日曜の朝はGUZZI、再び

gambaldo850.exblog.jp
ブログトップ
2017年 11月 21日

点火系更新

点火系の更新をしました。

 大げさな話ではないのですが、ハイテンションコードとコンデンサーの交換をしました。
先日お話しましたように、タンクの中のごみをさらってキャブレターの中身もきれいにした後、いつものように朝練をしておりますと。長い信号待ちの後に出発するとほんの僅かですが、点火をサボって力が抜ける感触が有りました。燃料が来なくて力が出ないのとは少し違う感じがするのです。もちろん燃料が来なかった時には気付かなくて、もし同じことが起こったら勝手に燃料のせいと思っていたでしょう。でもガソリンの流れをしっかり確保した後には電気の不調の前兆を疑える余裕が私には有りました。どうせなら交換できる物は交換してしまおう、トラブルシューティングで追い込むより交換できる物はしちゃったほうが早くて確実ですから。

 
c0377022_17520607.jpg
 すでにポイントのギャップと点火タイミングは確認して合わせて有りますので、今回はポイントから先の部分の交換です。
ご覧のようにループGUZZIには古い車と同じようなディストリビューター(分配器)があり、点火コイルは一つで、ここで左右のシリンダーへ点火用の電気を分配しているのですね。今では全く見なくなった機械式の電装品です、機械だけにメインテナンスは必要ですが、絶望的に壊れる事もないはずで、デジタルでははい御終い状態になるけど、機械式はだましだまし帰って来れると信じています。(実際はそんなに甘い物じゃなかった事は後日体験しますが、この時点ではそう思っていましたよ。)
 まずはハイテンションコードを抜いて長さを測っておきましょう。

 
c0377022_17520712.jpg
 コードの挿し込みはこのような金具を解して押し込みます。この辺りも古い車と一緒ですね。バイクではコードをそのままねじ込んで接続が普通ですものね。今回コードを交換するためにこの金具も取り寄せておきましたが、今付いているやつが簡単に外れて何度も利用できるものだということにこの時気付きました、なんだか悔しい。安いからいいけどさ。

 
c0377022_17520811.jpg

 予備的にコンデンサーも交換します。コンデンサーの劣化は外側から見えませんし、正常かどうかの調べ方も良く知らないので交換してしまうのが早いです。(後日性能の調べ方を検索して納得しましたが)
 今回の何やら点火をサボっている風の不調は左右のシリンダー共に出ていましたので左右のハイテンションコードの不良ではなくて、点火コイルからディストリビューターまで行くコードかこのコンデンサーの不都合と当たりをつけていました。過去に通勤用のSRXに乗っているときに交換したハイテンションコードが不良で同じようなエンジンの感触になった経験があるので、それに近いよなぁって。
 コードに関しては通電は確認できましたが、微妙な接点の問題は判りませんものね。

 
c0377022_17520679.jpg
 外した物と較べると全く同じ外見ですが、どちらもノーブランドです。新しい方は箱にも入っていませんでした。どうなのかなぁ。今までポイント点火のバイクに長く乗りましたが、コンデンサーの不良でトラブルを経験したことがありません。ですが、いつも予備的な意味で何年かに一度ハイテンションコードと一緒に交換していました、今回もその例に倣って交換してはずした方は携帯して予備に回します。
 以前乗っていたGUZZI 1000Sでは10年で一度も交換しなかったし、ポイントのギャップ調整は車検ごと、ハイテンションコードも見た目の変化のために替えただけでした、不都合が出なければその程度なのかもしれませんね。

 
c0377022_17520851.jpg
 大きな点火コイルが一つ付いています。このコイルを始めてみた時に昔乗っていたミニのコイルと同じじゃんと思いましたよ。
お尻の部分に091012の印字があり2012年9月10日(10月9日?)と読めます、まだ充分働いてもらわないといけないですね。

 
c0377022_17520788.jpg
 コードの長さを合わせて切り、先ほどの金具をカシメて付けて元通りに配線します。コイルからディストリビューターの真ん中に向かうコードかコンデンサーが今回は怪しいと思いました。配線の接続部には通電グリスを薄く塗っておきました、気休めかもしれませんがそれは自分の決め事だから作業終了のしるしだと思っています。

