日曜の朝はGUZZI、再び

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2018年 12月 13日

ブレーキレヴァー

ブレーキレヴァーの好みの話です。

 この先何回かに分けて非常に個人的な好みのパーツの話をしたいと思っています。何回できるか判りませんが、今乗っているエルドラードに繋がる部品の好みの形、こだわったことについて過去の所有車からの比較でマニアックな話を書きたいと思います。
 一番初めに書き始めたかったのはブレーキレヴァーの形についてです。クラッチレヴァーの形ももちろん大切ですが、やはり制動に直結する大切な部品ですからこだわりたいですよね。

 ノーマルの形が気に入らなかったり、自分の好みと合わなかったりしてノーマルのレヴァーを削って形を整えるということはこだわりの強い方ならばやったことは有ると思います、私も過去には純正レヴァーを整形して指の掛かりを変更した時代もありました。でもある時にすっぱりと止めました、それは…

 
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 この ap Lockheed CP3125-4 と出会ったからです。あのケヴィン・シュワンツがRGV-Γで使っていたマスターシリンダーそのものです。もちろんワークス仕様とは中身が違ったりするのでしょうが、基本的には同じもの。
 GUZZI 1000Sにこれを採用した時…初めて装着したバイクはNSR250Rでしたけど、もう一度あの感触を味わいたい!あのレヴァーの形を握りたい!と思ったのです。
 NSRに採用したのはCP3125-2のマスター内径の大きな方でしたし、インテグラルブレーキのGUZZIのフロントはシングルディスクとなるので3125-4の内径の小さいほうを選びました。レヴァー比の変更で擬似的にマスターシリンダーの内径を変更するのと同じ効果を得られる優れものです。
 もちろんレヴァー比の変更で好みのタッチに出来るのですが、このレヴァーの形が本当に好きだったんだなぁ。

 
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 その後に乗ったCB750Fourにも純正~車種の違うホンダ製~旧BREMBOのマスターシリンダーといくつかを試したのですが、どうにも納得できずにまたまたCP3125-2にしました、CBは改造してWディスクに成っていたのでマスターの選択に時間が掛かっちゃったのです。はじめからapに行っとけば良かったのにね!
 CBへの装着には少しこだわって配管やフィッティングにも気を使いましたが、一番はレヴァーエンドの純正のゴムカヴァーです、これが同時代のHondaの証。

 
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 そしてこれがBMW純正のブレーキ・クラッチレヴァーです。ご存知の方は良く知っていらっしゃるでしょうが、BMWは独善的というか我が道を行くというかマスターシリンダーとスロットル周りが一体だったりしてすんなりブレーキ周りの部品を交換できないのですよ。もちろん私もapは採用せず(出来ず)。
 でも、私はこのレヴァーの形が好きだったんですよ!断面が指の短い私にはちょうどハマリが良かったんですね。しかもはじめは黒アルマイトが掛かっていたのが経年変化で徐々に茄子みたいな色に変わってきて、いかにも長く大切に乗っていますぜ、という無言の主張が良かった!(笑)。
 予備に中古のレヴァーを持っていましたが、わざと色の抜けた方を普段使いにしておりました。

 
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 日曜の朝はYAMAHAに乗ろう をするようになって(笑)からは、もちろんapを採用する日を虎視眈々と狙っておりましたよ。GX750改850に乗り始めた時に純正のマスターシリンダーが不釣合いに大径でタッチが悪すぎて居ても立っても居れず友人よりCP3125-2を中古で譲ってもらったのでした。
 中古品ですからマスターカップだけは交換して本体はO/Hしないと気がすまない性質だったのですぐに実行しました。これもはじめはリザヴォアタンク別体のものでしたが、一体タンクに改造して使いました。こだわりの部分といえばリザヴォアタンクの蓋です、この旧型の蓋は白文字でコーションが書いてあるのですが、これ以降は浮き文字に成ってしまいいまいち格好良くないので旧型の方が数段お気に入りです。なかなか見つかりませんでしたよ。
 まぁ、純正の岩を掴むような無機質なブレーキタッチが非常にコントローラブルに成りましたし、効きも上がりましたが、フロントフォークが少し負け始めたのは誤算でしたが。

