日曜の朝はGUZZI、再び

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2017年 11月 13日

不調だぁ

不調が出ています。(話は半月ほど遡っております)

 ちょっと前に燃料系の不都合を感じキャブレターの掃除をしておきましたが、それ以降週末ごとの雨降りでちっとも乗ることができませんでした。キャブレターのリターンスプリングも軽くしたのを確認していませんでした。そんなモヤモヤした日々を過ごしていましたが、明日は100%の秋晴れ!という予報があり休暇を取りました。
 久しぶりに房総半島に走りに行くつもりでした、もちろんエルドラドでは初めてですし、走り慣れた房総里山をエルドラドでのんびり流してエンジンを味わいつつ調整した部分の確認もしたいと思っていました。少し早起きして出かけたのです、ちょっと寒い朝でしたが、これから晴れて暖かくなるはずと浮き浮きして走りはじめました。ただ、すぐに高速に乗って長いトンネルのアクアラインを走るのはちょっと怖いナとの思いがあり、いつもの周回路を走りながら羽田あたりから高速に乗ろうと思いました、結果的にはこれが良い選択だったのですが。
 埋立地を走っていて、信号待ちから右折車線を加速しながら回り始めると一瞬レスポンスが抜ける症状が出ました、ガスが来ていない症状です。そのままアクセルを固定しているとすぐレスポンスは戻ってきますが、これはキャブレターを掃除した甲斐がなかった結果です。乗り始めてすぐにリターンスプリングの軽さに嬉しくて飛び上がりそうな気分だったのに、ここで一気に意気消沈。ガス欠症状がどのような時に出てどの辺がおかしいのか確かめなければなりません、走りながらコースを変更して埋立地方面の周回路を走り続けることにしました、一回だけの症状ならばそのまま高速に乗って房総に行ってもいいし、最悪停まっても自力で何とかできる範囲を走り続けました。時々ガスの来ていない症状で、アフターファイヤーが出たり、アイドリング出来ずにエンストしたりしました。これはまずい症状です、ごみの詰まりなのか、タンクキャップのせいなのか、まだ判りません、タンクバッグを付けているのでそれが空気の穴を塞いでいる?可能性も排除できません。道端でタンクキャップを開けると暫くは問題なく走ることから空気の抜けが悪いのか、停まるとガソリンがゆっくり落ちるのか判別できません。
 これはツーリングは無理、帰宅して一通り確認しようと思いました。通勤ラッシュの時間でしたので、いつものように空いた道を流すということができず、のろのろと車の後を走っているとだんだんと症状が悪化してきて、吹けない、アイドリングしない、アフターファイヤー頻発と非常にまずい状況です。とうとう大通りに出たところでエンスト、セルを回せど火は入らず・・・・。このままレッカーを呼ぶしかないのか、と諦めつつも悪あがきでアクセル多めに開けてセルを回すと初爆はあるものの持続しない状態が続き、このままではバッテリーまで上がってしまう。最悪だと諦めてガードレールに寄りかかって数分、もう一度掛けてみようとセルを回すと何事もなかったようにアイドリングを始めるではないですか、完全にガスが来ていないのね。そのまま何とか家まで辿り着きガレージに滑り込むと何ということか粛々とアイドリングを続けています、なんだよこのヤロー!

 
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 よい吸気、よい圧縮、よい点火の格言通りそれを確認しなくてはなりません。まずは何はともあれプラグの焼けを確認、煤は多いかもしれませんが、ちゃんと焼けている、マフラーエンドにも煤が出ているけど、燃料系の不調でこうなったのだと思えば納得のいく症状か。特にプラグの焼けを見ると重症じゃない気がする。燃料系の前に電気系を確認しましょう。ガソリン臭くなるのは後回しです。

 
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 エンジンフロントカバーをはずし、バルブタイミングと点火時期の確認。もちろん狂ってはいない。ついでにダイナモのベルトの張りも確認。下のプーリーの所にTDCの印と進角の確認の印がある。そのうちダイナモも個体で確認した方がいいかな、先輩が苦労しちゃったみたいだから(笑)。

 
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 プーリーを回しながらポイントギャップの確認です。90度ずれたカム山の動きを確認しながらギャップの確認です。マニュアルでは0.42~0.48mmとなっているので中間の0.45mmの緩めになるくらいで調整。ヒール部分にはまだきっちりときれいなグリスが残っているので最近調整したらしい事が判った。コンデンサーも見た目には新しいので交換済みと判断しました。ポイント、コンデンサーは予備部品は発注済。この辺は常に予備を携帯したい(誰がなんと言おうとも!)。

 
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 点火系を確認の後、本丸の燃料系を確認。ゴミの詰まりはこの間確認したばかりだからなぁ。インテイクマニフォールドからキャブ本体が外れないので、マニフォールドごと外した。噛み込んじゃっている様だけど、無理に外したくないからこれで良し。真ん中の白い網にはゴミは無し、当然だね。