 さて、早速エンジンをかけましょう。これがビックリしたのですが、エンジンに火が入るまでの時間が短い事!今まででさえ充分始動性は良かったのですが、今回は驚くほど掛かりが良い、しかもその時のエンジン音が軽快なこと!驚きましたよ。
 翌朝試乗しました、寒い朝でしたが、一発始動は当然ですがそのあとの安定具合が凄かった暖機が要らないくらいの時間でアイドリングが超安定、以前電気系が正常ならばこうなるはずだとアドヴァイスをもらった事を思い出しました。これはうまくいったぞって乗り出してすぐに判りました、いつもの周回コースを安定した回転で走り続け、クルージング時にはこのエンジンで今まで経験したことが無い様なトロトロの回り方で恍惚としました。もちろん燃料系の不調は皆無、軽いアクセルで定速走行の楽しい事といったら!
 エルドラドのノーマルのエンジンがどのような回り方をするのか知りませんが、今回の作業でかなり本来の回り方に近づいたのではないかと思えました。ストレス無く軽快に回りアクセルレスポンスも良くそれでいて明確な爆発の鼓動を感じる、これは嬉しかったなぁ。
 実はタンクの掃除が終わったらキャブのセットアップを始めようと考えていたのですが、今回の点火系の改善をしていなかったら無駄な行為になるところでしたね。キャブに関してはもう少し上手に燃やすことができるような気がします、僅かな変更だと思うのですが、ニードルやジェットの番数(少しだけ)、ミクスチャーの増減でこれからの季節の気持ちの良いポイントを探る遊びをしたいと思っています。それともう1点、燃費も少し狙いたいと考えています。

(*これを書いた時点ではもう完成したぞって思ったのですが、そんなに甘い物じゃなかったんです。続く。)



















.

[PR]

by Gambaldo850 | 2017-11-21 05:31 | Eldorado | Comments(6)
Commented by TC at 2017-11-21 11:44 x
Mr. gamba

こんばんは。
冬時間になった今はもう外は真っ暗です。

いよいよ電気系統、コンデンサーですね(笑
前に話を聞いてもらいましたが、この小さいコンデンサーは侮れませんよね。燃料系の問題と思いきや、電気系統の不具合があったり、またそれも逆も多しですね。
言ってみれば、この二つが正常に作動して、クルマやバイクが動くのですから。

電気系統といえば、先週から、ジープのエンジンを始動する際にクランキングの長さを感じました。力弱わさではなく時間です。土曜に知り合いのショップに出向き、電圧を測ると、そのままで10Vちょっと、クランキング時には9.8Vくらいまで落ち込んでいたことが判明、近くの店に使っているバッテリー(Opima)の在庫があるというので、買いに行って、すぐ付け替えました。以来クランキングも力強く、数秒でエンジンが回りだします。

冬になり寒くなりだすと、普段からの整備の大事さを感じますよね。
Commented by Gambaldo850 at 2017-11-21 17:54
>TCさん こちらも5時過ぎると真っ暗です。
なんだかさびしくなりますよね。

コンデンサーは滅多に壊れない部品なのですが、壊れるとポイントが上手に作動しませんね。
今回はこのあとにもうひと悶着あるのですが、
まずは翌日気持ちよく走れましたというご報告まで。

バッテリーの性能低下は時間で管理しかないかもしれません。
今私のに付いているいやつも交換時期が不明で補充電して使い始めましたが、この冬を乗り切れるかどうか、不安です。
セルを回す瞬間は10V は割り込みますね、そんな物ではないでしょうか。
長いクランキングは心臓によくありません(笑)。
Commented by Kachi at 2017-11-23 09:50 x
素晴らしいですね。
やっぱり基礎をちゃんと身につけていらっしゃる方の整備はちゃんと結果が出るんですね、私なんぞ、素人に毛が生えた程度でいじって記事にして、恥ずかしくなっちゃいました(^^;)
知らないことが多すぎるって思い知っちゃいましたよ。
例えば、ガンバさんの車両のパーツを見ても、これがコイルだなんてわからないですからねぇ、オイルフィルタにしちゃレンチがかかるところがないな、しかも点火系の話をしてる記事だし、なんて真剣に思ったくらい(笑)
でも、まだ伏兵がいたようで、目が離せませんね(^.^)

Kachi//
Commented by Gambaldo850 at 2017-11-23 16:53
>Kachiさん そんなことないですよ、いじっているバイクが古いだけ。
Kachiさんが電気関係をいじっているのを見ると私にはできないなぁって思いますもの。
きっと得て不得手があるんですよ。
この頃のGUZZIは四輪的電気系で、FIAT500とそっくりです。
500をいじっている方たちを結構参考にさせていただいています。

伏兵は本当に伏しておりました(笑)。
Commented by otokichi2005 at 2017-11-23 23:05
ガンバさんの記事見てガレージでマーニのエンジン観察してしまいました。
何度かタンクを外した事があるのですが、点火系がどうなっているかなど気にせずにいました。
改めて見てみると、デスビのようなものは無いように見えるのですがどうなんでしょう。
以前同じエンジンを載せている1000Sに乗っておられたとの事で御教示願いたいのですが、このエンジンの点火系はフルトラなんでしょうか?
Commented by Gambaldo850 at 2017-11-24 06:01
>どかぽるさん マーニの1000ccエンジンはデスビはありません。
右側のシリンダーの奥にポイントが2つ入っているキノコ型のやつが生えているはずです。
フルトラに交換(改造)されていてもその中にピックアップが入っているはずです。

トンティに成ってから点火系は変わって、ポイントが2つになり、コイルも2つです。


<< ツールボックス開けたよ!      ガソリンタンク掃除 >>