日曜の朝はGUZZI、再び

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2018年 06月 22日

フォークオイル交換

フォークオイルを交換した。

 エルドラードがわたしの所に来てから約7,500kmに成りました。フォークオイルは交換してあるという話でしたので、ここまで未確認でした、ですが、トランスミッションオイルが不都合だったこともあるので交換しましょう。油脂関係は前の話を信用せず自分の所に来た時点で更新するべきです、私はまだ一ヶ所サボっているところがあるので偉そうな事は言えませんが、そういうことを棚に上げて話を進めます。(苦笑)

 
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 6mmナットで三点留めのメータークラスターを外して配線はそのままにクラスターをずらします。フォークトップキャップの上にはクラスターを受けるゴムダンパーがあります。これも新品が付いているので前のオーナーは本当にお金をかけて整備したのが判ります。

 
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 ゴムダンパーをはずし、フォークトップキャップをはずします。このナットは36mmの大きなものですが、なんとTX650のスプロケットナットと同じサイズでしたので持っておりました。大きなソケットは使用頻度が少ない割には高いのでこういうのはラッキーですね。
 写真は右側のキャップですが、少しねじ山が弱っていて抜けてくるまで抵抗が大きかったので元に戻す時にはねじ山の掃除とスレットコンパウンドを塗って組み上げました。抵抗は少なくなりましたが、ねじ山の修正をしたほうが良いですね。

 ループフレームのフロントフォークはちょっと変わった留め方をしています。三叉の下は普通のバイクと同じようにクランプを締めて押さえていますが、上側はフォークインナーチューブの一番上がテーパー加工されていて同じくテーパー加工されたトップブリッヂに引き上げられてこのナットできつく勘合する様になっています。ばらす時気をつけよう。

 
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 ノーマルのオイルの粘度が今の規格と違うのか、何を入れているのか良く理解できないので適当に行きます。元々ダンパーの効きが弱くてスプリングだけで走っているような私のエルドラードですので、固めのオイルを少し多めに入れてダンパーの効きとエア量を減らして硬くしてごまかそうと思っていました。フォーク内部の磨耗でオイル経路が規定に成っていない気もしますので、この先の方向性を探るためにもまずはここからはじめます。
 手持ちのオイルはYAMAHAの#5、#10とカヤバのG20でしたので、YAMAHAの#10とカヤバのG20をブレンドして擬似#15を作りました。どうなるかは判りませんが、試しですから良し。
 ノーマルのオイル量は160ccでしたから400cc作って片側に200ccづつ入れます。

 
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 少し養生してボトムケースの一番下の5mmのドレンボルトを抜きフォークオイルを抜いていきます。
 
 
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 マニュアルには左右片方づつトップキャップを外して片方づつ交換しろと書いてありますが、フォークの外にスプリングのあるループは常にテンションがかかっているのフロントが落ち込む事はありません。TXの時にエンジンの下にジャッキを噛ましてやったのとは違います。
 オイル自体は大して黒くなっていないので、交換していることは確かでしたが、擦れて出たであろう澱(おり)はオイルと混ざらないまま出てきました。このあとパーツクリーナーで内部を洗って、しばらく乾かします。パーツクリーナーを使うの?って思います?今までの経験から関係ないですね、澱がかなり流されて出てきますので、澱を残したままのそっちの方が問題でしょう。
 フォークを分解すればいいのですが、アウタースプリングで、テーパー勘合のフォークをばらすのはかなりの手間なのでこの先もないでしょうね。

 
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 ノーマルの160ccに対して片側200ccづつ入れていきます。正確に測るにはメスシリンダーを使うべきでしょうが、持っているのに使いません。過去の経験から古いバイクには正確に量る意味がありませんし、わずかな量の変化を感じるのは至難の業だと思っています。空気の量の変化は判るのですが、油面の数mmの変化はなかなか感じ取ることができません。ゆえに私は油面の高さではなく総量で対処しています。キャブレターの微妙な変化や、点火系のサボリなどと違って私はあまり頓着していないのかも知れません。

 
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 出てきたオイルをまとめて捨てましょう。その前に量を測っておきます、片側150ccづつきちんと出てきましたから160cc入っていたことは確かでしょう。抜け切れていないのが10ccくらいあるのでしょうね。
 出てきたオイルは今回作った擬似#15より明らかに柔らかでした、ヘタって粘度が落ちたとかもあるでしょうが、処理していて判るほどの粘度の違いでした。さて、新たな乗り味はどうなるでしょう。以下レポートです。

 試乗記:交換する前のフロントフォークの動きはダンパーの効きがほとんどなく、減衰の伴なわないままスプリングだけで走っている状態で、スプリングが縮むまでのスピードが速く小さな動きには敏感過ぎ、路面の荒れやブレーキでの沈み込みに対処できず、でも硬いフロント周りでした。
 サスペンションの動きに関していえば、根本的な解決には至りませんでした、でも漠然たる不安感が少し和らいだ気がするのです。漠然たる不安感とは何かと言いますと、コーナーリング中の荒れた路面や前下がりの状態(下り坂)の時にグリップが抜けるような予感、ハンドルが内側に切れ込むような不安感が若干薄らいだ気がします。もちろんいままでその様な状態になった事はないのですが、漠然たる不安感/予感が有った事は事実です。理由はまったく説明できませんが、前回りの安心感が僅かながら上がった気がした試乗でした。



















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# by Gambaldo850 | 2018-06-22 05:32 | Eldorado | Comments(10)