日曜の朝はGUZZI、再び

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2017年 11月 17日

ガソリンタンク掃除

タンクを洗いました。

 何度か書いてきましたようにガス欠症状が治らないまま乗っておりましたが、いよいよガソリンも減ってきたので思い切ってフューエルタンクの内部の掃除とフューエルコックの分解をしましょう。
 少し振り返ると、初めてのツーリングで起きた突然のエンジンストールから始まった今回の不調でしたが、その後のキャブレターの掃除でも直らず、残る本丸はタンク内部とコックの中身しか有りませんでした。この作業はガソリン臭いので近所迷惑に成るのでなるべく風がある天気のいい日にやりたかったのですね。ただでさえ音の大きなバイクばかり乗ってご近所さんにペコペコしているので、ここで匂いまで・・・ねぇ。

 
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 時々のガス欠症状にビビリながらもがんばって走り回って何とかタンクの半分以上ガソリンを減らせたように思います。半分以下になれば上手にタンクを半分づつ転がしながらフューエルコックを外せるはずです。こぼれないように慎重に作業します。
 コック自体は固着もなく簡単に外せました。外した穴には事前に用意したゴム栓を差し込んでおきます、引き抜きやすいように?型のねじ込みフックをねじ込んでおきました。これは正解でしたね。

 
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 タンクを台の上に載せ、透明(これ大事)なケースにガソリンを受けます。事前に容積を確認して13リットルまでは受け入れられるようにしておきました。そうして先ほどのゴム栓を一気に抜きますと、ご覧のように勢い良くガソリンが流れ出します、外にこぼさないように細心の注意を払いながらここぞとばかりにタンクを揺すって少しでもゴミが流れる事を期待します。
 出てきたガソリンの中にはすでに浮遊物も見えていますが、本命は最後の最後にガソリンを濾したときに正体を現しますが、それは後のお楽しみに。ガソリンが全部出切ったことを確認して容器に蓋をして冷暗所に避難させておきました。

 
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 外したコックを分解しました。ほとんどゴミは詰まっていないので不可思議な気持ちに成りましたが、ゴミが有ることは確かでした。そして、このブログのはじめの頃に書いた記憶が有ります、このコックにはリザーブが無いといいましたが、レヴァーの動きを確認しながら三つの穴をそれぞれ確認しますと、リザーヴが有る事を確認できました。私の勘違いの大元は左右のコックどちらか片方だけ交換されていて(たぶん写真の方)、左右の区別無く取り付けられたためにレヴァーを同じ方向にすると片方がOFFで片方がRESに成っていつまでもガソリンが止まらない状態が起き、リザーヴはどうなっているんだ?との混乱から間違った書き込みをしたようです。失礼しました。
 写真では片方ですが、左右とも同じ部品の色違いで、コックの位置を変更していないので、レバーが左右で逆向きになる(内部変更で直せるようですね)のを良く記憶しておきたいものです。その後見て判るように印を付けておきましたが。

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 完全にガソリンを抜いて天日干しをしたら結構早めにタンクの中は乾いたので持ち上げて揺すってみると・・・サァ~って波の音(笑)がする、何かの勘違いかと何度もゆっくりと傾けると波の音が行ったり来たり・・・錆の粉にしてはあまりに動きすぎ?半月前にキャブの掃除の時に少し入っていた珪素系の砂粒?もしかしてカリフォルニアの砂?まさかね。
 仕方ないので覚悟を決めて水で洗う事にしました。水で洗うと後始末が面倒くさいので嫌だったのですが、あの波の音を聞いてしまったら中途半端な作業で後悔する位なら思い切って洗ってしまいましょう。写真はやらせですが、もっと給油口に近づけてジェット水流でしつこく攻めました。裏側の穴から出る水は容器で受けて後で濾してゴミを確認できるようにしましたよ。

 
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 タンクを外したついでに燃料系の憂いは全て解消するためにフューエルホースも交換です。古いゴムホースは硬くなってはいませんでしたが、切り口がほつれてぼろくなっていたので交換にはいい時期でした。
 GUZZIのホースは途中でバッテンに交差してそこで左右が連結しています。片方のフューエルコックが開いていればガソリンは供給されますね。

 
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 交換したホースは二重皮膜の薄いグレイのゴムホースです。写真では青く見えますが写真の錯覚です。
ゴムがとても柔軟で、逆にこんなので大丈夫か?と心配なる位でしたが、日本製なので盲目的に信用しましょう。ただし、内径8mmの物を買いましたが、僅かですがゆるい感じがしました、エルドラドには内径7mmの方が良かったかもしれません。次回への教訓です。

