日曜の朝はGUZZI、再び

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2018年 09月 21日

ツーリング後の整備

ツーリングから帰ってきた週末の話です。

 本来晴れ男である私には珍しく、雨の中の走行が多かった今回のツーリングでしたが、帰宅翌日にしっかりと洗車して汚れを落とし、風が強かったのをいいことに半日陰干しをしておきました。その週末にはいつものように早朝から朝練をしました。
 乗り始めてすぐに気が付いたのは妙に力が無いなぁということとエンジンがいまいち気持ちよく回っていないということでした。ツーリングの最後の日に高速走行している時にもアクセルを開けると力が無くいつもより音だけデカイなぁと思っていました。朝練しながらいろんなシチュエーションを試しますが、今までのような気持ち良さが少なくこれは駄目だ帰って点火系を確認しようと思いました。もうひとつ、これはツーリング2日目の夕刻から気が付いていたのですが、リアブレーキランプの反応が鈍く点燈する時としない時がありました、スイッチの故障でしょうね。また、帰宅して自宅車庫でアイドリングさせていたらエンジン前方からキュルキュルする音も聞こえてきます、ベルトの油切れでしょうね。アイドリングも少し不安定なままでしたし・・・

                  すべて確認して調整しましょう!

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 これはツーリングの時の症状ではなく、もうずっと前から、サイレンサーを交換した直後から気が付いていた排気漏れです。サイレンサーの継ぎ目からエキパイに向けて排気漏れが有り、エキパイにはしっかりと煤がこびりついていました。
 キャブレターのセットアップが合い始めて気分良く走れるようになって以降、高めのギアで長く加速してアクセルを戻すと一回だけパ~ンッ!てアフターファイヤーを鳴らす時があったのです。これはキャブの濃い薄いではなく、燃え残りのガスがサイレンサーまで行って繋ぎ目からの酸素供給で一度だけ燃えるという症状のはずです。(たぶん)
 気が付いていても大したことじゃないと思っていたので手を付けなかったのですが、今回のツーリングで点火系の不調時にいままより頻度が凄く増えたので重い腰を上げて隙間を埋めることにしました。使ったのはいつもの信越化学のKE45を盛り盛りして硬化するのを待ってお終い。翌日早速加速を試しましたが、見事に音がしなくなりました、こんなに効果があるのならすぐにやればよかった(苦笑)。

 
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 次に反応が鈍くなってしまったリアブレーキスイッチの確認です。写真では判りづらいですが、左側ステップの奥の方シフトロッドの奥に二点でねじ留めされています。穴付きボルトの頭を押さえるのは写真右奥からですが、スイングアーム/リアタイヤが思いっきり邪魔をしていて長めの工具を知恵の輪で通さないと届きません、奥はなおさらです。ナットも手前はまだしも奥が見えないのよ。
 しかし、いろんなところが初めて見るパーツで面白いけどね。

 
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 工具を捏ね繰り回してやっと外せました。この時点で親指で押しているスイッチロッドを動かしますが(普段は押されていてスイッチOFF、ブレーキを踏むとロッドが伸びてONです。)、テイルランプは反応しない時の方が多い、分解できるのかと思ったらカシメで留まっていて非分解だった、かぁ~なんてこったい。 
 破壊覚悟で分解する前にロッドのところからパーツクリーナーを吹き付けて中を洗うようにして・・・そうしたら随分反応するようになってきて、乾かした後に今度は潤滑スプレーを無理やりぶっこんで・・・あら、問題なく反応するようになっちゃった。雨で油切れしていただけなのかもね。破壊してリプロ品のスイッチを買わないで済んでよかった。
 こういう作業をしたことがある人は判ってくれると思うのですが、外すのが大変だった部品は元に戻すほうがもっと大変なのよね! 取り付けのねじ回しと、スイッチの反応が一番良い場所への微妙な位置調整。


 
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 ダイナモを回すベルトがキュルキュルとうるさいので少し潤滑しましょう。昔は車のベルトが鳴くと固形石鹸を擦り付けたりしましたけど、今回は手元にあったラバープロテクトのスプレーでベルト全体を拭きあげてみましたら一発で音はなくなりました。
 ベルトカヴァーの内側を良く掃除してオイル漏れも無いことも確認、次の作業に移ります。

 
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 アイドリングの時に5度進角している事を確認。OK。それでもアイドリングが力強くないので今度はポイントを確認しましょう。写真では少し遅れて見えるけど、見る角度の違いです。

 
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 クランクプーリーを回しながらポイントギャップを目視すると明らかに隙間が少ないことが判りました。クランクを何度回しても90度-270度のカム山の時点の隙間は少ない。シックネスゲージを入れたら0.3mm程しかないのでポイントの根元のねじを緩めて
ギャップを調整して0.45mmに合わせます。

 
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 マニュアルによると0.43~0.48mmと成っていますので、真ん中の0.45mmで。ポイントのヒール部分が減るとギャップは狭くなる理屈なので僅かながらも広めで合わせます。カムとヒールの当たり面もグリスを薄く塗りつけておきます。
 良く見るとポイントのベースプレートが新品のマレリが付いているのが確認できますね。ということは国内に来たときにこの辺りは更新されているのですね。

 エンジンを始動するともうばっちりです。もう一度点火時期を確認して、力強くアイドリングし回転も問題なく上がるのを確認して今回の作業はすべておしまいです。
 翌日も早起きして朝練しましたが、問題なく今まで通りの気持ちよく回るエンジンに戻りました。リアブレーキもちゃんと反応して点燈しているし、ベルトも静かになって音は聞こえない、サイレンサーのアフターファイアは皆無に成ったし、うまく行ったなぁ。
 古いバイクは距離が進むと、そして雨の走行が多いと、いろんなところの確認をしないといけないですね。後はもう200km走ったら今度は2000kmごとのエンジンオイル交換のタイミングになります。今回は二週間でのオイル交換です、凄いなぁ。



















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# by Gambaldo850 | 2018-09-21 05:34 | Eldorado | Comments(2)