 
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 メインジェットはノーマルの#145に対して#155が付いているのは前回確認済みですが、10番大きくしている理由が判らないのでそのうちノーマルに戻して走ってみるつもりです。部品は発注済です。不調の原因が判らなかったり、エンジンのフィーリングに疑問を持ったりしたらまずはノーマルのセッティングで走るのがお約束、そこから考えましょう。私はまだエルドラドのことは何も知らないのですから。

 
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 スロージェットはノーマルの#45でした。

 
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 両ジェットとジェットホルダー兼アクセレータポンプ(加速ポンプ)内蔵のホルダーもこのあと分解し、すべての穴の貫通を確認しました。もちろん左右のキャブレターです。キャブレター本体の全ての穴の貫通も確認して、詰まりのない事、フロートチャンバーの少量のゴミは確認。これでダメならば燃料コックの疑いは濃い。
 燃料コックはまだガソリンがたくさんタンクに残っているので外す事ができないのです、もう少しガスを減らしたら左右のコックを分解とフィルターの掃除をしてみるつもりです。このあと、タンクキャップの空気の詰まりも考えてキャップの天上に0.5mmの穴を開けて息を吸ってみて通気を確認しました。穴を開けたのは気休めではあるけど、やる事はやっておきたい。
 この時点でエンジンを始動すると全く問題なく粛々とアイドリングを打ち続け、さっきまでの不調はなんだったんだよ!という思い。でもこれはしばらく走ってガスの流れを確認しないといけないね。
 
 以前、BMW R100Sに乗っていた頃、タンクの純正コーティングが剥がれ始め茶色の薄い膜状の細かな浮遊物がガソリンタンク内に充満し、今回のエルドラドと同じ不調の症状を起こした経験があります。その時はキャブレターの掃除はもちろんフューエルコックの掃除で復調しました、最終的には中古のタンクに交換したのですが、その経験から今回もフューエルコックが一番怪しいと思っております。敵はタンク内に有り!と想像します。

 (*その後、なんだかんだと不調をきたし、分解整備の連続でなんとか快調になったり、出先で止まってレッカー呼んだりひと悶着有るのですが、それは順番を追って書きますね。大丈夫笑って生きていますから!)





















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by Gambaldo850 | 2017-11-13 05:36 | Eldorado | Comments(14)
Commented by TC at 2017-11-13 06:47 x
Mr. gamba

こんにちは。

せっかく休みを取って房総半島へ!と思いきやとんでもない思いをしたようでですね。
キャブ不調がここまでひどいとは想像も出来ませんでしたね。
先日の遠乗りではここまでひどくはなかったのですよね。

プラグも焼けているのに、乗り続けていても吹けが悪くなったり、信号待ちでアイドリングをしなくなったり。
キャブをバラしても問題が見つからない。
これはもうお手上げ、とてもタチが悪いです。

自分が似たような思いをしたのは、ダットサンのトラック(東京在住中)で、ディストリビューター横に付いている小さいコンデンサーの不調により、アクセルを全開に踏み込んだ時に失火して、吹けなくなる、もしくはそのままエンジンが止まってしまうということがありました。
アクセルの踏み方を注意すれば、走り続けることができることが判ったので、そのまま帰宅して、いろいろいじっている間に思いつきでコンデンサーの交換を思いつき、実行した結果、それ以来その問題はなくなりました。

他人事のように書いてしまいますが、この先の記事を楽しみに待たせてもらいます。
Commented by msfive at 2017-11-13 13:46 x
流石、イタリア娘。一筋縄では、いきませんね。走る気満々の時の不調は、本当にがっかりしますよね。
私のTXもいろいろイジっていますが、なかなか絶好調にはなりません。特にアイドリングが安定しません。
このキャブは、加速ポンプ付きですか? パンタに乗っている時 、ファンネルを外して、ノズルからガソリンが飛ぶのを、面白がって見ていたのを思い出しました。パンタは、本当に調子が良く、プラグキャップが原因で片肺になったぐらいで、トラブルはほとんどありませんでした。
ツールボックスの鍵は、その後どうですか? youtubeで、ピッキングの動画がありますけど、なんかできそうな気がしますが、挑戦してみては⁈
Commented by ビポストべベル at 2017-11-13 14:33 x
こんにちは、いつも楽しみにしています。
休みを取って走ろうというときに不調になったのは残念ですね。
不調が出た時の、嘘だろ、という気持ちとか、マシンに対する信頼が一瞬で失われる感じとか
とても共感できます。
キャブはおそらく、ジュラコン?みたいな樹脂のリングがキャブとマニホールドの間に入っているので
クランプを緩めて、シリコンスプレーを吹きかけてから回る方向にしごけば固着が解けるかと思います。
続編も興味津々です!