 
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 タンクを水でジャブジャブ洗った後に何度も何度もひっくり返して中の水分をウエスで滲み取り、コックの付く穴からもしつこいほど湿り気を取りました。天気の良くて気温も高い日だったので、長い時間天日干しをしたら驚くほどきれいに中が乾きました。見える範囲では変なコーティングの跡もなかったし、錆も見当たらなかったのは幸いでした。こういうところは程度の良い中古車でラッキーだったなぁ。やはりしょっちゅう走って新鮮なガソリンを常に入れ替えないといけないですよね。

 
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 そして最後にお見せするのがガソリンタンクの中から出てきたごみです。実際はこの2倍ほど有りましたが、これはガソリンと一緒に出てきたものを濾した物です。驚くのは銀紙(?)に茶色の薄い紙のようなもの、そうして圧倒的に多いのはブラストのメディアであると思われる粒の揃ったガラスの粒のような細かなビーズがたっぷりと。一番初めこのメディアを見たときに『これはカリフォルニアの砂か?』なんて能天気な感想を持ちましたが、その量に笑い事じゃなくなりましたよ。タンク内側の錆を取るために打ったのかなぁ。いずれにしても洗浄不足だよなぁ。これらがフューエルコックのフィルターの根元周辺にまとわり付いていたんですね、きっと。

 きれいに掃除した部品を順番に組み立てて、最後にガソリンタンクを装着し、きれいに濾したガソリンを入れなおしました。全て確認の後エンジン始動、しばらくアイドリングさせたり、エンジンを回してみましたが、問題はないようです。実際は走らせて見ないと何も分かりませんが。
 翌朝早起きして走りましたが、ガソリンが途切れる感触はなくなりました。それはそれで当然とはいえ嬉しかったのですが、燃料系の不調が無くなった事で新たに電気かな?と思えるかすかな不調を感じ取ることができました。ガソリンの事ばかり気にしていたのでその陰に隠れてしまい気が付けなかったことが前面に出てきました。次はそこを調整しましょう。
 こうしてまた一段エルドラドが身近な存在に成り、理解も進んだ気がします。(今回の内容は、すでに半月ほど前の話になってしまいました)



















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by Gambaldo850 | 2017-11-17 05:28 | Eldorado | Comments(12)
Commented by TC at 2017-11-17 12:11 x
Mr. gamba

こんばんは。

ずいぶん大事になっていたようですね。
いつも感心するのが、Mr. gambaは最後まで諦めず長い経験からの知識で問題を追求することです。
自分も多少はメカニカル的な知識といじりまわすスキルは持っていませんが、根気負けが多く、知り合いに手伝ってもらっての原因追求や修理、パーツ交換が多いです。

でも、それにしてもタンク内のゴミ類の量はすごいですね。
あの銀紙は一体どうして混入したのか不思議でなりません。
フュエルホースの交換も良い選択だと思います。

燃料計の不具合が解決したら、次は電気系、なんかよくある話だと思いました。

週末ビートルをガレージ内でアイドリングさせたら、どうにもフケが極端悪かったので、やはりキャブ調整が再度必要な気がします。同時に変にアクセルを煽ったので、プラグも多少きになるところです。
今年のはじめにいじくりまわした際に、キャブ調整をしたことが裏目に出た感じがします。それまでは全く問題が無かったのですがね。もう少し絞り気味が良いのかもしれません。

根気の無い自分は、この程度でも「新しいエンジンを組めばこんなことは無いだろう」ですから(笑

また次回を楽しみに待たせてもらいます。
Commented by Gambaldo850 at 2017-11-17 17:52
>TCさん こんばんは。
結構やりましたね、このあともまだ色々と出てきて大変なんですが。
レッカー車で帰宅して、明日は電気系を総ざらえします。
お約束で燃料が終われば電気ですよ。
それで全てお終いならいいのですが、オイル漏れもあるし・・・。

根気負けは以前の私ならそうでした、TX650で鍛えられたので何とかなっていますよ、元々しつこいのかも?

