側にオイルが漏れることになるのでクラッチにオイルが付いてしまうこともあるのです。その予防のために貫通している工作穴を内側から埋めてしまうのがこのエンジンのお約束なのです。自分でやりたかったので先人の液体ガスケット(?)を剥がし、よく脱脂した後オイルにも強いシリコン系の液体ガスケットをしっかりと補充しておきました。気休めになるといいのですが、これでオイルが漏れてこなければラッキー、結果はミッションをはずすした時にのみ確認できるでしょう。

 
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 クランクとコネクティングロッド大端の記録写真です。見る方が見ればコンロッドの前期/後期の違いなど解るようですが、私には解りません。ただ、見える範囲にはオイルの焼けた跡やスラッジなどが確認できなかったので綺麗なものだなぁって思っただけです。
 先ほども書きましたが、このエンジンだけは短めのスパンでオイル交換をすることにします。以前に乗っていたGUZZIは2500~3000kmをメドに交換していました、TXは2500kmをメドにしていました。エルドラドは2000kmを限度に交換する事にします。オイルフィルターの無いエンジンとはそういうものなのかもしれません。フィルター付きのオイルパンに交換するのも手ですが、そのコストで何度オイル交換できるか考えると微妙ですねぇ。

 
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 はずしたオイルパンはきれいに掃除してガスケットを剥がしておきます。予想より固着していなかったので結構すんなり剥がす事ができました、これも前のオーナーがしっかりと交換していた証左だと思います。本当に手に入れてからあまり距離を走ることが無かったようですね。

 
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 用意したガスケットはオイルフィルターの付いた後期のエンジン用でした、どの辺りのエンジンまで共通のガスケットが使えるのでしょう?私の実体験ではルマン1000までは同じですね、1100Sportはどうなのでしょうか。
 後期に有るオイルラインのへのガスケットは切り落として使います。そのままでも問題なく使えそうですが、気は心です。

 
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 ここで裏技を一つ、ガスケットの貼り付けですが、今回は次に剥がす時にオイルパン側に残って欲しいのでオイルパン側にシリコン系のガスケットを薄く塗りエンジン側のガスケットの上には緩めのグリースをしみこませる感じで塗ってから組み付けます。今までの経験からこれをしておくときれいにクランクケースから剥がれ、しかもオイルパン側には再使用できるガスケットがそのまま残ります。二回は使えると思います。
 この裏技は古いBMWに乗っている時に教えてもらったもので、シリンダーヘッドカバーのガスケットの剥がす時に便利だよ、と。確かにそれ以降触ったエンジンのケースカヴァーには同じ事をしてきましたが、確かにきれいに剥がれるし再使用も問題なかったのです。今回エルドラドにも試して見ましょう。本当は塗りつけるグリスはシリコン系のグリスが剥がしやすいのですが、今回は自転車のBBに使うデュラエースの柔らかいグリスで試してみました、次回オイルパンを剥がす時が楽しみですね。

 クランクケース内側に穴埋めのシリコンを入れたのでオイル交換後はエンジンをかけませんでした。嫌気性で硬化するシリコンでしたから半日は置きたかったので、エンジンオイルは規定量の3ℓ入れてエンジンを回さずにこの日の作業は終わりにしました。翌朝朝練に行く時にエンジンをかけましたが、オイル交換をした効果は何も感じませんでした、同じオイルを1000kmで入れ替えただけですから当然ですね。次回まで短いスパンで交換して私のところに来て3000kmになった時点で深い理由はないのですが化学合成オイルにチェンジするつもりです。



















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by Gambaldo850 | 2017-12-19 05:29 | Eldorado | Comments(7)
Commented by TC at 2017-12-19 12:33 x
Mr. gamba

こんばんは。

再度オイル交換ですね!
パンの中にも極度なスラッジが残ってなかったとの事、良かったですね!前のオーナーが当たり前のメインテナンスをしてくれていた証拠でしょうね。
自分は化学合成のオイルではなく、一般の鉱物性オイルを使用しています。その代わりと言っては変ですが、頻繁に交換しています。ジープは2500マイル毎で、タイヤローテーションも同時に行います。ビートルも今はストックのモーターでオイルフィルターがないので、こちらは2000マイル毎です。
ビートルは年間でも走行距離は伸びないので、一年に一度程度の交換となってます。

とにかく、エンジン内が綺麗で安心出来ましたね。
これから少しずつMr. gambaのEl Caminoとなっていくのでしょうね。
Commented by Gambaldo850 at 2017-12-19 17:46
>TCさん オイルフィルターの無いエンジンはやはりオイル管理が気に成ります。
フィルターを付ければいいのですが、キットは安いものじゃないですし、なんかいまいち気乗りがしません。

今回オイルパンを外して望外にきれいなので安心しました。
もっと酷い状態かと心配していたのでよかったです。
ビートルもフィルターが無いのですね、知りませんでした。
Commented by かときち at 2017-12-19 21:58 x
デュラのグリスってのがマニアですね(笑)
パッキンは私の場合はオイルを塗って膠着防止にしてます
そうそう パッキンうちのも汎用?(頓知用)をカットしてますね

ガスケット 普通の黒と 厚い 緑の2種類ありますよね
緑の厚手が無くなったので いろいろ探しても手に入らない。ガンバさんのグレーのガスケットは厚手でしたか?
Commented by otokichi2005 at 2017-12-19 22:55
あらー、正真正銘の「パン」なんですね。
何より興味深い画像がクラッチ側からの貫通ボルトで、私のは5速6千回転以上回すとw時々滑ってタコの針が踊る時があるのです。
この原因はクランクシールからクラッチに流れ込んでいるものと決めつけていたのですが、もしかしたらこのボルトってこともあるんですね。
ガスケットとフィルターは準備してあるので、車検取得に合わせてボルトのエポキシ穴埋めチャレンジしてみます。
Commented by otokichi2005 at 2017-12-19 23:20
すんませんコメント二度押ししちゃいました。
加齢と共に指先がプルプルしてます。
Commented by Gambaldo850 at 2017-12-20 06:25
>かときちさん デュラのグリスはまだ備蓄があるんです。
自転車用に買ったのですが、最近はめっきりでして。
もちろんオイルでも同様かと思います。

ガスケットは厚くなかったです。
過去の記憶と照らすと半分くらい(?)の気がしましたが、剥がしたやつは黒くて厚かったですよ。
緑のやつは挟まっている時に目立つから好きじゃありません(笑)。
Commented by Gambaldo850 at 2017-12-20 06:29
>どかぽるさん 言葉通りのパンですね。

クラッチ側の貫通ボルトですが、オイル漏れの最も疑わしいのはクランクシールだと思います。
私のもお湿りが有るのできっと洩れているのでしょうが、ボルト穴をふさいで悪あがきをしてみたのです。
どかぽるさんもやってみてください、それで止まれば儲けものです!

コメントは削除しておきました。ww


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