Commented by Gambaldo850 at 2017-11-13 17:49
>TCさん せっかくの休みがバイクいじりの日に成ってしまいましたよ。
これで本調子になればいいのですが、好不調の波の中でアップアップしております。

これからまた詳しく書きますが、コンデンサーの交換も含めて電気系を更新したのですが、やはり調子のいいのは少しの間で時々拗ねます。

この先も完全復活に向けてしつこく書きますので楽しみにしていてください。
Commented by Gambaldo850 at 2017-11-13 17:53
>msfiveさん イタリアお婆です(笑)。
本当に一筋縄では参りません。
かなり調子良くなてニンマリはしっていたら突然ダウンしました。
顛末はいずれ詳しく書きますね。

私もパンタの時代は電気系で苦労しました。
当時はまだ何も判っていなくて大変でした。

ツールボックス!本当はもっと前に書くつもりでしたが、エンジンの話がまだ続いてしまいます。
実は開けたんです!そのことも後々詳しく書きますね。
Commented by Gambaldo850 at 2017-11-13 17:57
>ビポストベベルさん この日は望外に好天で房総が楽しそうだっただけに残念でした。
まぁ、そのうちリヴェンジしますよ。

キャブの嵌め合いですが、確かに樹脂が挟まっています。
このときもかなり潤滑油をかけたのですが、数mmしか横に振れませんでした。
フロートチャンバーがミッションケースに当たってしまうのですよ。
そのうちみっちり外しにかかります。

エンジンの話はまだかなり続きそうです!(あぁ)
Commented by otokichi2005 at 2017-11-14 19:08
ガンバさんがトラブルを解決していく過程は、私のポンコツ整備に大変役立っています。
全く違うエンジンではありますが、ヒントとなる事が多々あるので助かっています。
ガンバさんの手順を真似していこうと思います。
ところで私の休眠しているマーニですが、たまにエンジンを掛けています。
先日は弱ったバッテリーを丸一日充電してから掛けたところ、それこそ車検が切れる前より調子が良くなっていました。
バッテリーの健康度もエンジンの調子に影響するみたいです。
参考まで。
Commented by Gambaldo850 at 2017-11-14 20:47
>どかぽるさん ヒント程度で充分満足です。
もっと上手な人たちからお笑い物なのかもしれませんが、素人成りにがんばります。

TXの時にバッテリーの元気さが結構関係あるんだなと思いました。
バッテリー点火はバッテリーの元気が重要ですね。

好不調の波が大きくて困惑しています。
めげずにがんばるつもりですよ!
Commented by Kachi at 2017-11-14 21:32 x
エンジン不調は難儀ですねぇ。
わたしのRTは冷えている時の動きがとても面倒で、ほんとになんとかしたいです。
でも、これを本来あるべき調子にビシッと合わせられたらきっと喜びも大きいんでしょうね。
それを夢見ながら私もがんばってみます。
どこか出先で止まったら嫌ですしね(^^;)

Kachi//
Commented by Gambaldo850 at 2017-11-15 06:21
>Kachiさん 次回以降書きますが、燃料系をやっつけたつもりだったのですが、今度は点火系と思える不調です。
順番立てて確認していくしかないですね。

私の友人の1100Rは最後の最後に突き止めたのはマフラーのO2センサーだったようです。
条件が決まっている時は電気かなぁと思うのですが。
コンピューターはなんともしがたいですね。
Commented by ピッツS at 2017-11-15 21:37 x
こんばんは。
調整して調子良いのに、走ってるうちに崩れてくるって、何とも悩ましいですね。
プラグの感じと症状で思い出しただけなんですが、以前、燃料パイプを手持ちのワンサイズ細いもので代用していたら、どうやら走ってる時は思いの外、消費量が多いみたいで、供給量がやや追いついていなかったため、急にガス不足みたいになったり、正常に戻ったり、悩ましい事がありました。
改善を祈ってます。
Commented by Gambaldo850 at 2017-11-16 06:32
>ピッツSさん おはようございます。
私にはまだ判らないのですが、何かのきっかけで電気的な不都合が起こっているようです。
燃料系の時とは違う不調なんですよ。

フューエルホースを換えたばかりなので、ちょっとドキッとするコメントでした。
そこも一度確認しますね。
Commented by postpapa at 2017-11-16 13:09 x
なかなか原因がハッキリしないようで悩ましいですね。
G/Sの車検の3日前にキャブにガソリンが落ちて来なくて焦った事がありました。
25年くらい載せていたPDタンクのフィルターのスクリーンに錆とゴミがびっしり貼り付いていました。
5cmくらいの長さですが、両方ともすっかり塞がっていました。
タンク内は目視では防錆塗料で錆びてないと思っていたのですが、給油口の裏の当たりが指で触ったらザラッと。
指には錆が付いて来ました。
取りあえず今はノーマルタンクですが、またPDタンクにしたいです。
関係ないコメントになってしまいました。
早く快調になって気持ち良く走れると良いですね。
ちょっと気が早いのですが、菜の花畑をバックにしたグッチが見たいんですよ。
Commented by Gambaldo850 at 2017-11-16 18:00
>postpapaさん 今現在エンジンがかからない状態です。
先週朝練の途中で不調をきたし、レッカー車で帰宅しました(苦笑)。

今度の土曜日に電気系の総ざらいをする予定ですが、まぁよくも色々と出てくるもので・・・。
でも、触った分だけ快調に向かうと信じてやりますよ。
タンクの話は次回じっくりと!
タンクはキャップのすぐ裏側(天上部分)が錆の始まりです、少しの事で空気に触れる場所ですものね。

お望みの通り春には菜の花をバックに写真が載せられるようにがんばりますね!


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