銀紙の進入経路ですが、不思議ですね、想像できません。(笑)
Commented by otokichi2005 at 2017-11-17 19:31
あらまあ、すごいゴミですね。
しかしガンバさんの思い切りの良さはお見事です。
高圧水で洗うなんて考えた事もありませんでしたが、しっかりと乾かせば一番効果的な洗浄方法なんですね。
私も一度同じ手順で徹底清掃してみます。
Commented by Gambaldo850 at 2017-11-17 20:42
>どかぽるさん ガソリンを抜いた後に乾かしたらサラサラ~!って軽快な波の音が・・・。
もう躊躇なく洗っちゃった方が早いなぁと。
天気がよくて天日干しができれば何とかなりますね。
でももし錆がひどいタンクだったらやめた方が良さそうですよ。

私は内側をコーティングをするのは嫌いなんですよ。
常に乗っていれば錆も出づらいと考えます。
Commented by ピッツS at 2017-11-18 08:17 x
おはようございます。
カリフォルニアの砂ってところは、ちょっとウケてしまいましたが、凄いことになってましたね。
異国の整備は考え方が大胆なのか適当なのか。
これを普段使い仕様にブラッシュアップせよ! これが天の声だと思います。見る方は楽しませて頂いてますが。
Commented by Kachi at 2017-11-18 11:49 x
車齢が高いといろんなものが混入するんですね。
ブラストの砂はまあ手抜きの賜物と思えますが、銀紙?アルミ箔?はなんで入ったのか(^^;)
こうやって、文字通り初期化が進んでいくんですねぇ。
ODOもリセットされたことですし、はやく完調になるといいですね。

Kachi//
Commented by Gambaldo850 at 2017-11-18 18:22
>ピッツSさん 本当に凄い事になっておりました。
タンクを洗ったなんて昔乗っていたCB125JX以来ですよ。
今日も電気系をいじっておりましたが、驚くべき修理が出るは出るはで頭が痛くなりましたが、何とか復元しました。
この先安心して普段使いできるのはいつでしょう。
Commented by Gambaldo850 at 2017-11-18 18:29
>Kachiさん 不思議な物が入っていましたねぇ。
銀紙は物凄く薄くて何かのフィルム?って感じでした。
電気で四苦八苦していましたが、何とか今日始動しました。
まだ安心はできないかもしれませんが、ひと段落です。

ODOが進んでいません、750kmで止まったままです。
先週のレッカー帰宅が痛かった!(笑)。
Commented by ビポストべベル at 2017-11-19 15:05 x
こんにちは。楽しく拝見しています。
一つ一つ問題点を解決していく過程が興味深く、ガンバさんの熱意が伝わってきます!!
銀紙は…歴代オーナーのだれかがイタズラされたとか??でしょうか??
タンクの状態とか取り回しは大事ですね。私のバイクの右コックは口が前を向いている筈なのですが
流用パーツなのか後ろ向きのコックが付いており、ホースがタンク裏側を無駄にループしてキャブに
落ちるようになっていて、連結パイプも無いのでガスが残っているのにガス欠で悩んだことがありました。
Commented by msfive at 2017-11-19 17:01 x
gambaさんこんにちは。ごみが入っていたとはいえ、タンクの状態は良いみたいですね。フューエルコックのレバーが逆になってしまうのは、うちのTXも同じです。砂は、塗装前にサンドブラストでもしたのでしょうか?メッキのタンクですよね。銀紙は、よくわかりませんが。
フューエルラインが交差するのは、面白い構造ですね。あまり見た事がありません。
私のTXは、タンク内が少し錆ています。とりあえずフィルターをつけて誤魔化していますが、いずれなんとかしたいです。
Commented by Gambaldo850 at 2017-11-19 20:44
>ビポストベベルさん タンクの掃除はまだ序の口でした。
このあとも結構苦労しましたが、今日現在快調といっていい走りをしております。

私が750F1に乗っている時は前後のホースをH形の管でつないで連結させていました。
タンクの下に手が入らなかったので右側はいつもONのままでした(笑)。

銀紙は…確かにタンクキャップは鍵がないので簡単に開くんですが、入れる意味が判りませんよね?
想像すると面白いですが、困ったものです。

Commented by Gambaldo850 at 2017-11-19 20:53
>msfiveさん タンクの素の状態はいいようです。
穴から見える範囲には錆はなかったですし、コック側の穴もきれいなものでした。

TXのコックは未だに左右部品が出るようですよ、ヤマハは部品が高いですけど。
私のTXも左右で違う部品がついていました。
年数が経っているバイクは何があるか判りませんね。

タンク内の錆は小まめに乗るしか予防できませんね。
環境が許されない場合はどう保存したらいいのでしょうね?

フィルターで除去するのが一般的な方法ですが、
そのフィルターが悪さする時もあるんですよね。


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