 
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 GXで3気筒の面白さにズッポリはまっていたのに、信号無視の馬鹿車に横から突っ込まれてGXは敢え無く廃車の憂き目に、私も左足の足首の剥離骨折というトンでもない目に遭いました。事故直後にはバイクに乗るのを止めようかと思ったのですが、療養中に自分がほとんど悪くない(100%とは言わない)のにこのまま終わりにするのはあまりに腹立たしいとの思いが溶岩の様にふつふつと湧き上がり、もう一度YAMAHAに乗るんだと思いました。
 骨のくっ付く6週間のギプス生活の間にTX650の初期型を手配し、復活の翌週には乗り始める計画でした。ブレーキは始めには当時モノのわざと効かなくしたのではないかと思える11/16インチなどというでかいマスターが付いていました。TXも改造でWディスクにして有ったので、事故車のGXからマスターシリンダーだけは毟り取って来ました。でも、見事にブレーキレヴァーがもげていたので新品を手配しましたが、レヴァー一本が2万円近くすることに驚愕しましたが、本体を買い換えるよりは安価か。こちらも分解整備の後ホースと共に交換しましたっけ。
 もうとにかく、ディスクブレーキのバイクに乗るときはap Lockheed CP3125-2しか選択肢がないのです。(bremboの直押しも何度か試しましたが、好みの問題ですね)

 
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 ハーレーだけは別の世界の産物です。乗り味からエンジン、全ての部品に亘りハーレー・ワールド、ハーレー・ライドです。楽しい世界ですが、好き嫌いも激しいでしょうね。私はハーレーというバイクは大好きですが、特に日本での取り巻く世界が不得意な部分があるので少し距離を置いているのが現状です。
 ところが乗っていたときのおもしろさったら無かったのですよ。一人で延々淡々と乗りたいです。さて、レヴァーの話ですが、これも独自の世界/形がありました、太くて大きくて指の掛かりのいいレヴァーでした、レヴァーの裏側が握り切るとグリップに沿うように肉抜きがされていました。手の小さな私でも十分使いこなせるものでしたが、太くて使いづらいという人多かったですよね。私は異世界を感じるのを楽しんでいましたよ。また想像を裏切る軽いクラッチフィールやフロントよりもリアを重視するブレーキは独自の世界でした。こんな異型のブレーキレヴァーを交換しちゃうなんてもったいない!(笑)

 
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 あれだけマスターシリンダーのレヴァーにこだわっていたのになんとエルドラードはドラムブレーキ!
でもね、私は手触りやその効能より大切なものがもうひとつ有るのです。『見た目』です。ループGUZZIのブレーキレヴァーは年式での違いは有るものの、この指の形に付いたデコボコが溜まらなく好きなのです。このレヴァーの形は古いYAMAHAのレヴァーにも有るのですが、10代の頃乗っていたSR400もこの形だったんですよ。デコボコが指の隙間と合わなかったり、クラッチ側はリリース時に薬指が引っ掛かったりしてはっきり言って見た目以上の良さは少ないのですが、エルドラードのブレーキに何を求めるの?雰囲気ですよ、見た目の造形ですよ、全てを包み込む乗り味ですよ。信号待ちでぶるぶる揺れている左右のレヴァーを見ながらニンマリしてしまう…それがループGUZZIですよ、オリヂナルのレヴァーの形を愛でましょう。


 こんな感じの至極個人的な部品偏愛を書き続けてみようと思っています。全ての形はエルドラードに収斂していくのです。お付き合いください。  




















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# by Gambaldo850 | 2018-12-13 05:31 | Eldorado | Comments(2)